伊達紋別岳にてテント泊

冬期だけ通れるルートがあるようなので、行ってみたかったが、大雪降ったようなのであきらめて通常ルートで登りました。今日は1人だけ先行者がいたようでフルラッセルはまねがれました。しかし７合目以降はトレースはなく強風の中ラッセルしました。ザックは19kgと重いのにラッセル、雪庇を避けると踏み抜きも多くきつかった。ザック重いのに踏み抜いてコケると起き上がるのが大変。踏み抜きを避けようと雪庇に近づくとなんと目の前で雪庇が落ちました。ちょっと考え事をしてたんですが、ズサっ、バフッとか音がして目の前10mの雪庇が落ちていきました。いやー、あぶねえあぶねえ。50cmも離れてないとこの雪が落ちていった。油断してた。気をつけよう。 テント場所近くでは急斜面の腰ラッセルで疲れました。第一候補地で妥協してテント張ることにしましたが、雪がフカフカで大分掘り下げたけど硬い雪に当らず。自分でかなり踏み固めました。整地とテント張りで２時間かかりました。しっかり整地しないとテント内での居心地が悪くなるんですが、時間かけたおかけでテーブルも安定したし、水平がたもたれて寝るときにマットがずれることもなかった。 伊達紋別岳2日目。6時起床。まだ寝たいとこだが実家にも行かないといけないのでさっさと動く。朝ラーにごはん投入して食べた。ビンボーくさいが美味かった。妹からメールが入り母が食料がなくて困ってるとか言う。車をぶつけられて代車も来てないから買い出しに行ってないという。 ピークハントはしてないが、山頂へは向かわず下山。 前の日雪庇が落ちた辺りは亀裂が走っていてやばい感じでした。ならいっそ落ちてしまえとポールでグリグリやってみたが落ちず。 7合目までは爆風でポールすら離したら飛んでいきそうな感じ。テント張った場所は全く風がなかったのに。場所選びは重要だ。風がなかったから快適だった。毎度いい場所選んでる。 母が飢えてないか心配なのでさっさと下山し実家へ。別に飢えてはいませんでした。