東芦見尾根完結編(濁谷山~土倉山)

2022.03.04(金) 日帰り

活動データ

タイム

10:19

距離

24.4km

のぼり

1779m

くだり

1778m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 19
休憩時間
36
距離
24.4 km
のぼり / くだり
1779 / 1778 m
2 36
2 11
45
3 59

活動詳細

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猫又山直下から西に延び、その末端は大平山へと続く長大な東芦見尾根。積雪期には抜群の眺望や雪庇の迫力が味わえる一番のお気に入り。 大平山~濁谷山、土倉山~大猫山は昨年歩き、残すは濁谷山~土倉山間のみ。稜線上の大倉山も積雪期に登ったことはあるが、やっぱり尾根をつなげたい。 この区間、一番のネックは濁谷・大倉間。容易に周回可能な大倉・土倉間と異なりいいルートが思い当たらない。ピストンは面白味がないし、何より3kmのアップダウンでとてもそんな気になれない。 どこかルートがないかと思案していた昨年、rainmakerさんの林道からの濁谷山直登ルートの記録を拝見した。このルートなら大平山からのアップダウンを避けられるので体力はセーブでき、南又谷経由で周回ができそう。目標が決まればあとは条件が揃うのを待つだけ。 そして快晴の日がやってきた。 出発は片貝第2発電所近くの最終除雪地点。 まずは4kmあまりの林道歩き。距離は長いが足元の雪ははガチガチに冷えているので問題なし。そして濁谷山への直登尾根にとりつく。出だしの100mはやや急で緩い雪に苦労するが、そこを越えれば快適な尾根歩きを楽しめる。背後には壮大な大明神山が聳える。 標高700mあたりからは期待通りの新雪。さらっさらで心地良い。途中でリスにも出会いながら快調に標高をあげ、予定より早く濁谷山到着。濁谷山狙いなら、大平山ルートよりこちらの方が楽です。 ようやく今日のスタート地点に立ち、行く手を確認。目の前には雪庇が連なる美しい東芦見尾根が延びる。いよいよお楽しみの時間の始まり。暫くは歩きやすい足下が続くが、雪庇帯を過ぎやや傾斜のある下りになるとスノーシューの刃が効かない。アイゼン・ピッケルがあった方が安心です。小ピークを何度も越え、ようやく山頂!と思ったのが1325ピーク(カクレ山)でかなりへこむが、目の前には常に絶景が広がるのが救い。特に猫又谷の眺めが良い。長い道のりを経て辿り着いた大倉山は予想外に誰もおらず、静かな雪原が広がっていた。初めて来た3年前はワカン以外夏山装備で、凍傷になりかけたのも今となっては良い思い出😅 360度の絶景をたっぷり味わった後は最終目的地土倉山へ。尾根は下り基調で登り返しも緩やか。山頂が近づくと土倉の登山道から続くトレースも見えてきた。そして土倉山山頂。ここも言うまでもなく素晴らしい眺望。あとはひたすら下るだけ。刈安山との按部から南又谷へくだるのが一番安全そうなのでトレースを追って先へ進む。しかし、この天気に刈安山方面に行くなんて羨ましいっ🤤一年前の山行を思い出しながらもトレースに嫉妬してしまう😳 按部で東芦見尾根に別れを告げ、本日の核心部と思われる南又谷への尾根に入る。初っぱなから急坂や割れた雪庇のトラバースなどスリリングな箇所が続く。ようやく抜けたと思ったらお次はナイフリッジとなかなか気が抜けない。最悪谷に落ちたら、そのまま谷を降りれば良いのだろうが、なるべくリスクの少ない尾根を歩きたいのでバックステップを多用して何とかクリア。たまにはこんな道を歩くのもいいけど、二度目はないだろうなぁ。そんなルートでもペンキマークがたくさんあるのには驚いた。やっぱり物好きな人はいるんですね。 無事南又谷に辿り着き、あとは林道を戻るだけだが、朝とは打って変わって雪が重い。林道の斜面も気を遣うし、なかなか足が進まないがなんとかゴール。最後はバテましたが、久しぶりに全力投球できて良かったです😌

