活動データ
タイム
09:15
距離
14.0km
のぼり
1325m
くだり
1329m
活動詳細
すべて見るまだJバンド経由での前掛山に行ったことが無く、冬期でJバンドを下る方が少ないということで挑戦してみました。 天気は、快晴で、手元の温度計は5℃と、前回のガスガスのときと比較して温かい一日でした。 以前、黒斑山までは行ったことがありましたが、そこから先は知らない道だったので、すごく新鮮でした。 仙人岳周辺までトレースがしっかりしており、そのお陰で、スムーズに鋸岳まで行くことができました。 Jバンドには行ったことがなかったため、稜線から下る所がわからず、一度、通り過ぎますが、マップを確認すると雪庇で下れそうにないところがルートになっていました。 ピッケルで雪庇を削ろうとするも、雪が多く無理だったため、正規ルートから若干ズレた箇所の雪庇を崩して、強引に下り、ルートに入りました。 他の方が、このルートを使って、滑落したらと少し後悔しながらも、先に進む必要があるため、次のルートを探しました。 下るルートは、高度の斜面をトラバースするしかなく、ここで滑落して迷惑かけたくないと思いながらも、少し進んでみたところ、雪がしまっており、ピッケルがしっかり固定されることが確認できましたので、ビビリながら慎重に進みました。 トラバースして、後は、傾斜を下るだけですが、念の為後ろ向きで、アイゼンを効かせながら無事下ることができました。 正規ルートだと、ここから湯の平経由で前掛まで登るルートとなっていますが、仙人岳で話かけていただいた登山者は、『私は、Jバンド下って、そこから直登する』とのことだったので、私も直登しました。 その後は、正規ルートに入って、前掛山頂上目指しました。 登りがしんどいのと、Jバンドの下りが怖かったため、帰りは、別のルートから帰ろうと考えていましたが、何名か、同じルートで下って来られたため、下ってきたルートを登って仙人岳まで戻りました。 今日は、少し危険な行為をしてしまったことによる反省点がありますが、他の登山者の方から面白い話が聞けたり、美しい景色が見れて良かったです。 それと、クライミング技術を学びたいと前向きに思えた一日でした。 今日、話しかけていただいた方から聞いたのですが、先日、黒斑山で滑落によって1名亡くなられたとのことでした。 ご冥福をお祈りいたします。
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