五色沼スノーシューハイク

2018.03.02(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 3
休憩時間
34
距離
4.7 km
のぼり / くだり
86 / 87 m
22
3 3
30

活動詳細

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本来この日は裏磐梯スキー場からイエローフォールを経て爆裂火口壁くらいまで登って猪苗代湖を上から眺めてみたいと予定していたが、裏磐梯より手前の猪苗代周辺で既に猛烈な地吹雪が吹き荒れる生憎の天気であった。 それでも懲りずに裏磐梯スキー場へ向かってみた。受付にて確認するとこのスキー場は風の影響は受けにくく下のリフトは予定通り動かすが、上のリフトはゲレンデの除雪と圧雪が済んでからになるとのことで、見込みとしてはお昼くらいにはなりそうだとの話を受け、さくっと諦め目的地を変更することとした。 候補地としては標高が高くなく樹林帯で風の影響を受けにくい場所ということで、五色沼くらいしか浮かばなかったのでダメ元で五色沼散策路のスタート地点のひとつである裏磐梯ビジターセンターへ向かった。 受付のおいちゃんに話を聞くと、踏み跡は全然ないので出来ればルートを知っている人がいるといいけどスノーシューなら行けるよと。ということでルートは知らないが地形図を頼りに突撃してみることとした。 最初の毘沙門沼まではビジターセンターのおいちゃんがゴム長で踏み跡を作ってきたとのことでそれより先が大冒険ということになったが、まぁ山奥でもないし雪は前日からの新雪でふかふかなのでいつものスマートフォンアプリ(ジオグラフィカ)を頼りに比較的気楽に踏み跡作りを楽しむことが出来た。 途中一箇所だけ、沼に近づき過ぎて落っこちそうになったものの弁天沼の東端までたどり着くことが出来た。 実は人生初のスノーシューは数年前でこの五色沼だったがスタート地点が裏磐梯高原ホテルでるり沼辺りまでだったため、今回の範囲は未踏破であった。あわよくば裏磐梯高原ホテルまで抜けようかと思ったが、ちんたら新雪を踏み踏みしていたら予定時間との兼ね合いで時間切れとなり途中で引き返すこととした。 それでも木々の中を歩く分には比較的吹雪の影響もなく、ところどころに顔を出す沼を眺めながら楽しむことが出来た。また、訪れたいと思っていた赤十字社の活動の本質を変えるきっかけとなったとも言える磐梯山噴火時の日本赤十字社の救護活動を記念に建立された平時災害救護発祥の地碑も見ることが出来てなかなか満足であった。 その後は今は無き磐梯急行電鉄の旧沼尻駅舎などをチラ見して鉄分補給を行った。 発祥の地コレクション/平時災害救護発祥の地 http://hamadayori.com/hass-col/medical/HeijiSaigaiKyugo.html 磐梯急行電鉄 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A3%90%E6%A2%AF%E6%80%A5%E8%A1%8C%E9%9B%BB%E9%89%84