大倉山 100mほど登って
なかなか急でした
100mほど登って なかなか急でした
大倉山 標高700mあたりから新雪
標高700mあたりから新雪
大倉山 背後には大きな大明神山と
駒ヶ岳~滝倉山までの稜線
背後には大きな大明神山と 駒ヶ岳~滝倉山までの稜線
大倉山 静かな森を歩く
静かな森を歩く
大倉山 大明神から日の出
大明神から日の出
大倉山 僧ヶ岳のトップが照らされる
僧ヶ岳のトップが照らされる
大倉山 大平山からの稜線
大平山からの稜線
大倉山 山頂間近
雰囲気いいです
山頂間近 雰囲気いいです
大倉山 東芦見尾根に乗り上げた
濁谷山名物の山頂雪庇は崩れたのかな?
東芦見尾根に乗り上げた 濁谷山名物の山頂雪庇は崩れたのかな?
大倉山 山頂到着
山頂到着
大倉山 大倉山へ続く東芦見尾根
大倉山へ続く東芦見尾根
大倉山 大平山方面を見返す
大平山方面を見返す
大倉山 虎谷山と富山湾
虎谷山と富山湾
大倉山 雪庇天国を進む🎵
雪庇天国を進む🎵
大倉山 濁谷山からの稜線
反対から見ると雰囲気も全然違う
濁谷山からの稜線 反対から見ると雰囲気も全然違う
大倉山 難儀する雪壁も所々あり
難儀する雪壁も所々あり
大倉山 積雪期の僧ヶ岳もまだ行ったことないんだよなぁ
積雪期の僧ヶ岳もまだ行ったことないんだよなぁ
大倉山 まだまだアップダウンが続く
まだまだアップダウンが続く
大倉山 ここまで来れば緩やかな雪原歩き
ここまで来れば緩やかな雪原歩き
大倉山 今シーズン初めての霧氷
今シーズン初めての霧氷
大倉山 猫又谷の眺めが素晴らしい
猫又谷の眺めが素晴らしい
大倉山 ようやく山頂間近
長かった😵
ようやく山頂間近 長かった😵
大倉山 大倉山到着🙌
大倉山到着🙌
大倉山 鍬崎山・鉢伏山
鍬崎山・鉢伏山
大倉山 大日・立山
大日・立山
大倉山 誰もいない静かな山頂
誰もいない静かな山頂
大倉山 土倉山・刈安山・鬼場倉ノ頭へと、まだまだ先へ続く東芦見尾根
土倉山・刈安山・鬼場倉ノ頭へと、まだまだ先へ続く東芦見尾根
大倉山 ご褒美の絶景を何度も📷
ご褒美の絶景を何度も📷
大倉山 毛勝三山も素晴らしい
毛勝三山も素晴らしい
大倉山 それでは土倉への稜線を辿ります
それでは土倉への稜線を辿ります
大倉山 白山や笈ヶ岳・大笠山よりも存在感抜群の尖山😊
白山や笈ヶ岳・大笠山よりも存在感抜群の尖山😊
大倉山 徐々に迫力も増す
徐々に迫力も増す
大倉山 土倉が近づく
登り返しもたいしたことなさそう
土倉が近づく 登り返しもたいしたことなさそう
大倉山 次来るとしたら、土倉からの周回かな
次来るとしたら、土倉からの周回かな
大倉山 土倉の登山道に合流
トレースたくさん👀
土倉の登山道に合流 トレースたくさん👀
大倉山 土倉山頂
土倉山頂
大倉山 トレースはまだまだ先へ👣
トレースはまだまだ先へ👣
大倉山 どこまで行ってるんだろう?
どこまで行ってるんだろう?
大倉山 細蔵山と剱
ド迫力を味わいにまた行きたい😍
細蔵山と剱 ド迫力を味わいにまた行きたい😍
大倉山 トレースを追って刈安山方面へ
トレースを追って刈安山方面へ
大倉山 大日三山
大日三山
大倉山 これから下る尾根を確認🧐
雪庇も割れてて注意が必要
これから下る尾根を確認🧐 雪庇も割れてて注意が必要
大倉山 東芦見尾根とはここでお別れ🙋
東芦見尾根とはここでお別れ🙋
大倉山 南又谷に向けた尾根へ入る
最初の100mほどが核心部
南又谷に向けた尾根へ入る 最初の100mほどが核心部
大倉山 既に核心部は通過
ナイフリッジはアニマルトレースを信じて進む🐾
既に核心部は通過 ナイフリッジはアニマルトレースを信じて進む🐾
大倉山 バックステップ多用中
バックステップ多用中
大倉山 ようやく安心できるところまで降りました。
ようやく安心できるところまで降りました。
大倉山 ここからは再び快適な稜線
ここからは再び快適な稜線
大倉山 土倉谷側の斜面
土倉谷側の斜面
大倉山 ようやく南又谷
ここからが長い🙍
ようやく南又谷 ここからが長い🙍
大倉山 しばらくはトラバース林道が続く
雪が緩く滑るので結構気を遣う💦
しばらくはトラバース林道が続く 雪が緩く滑るので結構気を遣う💦
大倉山 デブリ帯も多いがこっちの方が歩きやすい
デブリ帯も多いがこっちの方が歩きやすい
大倉山 疲れた心が癒されます
疲れた心が癒されます
大倉山 濁谷山までなら、ここより今日のルートの方が良いかと🤔
濁谷山までなら、ここより今日のルートの方が良いかと🤔

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