活動データ
タイム
05:02
距離
7.5km
のぼり
727m
くだり
1172m
活動詳細
すべて見る冬は想いを登る。 奥武蔵の大持山と鳥首峠の間、標高1000mを越える高地にウノタワ(鵜ノ田)と呼ばれる窪地があります。 名栗村の常八は、鉄砲の名手で猿の様に山の中を移動し、優れた猟師だった。 いつもは棒ノ峰辺りが狩場だが、不猟が続いたので、隣村の名郷の武川岳に入った。 その日は朝から獲物が全く姿を見せず、常八は焦っていた。高地にもかかわらず二つの沼がある開けた場所に出た。名郷の人達がウノタと呼ぶ特別な場所だが、常八は知らない。奥の沼に鳥が浮かんでいる。「逃しちゃなんねぇ」と、常八は火縄銃で狙いを定めた。鵜は何か言っているようだった・・かまわず バーン! 銃声が静寂を破った。 確かに命中したはずなのに・・鵜はたちまち空に上がり、頭上で輪を描いてから飛び去った。 驚いた常八が目線を下すと、沼の水がみるみる下がっていき、瞬く間に二つの沼は空になってしまった。 腰を抜かした常八は、「あの鵜は、沼の守り神だったのか」 ウノタワからは大持山へ登り、バリルートの大持山西尾根経由で秩父浦山地区に降ります。 浦山大日堂バスの時間は16:00、2時間ほど余裕がある。ならば、踏み跡も怪しい幻の滝「三十三尋ノ滝」に寄ってから、常八の思いの場所に行きます。 「三十三尋ノ滝」へは別の地図ソフトで登り、電池の消耗を抑えるためにyamapは停止していたので前半4kmほど軌跡は有りません。
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