磐梯山・雄国山・赤埴山 裏磐梯スキー場で玉砕されたため、裏磐梯ビジターセンターへ。まぁ、降ってる...
裏磐梯スキー場で玉砕されたため、裏磐梯ビジターセンターへ。まぁ、降ってる...
磐梯山・雄国山・赤埴山 初めて来たので記念に。
初めて来たので記念に。
磐梯山・雄国山・赤埴山 受付のおいちゃんに話を聞いて五色沼へ突撃することは決めたものの、吹雪がすごいのでしばし様子見。
受付のおいちゃんに話を聞いて五色沼へ突撃することは決めたものの、吹雪がすごいのでしばし様子見。
磐梯山・雄国山・赤埴山 ちょっと吹雪が弱くなってきたような気がしたところで、問答無用で出発。
ちょっと吹雪が弱くなってきたような気がしたところで、問答無用で出発。
磐梯山・雄国山・赤埴山 前日からの吹雪で新雪も被さっていい感じ。
前日からの吹雪で新雪も被さっていい感じ。
磐梯山・雄国山・赤埴山 そして本日もいつもの出で立ちで歩き始める。
そして本日もいつもの出で立ちで歩き始める。
磐梯山・雄国山・赤埴山 ビジターセンター裏手のホテル五色荘近くで日本赤十字社平時災害救護発祥の地碑を確認。頂部には雪がこんもり。磐梯山の噴火をイメージした図柄も珍しいが、事前に敢えて下調べをせずに見たのでそもそもこんなに立派な石碑とは思わなった。一人でも多くの人にこの碑を知ってほしいと思う。
ビジターセンター裏手のホテル五色荘近くで日本赤十字社平時災害救護発祥の地碑を確認。頂部には雪がこんもり。磐梯山の噴火をイメージした図柄も珍しいが、事前に敢えて下調べをせずに見たのでそもそもこんなに立派な石碑とは思わなった。一人でも多くの人にこの碑を知ってほしいと思う。
磐梯山・雄国山・赤埴山 下部には磐梯山噴火時に社内の反対を押し切って救護にあたった社員達だろうか、数人の人物のレリーフが埋め込まれている。脇には説明板があるが、雪が凍りついて掻き落とすことが出来ず読めずじまい。内容は冒頭のリンク先を参照頂きたい。
下部には磐梯山噴火時に社内の反対を押し切って救護にあたった社員達だろうか、数人の人物のレリーフが埋め込まれている。脇には説明板があるが、雪が凍りついて掻き落とすことが出来ず読めずじまい。内容は冒頭のリンク先を参照頂きたい。
磐梯山・雄国山・赤埴山 日本赤十字社の石碑から五色パラダイスキャンプ場へ向かう細い道を辿ってキャンプ場まで到達。何というか冬季閉鎖中のキャンプ場の管理棟が雪でえらいことになっており、雪国で暮らしている人たちの凄さを改めて痛感。
日本赤十字社の石碑から五色パラダイスキャンプ場へ向かう細い道を辿ってキャンプ場まで到達。何というか冬季閉鎖中のキャンプ場の管理棟が雪でえらいことになっており、雪国で暮らしている人たちの凄さを改めて痛感。
磐梯山・雄国山・赤埴山 キャンプ場の管理棟前を毘沙門沼方面にがっつりショートカットするルートで沼へ向かう。これはビジターセンターのおいちゃんがこさえてくれたトレースであり、説明を受けたとおりに辿る。
キャンプ場の管理棟前を毘沙門沼方面にがっつりショートカットするルートで沼へ向かう。これはビジターセンターのおいちゃんがこさえてくれたトレースであり、説明を受けたとおりに辿る。
磐梯山・雄国山・赤埴山 ご覧ください、正面に見えるのが毘沙門沼です。って吹雪いてて真っ白。でもこれはこれで美しい風景。毘沙門沼の一部は氷結しており、その上に新雪が被さってこれまたきれいな白さ。
ご覧ください、正面に見えるのが毘沙門沼です。って吹雪いてて真っ白。でもこれはこれで美しい風景。毘沙門沼の一部は氷結しており、その上に新雪が被さってこれまたきれいな白さ。
磐梯山・雄国山・赤埴山 正直なところ五色沼では樹氷のような眺めは見れないかと思っていたが、ところどころこのように美しく雪化粧をした木々を見ることが出来た。この辺りから踏み跡を開拓しながら進む。
正直なところ五色沼では樹氷のような眺めは見れないかと思っていたが、ところどころこのように美しく雪化粧をした木々を見ることが出来た。この辺りから踏み跡を開拓しながら進む。
