山板ハイクin乗鞍岳-2022-02-26

この土日もコロナでジュニアレーシングチームの活動はお休み。 天気は最高、雪もたっぷり。 行かなきゃ後悔すると思い、3種の神器（ビーコン、プルーブ、ショベル）と山板持って乗鞍岳へ。 目標は冬しか行けない、五の池と里見岳。 個人的にお気に入りで、雪のある時は剣ヶ峰は行かずいつもこっち。 急登が無いので、アイゼンとピッケルは置いてきぼり。😁 スキー場のリフトを使うつもりでのんびりきたら、「チケット販売開始8:30」…えっ？そんなに遅かったっけ？しかも回数券高いぞ？ スキー場ベースに着いたのは7:00。 1:30待ってるのも嫌なので、国民休暇村まで車で移動。今シーズンはゲレンデがクローズしているという情報だったので、ラッセル覚悟で向かいましたが、トレースあり。😁 急いでスキーにシール貼っていざ出発！ 😕履き慣れたブーツなのに、のっけから踵が痛い…。ちょっと不安を感じながらも、ハイクアップ。 昨年も雪崩で死者が出た斜面では、丁度山岳警備隊が訓練中。 森林限界くらいから乗鞍特有の暴風…。 天気は良いけど気温は低く、風が強いと手袋も外せない。でも、携帯で写真も撮りたい…。 携帯は出すと風で吹き飛ばされそうな勢い…。 どうせ似たような写真ばかりだからと、最低限にしておこうと割り切り黙々と登る。 あれ？雪少ない…。 今年はいつに無く雪が多いので、乗鞍も多いものと思っていましたが、少ない…。 この時期、普通は森林限界より上は真っ白のはず。 以前はゴールデンウィークでも真っ白でした。 なのに、ハイマツ見えてる…。 やっぱり暖冬？ 雪の降り方の問題？ 肩の小屋付近まで来ると更に風は強くなり、体も持っていかれそうな勢い…。 喉が渇いてきたので、小屋の陰で風を凌ぎながらポカリスエットを飲み、あとは五の池、里見岳へ行くだけと向かいましたが、風が強すぎてなかなか進めない…。 ちょっと身の危険を感じるくらいの暴風で、宇宙線観測所下で断念…。 大好きな五の池と里見岳を覗いてパシャリ。 手がヤバイのですぐにＵターン。 また、肩の小屋の陰まで戻り、シールを剥がして下山。 もう少しパウダーがあると思っていましたが、踏み抜けるくらいのクラストか、ガチガチのシュカブラがほとんど。しかもシュカブラは派手目でスキーで滑り下りるのは至難の技…。 気持ち良く滑れたのは肩の小屋下からトイレまでの急斜面だけ。 車に戻って来た時には足が悲鳴をあげていましたが、やっぱり乗鞍岳はいいなぁと満足。 次回はスノーシューとアイゼンで向かいたいと思います。