春かすみの風景

北九州で夕方に用事があったので それまでにお山に行きたいと数日前から考えて 決めたのが皿倉山。 幼い頃、両親に連れられ山頂付近の芝生の上でお弁当を食べたかすかな記憶。 私はてっきりケーブルカーを使って山頂まで行ったのだと思っていたのだけど 母は「歩いて登ったのよ～」と。 そうなのかあ。 もう40年以上も前の話。 同じルートかどうかはもう知る術もないが あの頃の私は何を感じたんだろう。 今の私は何を感じるだろう。 そんなことをつらつら考えながら歩いてきました。 国見岩経由で絶景を楽しみ 急登をひーひー言いながら歩いて 下りは迂回ルートをゆっくりのんびりてくてく。 それにしても こんな登山口近くの上の方まで人家があることに驚きました。 高度成長期、ここは人口が増えてこうするしかなかったんだろうな。 廃屋も所々に。 林道を走り抜ける郵便配達員さんの後姿を見送りながら いろんなことを感じた山行でした。