八方尾根で雪洞訓練の一泊二日

2022.02.11(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 54
休憩時間
52
距離
4.6 km
のぼり / くだり
1250 / 32 m
38
42
13

活動詳細

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八方尾根を唐松岳に向かう途中で雪洞を掘削し、雪洞を拠点にして雪崩遭難者のビーコンとプロープによる発見と救出、ピッケルを埋設アンカーにした下降、ピッケルを支点にしたロープによる登攀者の引き上げ、踏圧による雪崩弱層テストなどの練習を一泊二日で行った。(ログを2日目スイッチ入れるのを忘れてます) 前日までの大雪で当初予定していた乗鞍での雪洞練習。残念ながらスキーリフトが大雪で動いていないとの情報でヤケクソ飲み会に変更するかという意見も出たが楽しみにしていた久しぶりの山行、なんとかしたい。しかし、この大雪ではどこも雪崩の危険性がある。しかも天気が快晴になればなお更雪崩れるだろうと。しかし、なんとかどこかで雪洞掘りができないかと思案の末、八方池山荘が営業していることが判った。万が一の事態になっても八方池山荘に逃げ込める。との建設的意見があり決行することにした。ただ、前日甲府に泊する予定の横浜からくるハマちゃんは本当に電車でこれるのかとヒヤヒヤで中央本線の普通電車に乗り込んだ。なんと乱れ乱れのダイヤのお陰で乗り継ぎがスムースに。予定よりも早く甲府のホテルに到着し前泊することができた。テレビではどこのチャンネルも大雪情報で大騒ぎの割には意外とスムースに普通電車で移動できたのである。(^^♪ 八方尾根のゴンドラも混んではいたが15分位の待ちで乗る事ができ八方池山荘からワカンを履いて新雪の尾根を歩いて予定していた第二ケルン付近の公衆トイレから風下側で雪洞ビバークの適地を探した。尾根から100m程下がったあたりでプローブを指してみると積雪3mはあると思われる樹木の脇の適地を見つけた。 3人で竪穴を掘って横穴を掘る。さらに近くにトイレも掘る。概ね3時間かかってゴージャスな雪洞ができた。 その日は鍋を囲んでビール、焼酎、ウイスキーと大宴会。雪洞の中は湯気でまるで温泉なみだ!! 夜は見事に晴れわたり上弦の月がやや太った月が出て稜線や遠見尾根などを照らしていた。 時折り尾根上に光が見え同じようにビバークしている輩がいるなーと仲間意識。 月明りでやや明るくなった星空を撮影して快適に眠ることができた。 翌日は、雪崩によって生き埋めになった人を想定して、ビーコンとプローブによる遭難者の場所の特定と掘り出す練習を何度も実施。更にピッケルを埋設アンカーにして下降する練習。又、ピッケルを支点にしてロープにより登攀者を引き上げる練習。踏圧による雪崩弱層テストなどを練習した。最後に公衆トイレの脇の雪の絶壁を利用してロープで引き揚げてもらって登る練習をしたがアイゼンを履かずに登るといくらロープで引き揚げてもらっても蟻地獄のように滑りまくり足だけが空回り。アホらしいので適当なところで終わった。 その後、リフトで順調に下山し、五竜にある十郎温泉にはいって大町のおおぎやラーメンで遅い昼ご飯を食べて順調に帰ったのでした♪

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