YAMAP200座目は泉ヶ岳!

2022.03.12(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 6
休憩時間
1 時間 57
距離
11.0 km
のぼり / くだり
936 / 934 m

活動詳細

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昨年1月にスタートしたYAMAPですが、ひたすらに登っていたら気付けば200ピークも間もなくという節目に居ました。せっかくだし200座目はちょっと思い出に残る山にしようと、候補をなんとなく考えていました。実は、本命は別の山だったのですが…笑。本命を200座目にすべく、2本前の山行くらいから調整していたのですが、まぁ自然相手だから仕方がない。同じタイミングで、異動前最後に山に連れて行ってほしいとお願いされ、それならいっそ、泉ヶ岳で200座目決めちゃうかと、春風そよぐ泉ヶ岳に登ってまいりました。 山行目的のもう1つは、雪山の魅力を伝えること。山登るって言っても、雪山はちょっと…って方結構いらっしゃいますよね。ていうかそれがメジャー。でも、雪山=危険みたいな思考停止のフィルターだとすればそれは勿体ないと思うんです。もちろん相対的な危険度は高いですけれど、極論暴風雨の夏のアルプスの方が快晴の雪山より危ない気がします。リスクはリスクなんですが、雪山だからできることも多いです。登山道上の余計な障害物は全部埋まりますし、傾斜は均等化されルートを無視した直線ルートも組めます。藪に阻まれるエリアにも踏み入ることができます。テントがなくても雪洞やイグルーで一夜を明かせますし、水を運ばなくたって雪を融かせば飲み水ができます。ちょっとコツはいるかもしれませんが、雪を理解して親しき存在として仲良く付き合えば、かなり好い奴だと思うんですよ雪って。あと単純に、特に東北では12-4月がオフシーズンになってしまいますからね。それも惜しいですが、何といっても景色が綺麗!充足感も一層です。自分で道を拓いていく感覚、堪らないですよね…。 とちょっとディープな雪山の魅力まで書いてしまいましたが、やはり素晴らしき白銀の世界を知らないのはあまりにもったいなすぎる!というのと、この豊雪の年は職場の人と登るにしても雪山の方が自分のモチベーションが保てるのもあって、東北の雪山入門編にはもってこいの泉ヶ岳となったのでした。 いつもの山と違って入山者も多いこのエリア。目論見通り数日間の好天&多人数のトレースで雪は完全に踏み固められ、ツボ足でも問題なく歩けました。風の強い1日でしたが、予想をいい意味で裏切られ船形本山までばっちり青空の下。この青空を活かさないのは罰が当たるので北泉ヶ岳まで足を延ばしました。ちょっと雪山初めには疲れる距離だったかもしれませんが笑、難所もないのできっと楽しんでもらえたと思います! 個人的にも、200座目を泉ヶ岳にできて何だかんだ良かったなぁと思います。泉ヶ岳、人が多すぎるし住んでいる宮城県北から眺めると船形山のおまけみたいな感じなので、仙台市民の山でしょうみたいな意識をどうしても抱いてしまうのですよね…。でもどの山もですが、登れば楽しいんですよね。それに宮城の代表的な山の1つですし、出張か何かで仙台以北に来たときはまずお目にかかれるでしょうから、それでもって5年間過ごした東北を思い返すことのできるピークになるのならば、アニバーサリーピークとしてはもってこいな気がします。おまけに累計標高も75,000mを突破(これはいまいちピンとこないですけど笑。太陽系最高峰の火星オリンポス山3回分ってとこですかね??)。いろいろと思い出に残る山行となりました。

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