磐梯山・雄国山・赤埴山 毘沙門沼の水の色も相まって絵画のような眺め。
毘沙門沼の水の色も相まって絵画のような眺め。
磐梯山・雄国山・赤埴山 雪に煙る毘沙門沼。下に見える踏み跡も拙者による作品。┐(´д`)┌
雪に煙る毘沙門沼。下に見える踏み跡も拙者による作品。┐(´д`)┌
磐梯山・雄国山・赤埴山 毘沙門沼の先には深泥沼という恐ろしい名前のついた小さな沼の集合体があるが、これもそうだろうか。ちらほらと小さな沼が現れる。
毘沙門沼の先には深泥沼という恐ろしい名前のついた小さな沼の集合体があるが、これもそうだろうか。ちらほらと小さな沼が現れる。
磐梯山・雄国山・赤埴山 美しい雪景色の中、スマートフォンでへなちょこ写真撮影に勤しむ図。
美しい雪景色の中、スマートフォンでへなちょこ写真撮影に勤しむ図。
磐梯山・雄国山・赤埴山 背中で人生を語ってみるテスト。
背中で人生を語ってみるテスト。
磐梯山・雄国山・赤埴山 このような眺めの中を新たに踏み跡をこさえて進むのは現在地を確認しながらなのでペースは落ちるがなかなか楽しい。ささやかながら地形を読む練習にもなる。
このような眺めの中を新たに踏み跡をこさえて進むのは現在地を確認しながらなのでペースは落ちるがなかなか楽しい。ささやかながら地形を読む練習にもなる。
磐梯山・雄国山・赤埴山 パノラマで見る雪景色。ふつくしい。
パノラマで見る雪景色。ふつくしい。
磐梯山・雄国山・赤埴山 さらに進む。これも深泥沼の一部だろうか。
さらに進む。これも深泥沼の一部だろうか。
磐梯山・雄国山・赤埴山 途中ではちょっとだけ本来の散策路に拘らずに好きに歩き回ってみたりしながら、弁天沼の東端に到達。落っこちるのが怖いので近づきはしない。写真では分かりにくいがやはり開けた沼のそばに来ると吹雪襲ってくる。ということで、ここより折り返す。
途中ではちょっとだけ本来の散策路に拘らずに好きに歩き回ってみたりしながら、弁天沼の東端に到達。落っこちるのが怖いので近づきはしない。写真では分かりにくいがやはり開けた沼のそばに来ると吹雪襲ってくる。ということで、ここより折り返す。
磐梯山・雄国山・赤埴山 やっぱりスノーシューの醍醐味はフカフカの新雪。
やっぱりスノーシューの醍醐味はフカフカの新雪。
磐梯山・雄国山・赤埴山 基本的には自らの踏み跡を頼りに戻るので帰りはお気楽そのもの。
基本的には自らの踏み跡を頼りに戻るので帰りはお気楽そのもの。
磐梯山・雄国山・赤埴山 やはり木々の雪化粧は美しい。
やはり木々の雪化粧は美しい。
磐梯山・雄国山・赤埴山 余計な被写体なのは分かっているが、こんな眺めの中をこうやって歩く気持ちよさが伝われば嬉しい。
余計な被写体なのは分かっているが、こんな眺めの中をこうやって歩く気持ちよさが伝われば嬉しい。
磐梯山・雄国山・赤埴山 謎の足跡。猿だろうか。
謎の足跡。猿だろうか。
磐梯山・雄国山・赤埴山 いい感じの場所を見つけたので美しい五色沼に万歳を捧げる。顔から逝く勇気はまだない。
いい感じの場所を見つけたので美しい五色沼に万歳を捧げる。顔から逝く勇気はまだない。
磐梯山・雄国山・赤埴山 本日のヒトガタ。
本日のヒトガタ。
磐梯山・雄国山・赤埴山 やはり新雪が滑らかな曲線を描くさまは素直に美しい。
やはり新雪が滑らかな曲線を描くさまは素直に美しい。
磐梯山・雄国山・赤埴山 時々枝の股などでこのようなまん丸の雪の塊を見かける。ヤドリギがきっかけだろうか。
時々枝の股などでこのようなまん丸の雪の塊を見かける。ヤドリギがきっかけだろうか。
磐梯山・雄国山・赤埴山 これも自然の造形。何かのコースのようだ。この後ここを進んで踏み跡を作成した。
これも自然の造形。何かのコースのようだ。この後ここを進んで踏み跡を作成した。
磐梯山・雄国山・赤埴山 毘沙門沼の西端まで戻ってきた。小さな橋の上から眺める。水の色がいろいろ違って不思議。
