【美濃・信州】馬籠峠から高土幾山(1307m)へ

2018.02.11(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 1
休憩時間
53
距離
7.1 km
のぼり / くだり
393 / 392 m
2
1 47
1 42
2

活動詳細

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 高時山(1564m)に続く「たかとき山」三連発の第二弾。馬籠峠をめざして車をあげ、峠北の余地に駐車。高土幾山へは林道七ツ平線をたどれば良い。かすかに車の轍の跡が残る道も、新雪をかぶり、先行者はシカやウサギ、小動物ばかり。鉄塔線を数えて歩き、二つ目の鉄塔近くで恵那山と南木曾岳の展望が広がる。空を見上げると、次第に雲も上がりはじめた。こうなると、白い林道歩きすら楽しくて鼻歌が出る(変人!?)。三つ目の鉄塔線の下をくぐったところで林道西山線の分岐となる。古いゲート跡が残っていますね。  ガイド本を見ると、登山口はまだまだ先。けれども、林道は標高を下げていくし、高土幾山へと続く稜線からも離れてしまう。  それに対し、今立っている地点からなら稜線までは至近距離。でも稜線のアップダウンを忠実に拾って歩かねばならなくなる。このあたりはどちらが有利かの駆け引き。しばし考えたけど、林道を捨てて稜線を取ることにしました。  稜線に出るといきなり北風にさらされ、後悔も芽生える。おまけに植林尾根。そうはいっても、難なく高土幾山へと導かれます。  山頂に立つと、雪の綿帽子をかぶった三角点が震えている。居場所を南に移すと樹間を透かして笠置山が見えた。傍らの木に古い赤テープが巻き付けてあり「パラボラアンテナ跡」と読めた。今ではアンテナは撤去されているものの、樹間から白い台地がのぞいた。そこまで降りれば二次林越しに展望も期待できそうだが、今日これからの予定もあるので、敢えて冒険はおかさない(笑)。  帰りは往路とは少し違うルートを楽しみながら林道に降り立ち、西山線分岐へ。三つ目の鉄塔線を仰ぎならが北東にわずかに笹を分けて展望地に立った。南木曾が真正面。中央アルプスが真っ白な雪を抱いている。恵那山から富士見台、横川岳へのスカイラインがすーっと伸び、手前に男埵山が大きな山体を誇示している。一体、あそこにはどんなルートで登ってくれよう(笑)。  帰り道、四等三角点の「峠」(886m)に立ち寄り、雪と小笹を分けて三角点を掘り起こした。近くの林道脇には金網に守られたNTTの馬籠峠サテライト局無線中継所跡があった。  車まで戻って山靴を脱ぐ。今から久しぶりの馬籠宿歩きだ。お目当てはうさぎ〇の焼きたてアツアツの手焼きせんべいだ。恵那山にかかった雲も消え、最高の山岳展望が楽しめるぞ!

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