活動データ
タイム
07:56
距離
11.8km
上り
1111m
下り
1110m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る✻✻✻ 前書き ✻✻✻ 昔の地図には、マキノスキー場に二基のリフトがある。そのリフトの間を抜けて、寒風に向かうルートがひらかれていた。 ところが、現地に行ってみると、ない! リフトがない!! そして、スキー場の名前もマキノ高原ファミリースキー場に変わっていた。リフトのないスキー場!? それで果たして採算が取れるのだろうか、と心配だったが・・・ 下山して納得。ファミリーに特化して、雪遊びのパラダイスだった。しかも、大盛況。なるほど。ウィンター・ビジネスって、こういうモデルもあるんだ。 ✻✻✻ マキノ高原ファミリースキー場 ✻✻✻ もう、今日は登る前から全部見えている。ゲレンデ脇から尾根に絡み、高度を上げると、少しずつ空が近くなってきた。 びわ湖の向こうで、伊吹山は早々に存在感を示しはじめた。これから登る大谷山も、その姿を惜しげもなく見せている。 寒風のてっぺんは解放感があり、つい長居するパターンだ。伊吹山の右に養老山系。そして、霊仙山・藤原・御池・御在所・イブネ&クラシ&綿向の鈴鹿山系が、湖の上にふんわり浮かび上がる。 大谷山の左肩に比良山系。武奈ヶ岳や蓬莱山が背比べ。手前には蛇谷ヶ峰のシルエットがある。 雪原を気ままに歩く。三重嶽が頭をのぞかせている。手前に反射板の尾根がぺたんと伸びている。その右手が大御影山だ。 山スキーのシュプールが一本。ウサギたちのお散歩の足。雪に埋まったコルへと雪を散らして駆け下りる。登り返すと、大谷山の山頂が待っていた。 ✻✻✻ 大谷山 ✻✻✻ 比良や鈴鹿をさらに引き寄せる。眺望に酔いしれながら一休み。眼下に雲谷山。そして、あれが日本海。 白山と越美の国境の山並みが遠く背後。金糞と白山の位置関係から山の名ひとつひとつ、ひも解いていく。 すぐにわかるのが蕎麦粒と横山岳。それから雷倉・天狗・墓谷・三周・美濃俣丸・上谷山・・・ 心行くまで山頂滞在を楽しんだら、コルに向かってドロップイン。ダブルコークやマックツイストは披露しないが、気分はメダリストのエキシビション。 ✻✻✻割谷ノ頭・大塚・阿弥陀頭 ✻✻✻ 寒風に戻り、銀座通りから外れる。まずは寂峰、割谷ノ頭に立つ。西尾根からは大谷山や大御影山方面。東尾根からは赤坂山・三国山方面が一望のもと。野坂岳も頭が見える。 続いて大塚へ。雪庇を抱いて、フォトジェニックだ。山頂部分は、しっとりとした柔らかな雪に包まれていた。 最後は阿弥陀頭へ。鞍部から登り返す。目の前のコーナーを曲がって、いよいよホームストレッチ。そして、栄冠を手に。 下山尾根は、とてもシンプル。最後の尾根分岐の二拓は、地図さえ読めれば難易度は高くない。調子ヶ滝に寄り道してから、スキーゲレンデを抜け、ゴールテープを切った。
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