毘沙門沼の西端まで戻ってきた。小さな橋の上から眺める。水の色がいろいろ違って不思議。
磐梯山・雄国山・赤埴山 五色パラダイスキャンプ場まで戻ってきた。右手に見える大きな建物が往路で前を通った管理棟。手前の広場と思われる場所が新雪でいい感じだったのでお邪魔させて頂くこととした。
五色パラダイスキャンプ場まで戻ってきた。右手に見える大きな建物が往路で前を通った管理棟。手前の広場と思われる場所が新雪でいい感じだったのでお邪魔させて頂くこととした。
磐梯山・雄国山・赤埴山 右手に見えるのは裏磐梯ユースホステル。冬季休業中。
右手に見えるのは裏磐梯ユースホステル。冬季休業中。
磐梯山・雄国山・赤埴山 めっちゃ雪 !
めっちゃ雪 !
磐梯山・雄国山・赤埴山 またまた管理棟に近づく。ごっつい雪 ! これが屋根から滑り落ちてくるのを見てみたい。
またまた管理棟に近づく。ごっつい雪 ! これが屋根から滑り落ちてくるのを見てみたい。
磐梯山・雄国山・赤埴山 何かの建物だが、雪の垂れ方がすごい。
何かの建物だが、雪の垂れ方がすごい。
磐梯山・雄国山・赤埴山 この建物も頂部だけ雪が残っており、ミルフィーユのようであった。
この建物も頂部だけ雪が残っており、ミルフィーユのようであった。
磐梯山・雄国山・赤埴山 日本赤十字社の石碑まで戻ってきた。念のため背面を確認すると同社の社長名が刻まれていた。
日本赤十字社の石碑まで戻ってきた。念のため背面を確認すると同社の社長名が刻まれていた。
磐梯山・雄国山・赤埴山 せっかくなので五色沼レストハウスから最後に毘沙門沼を眺めて五色沼のスノーシューごっこは無事終了。
せっかくなので五色沼レストハウスから最後に毘沙門沼を眺めて五色沼のスノーシューごっこは無事終了。
磐梯山・雄国山・赤埴山 ここからはスーパー鉄分補給タイム。まずは名家駅跡。会社名及び路線名称の変遷は、日本硫黄耶麻軌道部 -> 日本硫黄沼尻鉄道部 -> 日本硫黄観光 -> 磐梯急行電鉄。※Wikipedia より
ここからはスーパー鉄分補給タイム。まずは名家駅跡。会社名及び路線名称の変遷は、日本硫黄耶麻軌道部 -> 日本硫黄沼尻鉄道部 -> 日本硫黄観光 -> 磐梯急行電鉄。※Wikipedia より
磐梯山・雄国山・赤埴山 名家駅は近くにある秋元発電所建設の資材運搬用の専用線の分岐点として仮停留場として開業したとのこと。
名家駅は近くにある秋元発電所建設の資材運搬用の専用線の分岐点として仮停留場として開業したとのこと。
磐梯山・雄国山・赤埴山 セブンイレブンの裏手の道路がかつての線路跡。
セブンイレブンの裏手の道路がかつての線路跡。
磐梯山・雄国山・赤埴山 続いて酸川野駅跡。線路跡は看板の前の国道 115 号に飲み込まれ消滅している。
続いて酸川野駅跡。線路跡は看板の前の国道 115 号に飲み込まれ消滅している。
磐梯山・雄国山・赤埴山 鉄道の終点である沼尻駅跡。かつての駅舎が場所と向きが帰られてはいるものの現存している。ここから先硫黄を産出していた沼尻鉱山までは索道が続いていた。現在鉱山跡付近には沼尻温泉の湯畑がある。
鉄道の終点である沼尻駅跡。かつての駅舎が場所と向きが帰られてはいるものの現存している。ここから先硫黄を産出していた沼尻鉱山までは索道が続いていた。現在鉱山跡付近には沼尻温泉の湯畑がある。
磐梯山・雄国山・赤埴山 ここから磐越西線の川桁駅まで延長 15.6km の鉄道があったのである。
ここから磐越西線の川桁駅まで延長 15.6km の鉄道があったのである。
磐梯山・雄国山・赤埴山 川桁駅前には沼尻軽便鉄道記念碑がある。2014/03/09 撮影。
川桁駅前には沼尻軽便鉄道記念碑がある。2014/03/09 撮影。

活動の装備

  • モンベル(mont-bell)
    スピンドリフト 22

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