虎捕山(干支の山は奇岩の連続❗)

■霊山から見える虎捕山の麓には山津見神社があります。ここは狼を祀っていて、狛犬ではなく阿吽の狼がいました。霊山から山津見神社までは、およそ２０分ほどでした。 ■今年の干支は虎なので、虎捕山に登る人は例年よりも多いようです。この日も、平日なのに２名の登山者と出会いました。一人は宮城県から足を運んでいましたが、やはり干支に因んだこの山に登ろうということで訪れたということでした。 ■山津見神社の裏手に登山道はあります。猪除けの柵を開けて、アカマツとコナラの林に入ります。結構な急坂を進み、右手に大きな岩の連なりを見てから杉林に入りました。ここには水場があります。水場から道は二手に分かれますが、これは２００mほど先で合流します。 ■合流した先は、巨岩が点々と連なる道になり、鎖や梯子を使って岩の間を登るようになります。スリリングな岩場を登りきると、その先には平らな岩の踊り場があり、そこから鉄の階段を登ると奥の院本殿がありました。 ■奥の院本殿から先に進むと、また巨岩の広場に出ます。ここが頂上と思ったのですが、頂上はこの岩場を巻いて進み、鞍部からまた登った先にありました。頂上からの展望は全くなく、三角点を確認してから巨岩の広場に戻りました。 ■山津見神社に戻ると気温は４月下旬並みに上がっていて、たしかに春は訪れていました。