三ノ丸到着? 戻る 次へ

【撃沈】氷ノ山(三の丸)反省会場【敗退】の写真

2022.02.23(水) 12:15

三ノ丸到着?

この写真を含む活動日記

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19

05:22

5.9 km

300 m

【撃沈】氷ノ山(三の丸)反省会場【敗退】

氷ノ山(須賀ノ山)・鉢伏山・瀞川山 (兵庫, 鳥取)

2022.02.23(水) 日帰り

本日の雪山は氷ノ山です。 天気予報は雪だったので、最初から上に登る気は無くリフトで上がってヒップソリやピッケルで滑落停止訓練をしながら降りてくるつもりでした。 そしてどこかで雪洞を掘ってビバーク訓練(笑) というわけでコースもあまり下調べしてません。 ところが・・・ なんと朝イチレンタルスキーのお店でスノーシューをゲット!! これはもしかして氷ノ山頂上まで行けるんじゃね? はい!ここから欲が出てきましたよ(笑) ちなみにこの日の朝の状況です。 雪が多く上に行く第3リフトは動いていません。 第3リフトから降りる一番上のゲレンデも営業していませんでした。 休日やのにスキー場営業してないってどんだけ降ってん!と思いました。 さてと、スノーシューをゲットした我々は早速リフト券を買いに行きます。 チケットは2回分で600円。 この時、上のリフトが動いていない事を伝えられます。 チケットを買った後はパトロール本部に登山届を提出しに行きました。 パトロールの人に今日は雪が多いんで無理しないでくださいねと念押しされます。 大丈夫です!リフト降りて無理だと思ったらすぐ引き返しますからと答え、とりあえず、氷ノ山で初心者向け?と言われてる三ノ丸〜氷ノ越えコースで登山届を提出しときました。 スキー客に紛れてリフトに乗ります。 リフトに乗るのは10年ぶりぐらいか? 1本目のリフトに乗ってる時に第3リフトの営業開始のお知らせがあり、ほとんど待つ事もなく次のリフトに乗り、ゲレンデの頂上まで到達する事ができました。 我々が頂上に着いた時に居たのはソロ登山者の方1人だけ。 頂上に着いて私が思ったのは、まずどっちに行ったらええねん!っていうか、もう右も左も分かりません。 道らしき物も案内表示的な物も見当たりませんでしたから。 ソロで来られた方は行けるとこまで行ってみますと1人で道なき道を進んで行きました。 とりあえず我々も借りたスノーシューを装着して出発しました。 すぐに先ほどの方に追いついたのですが、ここで代わりましょうか?の一言が言えない。 今日初めてスノーシューを履いて新雪を歩く初心者である事、道が全然分からない事、そしてコミュ障である事(笑)これらの要因が重なり声をかける事もなくしばらくそのまま進みました。 我ながら情けない。 本当に申し訳ありませんでした。 そんな中、後から追いついてきたBCスキーヤーの方が、私がトレースを付けるのでついてきてくださいと先頭の方に声をかけてくれていました。 カッコ良すぎる! というわけで、私も将来はBCスキーヤーになって困ってる登山者が居たら助ける事にしました(笑) ここから登るスピードが大幅にアップしました。 雪山最強はスキーやな(´・ω・`) そして、展望台に到着! ちなみにYAMAPの地図では避難小屋になってますが、避難小屋はまだ先のようです。 中も外も雪に埋もれた神秘的な建物! ここに入ってしまったのが今日の敗因でした(笑) 他の登山者はここに目もくれず黙々と進んで行ってしまいます。 我々が出発する頃には周りに誰もいません。 とりあえず出発したのですがすぐにトレースを見失ってしまいました。 辺りは真っ白なので、展望台に戻って飯食う事にしました。 展望台に戻ってきた時に居たBCスキーヤー2人組の話によると三ノ丸はすぐそこらしいです。 展望台で前回の反省を活かしつつ分厚い手袋を着けたままラーメンを作ったのですが、スープと七味の袋を開ける事が出来なかったので手袋は一旦はずす事に(笑) 今日は三ノ丸まで行けたらヨシ!としよう。 そう決めてYAMAPを頼りに三ノ丸に到着! 目標達成です。 ところが、三ノ丸手前の避難小屋辺りで合流した別の2人組が躊躇なく先をガンガン進んでいきます。 ここで、再び欲が・・・ この人達について行けば氷ノ山頂上行けるんじゃね? 当たり前のように2人組について行く我々(笑) 途中で何かがおかしい事に気づきYAMAPで自分の居場所を確認しました。 下山する方向に向かっています。 しかも我々が登ってきた方向とは違う方向に・・・ このまま真っ直ぐ行けば来た道に戻れそうですが気付かずに全然違う場所に行ってしまいそうだったので自分達がつけたトレースをたどって戻る事にしました。 帰りは何も考えずに簡単に戻れると思っていましたが、時々、自分達がつけた足跡すら見失いながら、下っていきました。 樹林帯に入りようやくトレースが深くなり迷う事なく降りる事が出来ました。 そして、リフトのトップまで来て一安心。 一番上のゲレンデは営業してなかったのでスノーシューを着けたまま駆け降りました。 ふかふかの雪の中をスノーシューで突っ込んでいったこの時が一番楽しかった。 その後、スノーシューを外しヒップソリで下山! 最後はパトロールに下山した事を報告して終了。 お疲れ様でした。 今回も色々と反省すべき点はありましたが、終わってみれば楽しい登山でした。 今回の経験を教訓に、自分のスキルを高めて皆から尊敬されるBCスキーヤーになりたいなと思いました(笑) 唯一心残りなのは、今日のために慌てて買いに行ったピッケルとスノーショベルを使わなかった事かな。 そういえばツェルトとかも買ったな。 来シーズンまでにスノーシューも手に入れときたいし、それにBCスキーの板ってめっちゃ高いやん! 雪山ってお金かかるなあ(´;ω;`)