霊山(まだ雪❄深い登山道)

2022.03.11(金) 日帰り

活動データ

タイム

03:03

距離

4.9km

のぼり

440m

くだり

442m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 3
休憩時間
37
距離
4.9 km
のぼり / くだり
440 / 442 m
1 27
3
27

活動詳細

すべて見る

■春の訪れを知らせるように庭の福寿草が咲き、ふきのとうも数株、顔を出しました。  いよいよ里山に春を探しに出かける時期になりました。今年の3月から4月上旬は福島県と新潟県に花を探しに行こうと考えています。 ■第一弾は福島県の霊山を中心に、フェレさんのレポで知った虎捕山、以前に迷って登山口まで行き着けなかった女神山と、この三座を一気に歩くことにしました。一気に三座とは言っても、総歩行距離は10kmに届かないので、春の足慣らしにはちょうど良いでしょう。今日はどんな花に出会えるかと期待しながら車を走らせました。 ■霊山までのルートは、福島市経由と相馬市経由がありますが、わずかに近いのは福島市経由です。福島市の手前で全線開通した東北中央自動車道に入り、霊山・飯館インターで一般道に降ります。そこから霊山登山口までは10分もかかりません。 ■驚いたことに、広い駐車場には一台も車はありません。車から出て歩き始めると、林道はたちまち雪道に変わりました。駐車場から見た霊山の南岸壁にはほとんど雪らしきものは見えなかったのですが、北を回り込む登山道には数十センチの積雪があり、ところどころ凍結しています。霊山の春はまだ先のようです。 ■雪を踏みしめながら、ツボ足で宝寿岩に向かいました。梯子を登って岩の上に立ち、爽快な景色を堪能してから登山道に戻ります。今日は、ここから見下ろし岩、天狗の相撲取り場、護摩壇と回って霊山城そして西物見岩に進みます。このルートは展望がよく、福島盆地の向こうに吾妻連峰や安達太良山が春の霞を受けながら白く見えています。 ■護摩壇への分岐点から先は、雪が深くなっています。ここでチェーンスパイクを装着しました。  護摩壇手前の岩場に来ると雪はなくなり、護摩壇から先はまた雪で覆われています。一旦脱いだチェーンスパイクを履き直して西物見岩に向かいました。 ■西物見岩からは蔵王連峰が見えます。霊山の登山道はとても眺めがよく、立ち止まって景色を眺める時間が多くなってしまいます。霊山城の城跡は広い平坦地で、そこから東物見岩に向かいます。標高825mと、霊山で最も標高の高い場所です。東側の展望が開け、太平洋が広がります。ここで休憩し、おにぎりを食べました。今日の最高気温は福島市で17度。春の陽気です。 ■東物見岩からは、学問岩、蟻の戸渡りに進み、さらに直進して無線中継場の跡に出会います。ここから下っていくと次第に雪は少なくなり、春の登山道に変わっていきます。セリバオウレンやカタクリは、まだ芽吹いていませんが、春の息吹が近いことを感じつつ駐車場に戻りました。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。