いつものように先輩の企画。 全く馴染みのない地域なので突貫で下調べ。 別山中央稜は大山北壁の中でも難しいようで記録も少ない。しかし当日は三連休の中日。 前日も天気が良かったのでトレースを期待していたら私たちの前に2人×4組、後ろに3人1組+6?人1組の大盛況。 岩場で4組が登るのを待つのも辛いのでスノーバーやスタンドアックスビレイの講習をしてから取り付いた。 今回は3ピッチロープを出した。 核心は3ピッチ目。 1組目は既に抜けていたが2組目は2ピッチ目から手こずりなかなか進まない、やっと3ピッチ目の終了点にリードが着きコールするが崖下でビレイしているパートナーは聞こえず後続の3組目が声を張り上げながら伝令していた。 その3組目もクライミング自体はスムーズだったが2組目と同じ様に意志疎通出来ずフォローの引き上げに苦心していたよう。声も届かず目視もできず、ルートが屈曲していてロープ抵抗が大きい状況で無線がないと致命的。 かれこれ3時間以上待って2ピッチ70mも進まない。日の当たらない北壁でスクワットしながらやり過ごす。 私たちの後続2組は諦めて下山したので私たちが最終組となった。 4組目はあっさり登っていって私たちの番。 私たちは4人パーティーでハーフロープを1本だけ出し2、3番手はアッセンダーで登った。 問題の3ピッチ目はitakoさんがリードし始めたら一瞬でガスに覆われた。それでも中間支点が取りづらく岩も脆いなかスムーズに登っていって灌木を掘り出してより強固なビレイステーションを作っていて流石です。案の定、崖下でビレイしていた先輩には声が届かず先輩の10m後ろにいた私が伝令役をやった。 別山の頭に着くとガスが晴れ始めトレースの恩恵に与りながら雪稜歩き。 アプローチが短くこの景色とは…近所にあったら危ない山ですw
別山バットレス 3ピッチ目は山頂右下、黒い「V」の右側を登った
1ピッチ目の取り付きに既にクライマーがいる
itakoさん
2人×4組見える 3ピッチ目の始点に1人 2ピッチ目を登攀中が1人 2ピッチ目始点にに3人 1ピッチ目始点に3人
1組目が3ピッチ目をリード中
弥山西稜?
夏道にいた仲間が呼びかけてくれた
1ピッチ目
待ち。朝は日が当たったがすぐ隠れた。風が無いだけまし。
2ピッチ目
2ピッチ終了点 3ピッチ目終了点から声が届かない
2ピッチ目もいやらしい
3ピッチ目リード開始
石を落とされて危なかった
3ピッチ目アンカー
別山山頂ガス晴れた リードの私はルート工作のみでビレイはないにひとしかった
弥山東稜のパーティー
涸沢岳西尾根f沢のコルそっくり
この辺りはコンテニュアス
待った甲斐があった
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