里山歩きをしようと思い立ってから、初めて山頂を目指す活動。 雪の日が数日続き、この日の天気予報は晴れ、最低気温-8℃~最高3℃くらい。 数年前に買ってあまり使っていないサロモンのトレッキングシューズ、このためにモンベル通販で買ったアイゼン、ありあわせのウェア類を着て臨んだ 数分歩いては息切れ、立ち止まって呼吸を整える繰り返し。 距離が進まないわりに汗だくで、体力の衰えを痛感。 初めて・ソロ・ペース判らず・積雪と条件が重なってはハードルが高かったか。 最後まで誰にも会わず、雪の足跡から、ここは野生動物たちの領域なのだと感じた。 バテて膝や足首も痛くなったが、一人の静かな時間を過ごせた。
道路脇の井上城址登山口から階段を上り、さらに少し登ったところで案内板が立っている。 気温が低く足元はサラサラの雪。
先に登って降りてきた人跡あり
小城跡
大城跡。人跡はここまでで。 この先は入れ代わり立ち代わりで動物の足跡が続く
大城跡から北信五岳を見る。左から飯綱、黒姫、妙高。 その手前の低山は三登山、左の平地にアクアウイング(長野五輪ホッケー会場)。 さらに手前に千曲川が南北に流れる。
雪が血に染まり、糞の様なものもある。 乱れた足跡があり、小枝や枯れ葉も落ちている。 何らかの動物が獲物を仕留めたのか?
案内板に井上山←あと20分とある。 きつい登りが続く。
井上山山頂に到着。先程の案内板からは30分が経過。水分とエネルギ補充する。
大洞山へは少し緩やかに下ってから登る。途中、平坦になった辺りに送電線鉄塔あり。
大洞山山頂。井上山から30分ほど。高甫小学校の登山記念プレート。
水分とエネルギ補充しつつ、山頂を一回りする。 眺望は木立越しで今一つなので、竹の城跡に向かいそこで昼食にすることにした。
乗越峠。動物の足跡が続く尾根をゆっくりと50分ほど下ってきた。 途中、ピコーンと電子音がしたので誰かいるのかと見まわしたが誰もいない。 北東500mほどにあるガソリンスタンドの洗車機の音と分かった。山の上には音が良く通るのか。
竹の城跡へまた登り。大城跡からずっと動物の足跡に導かれて来たかのよう。
竹の城跡。広く平坦だが前後に切岸があり少し緊張する。 西側のベンチの雪を落として休息。インスタントラーメンを茹でて遅い昼食にした。
竹の城跡登城口からは、歩道のある広い道を歩き、駐車した井上城址登山口まで戻った。