活動データ
タイム
10:28
距離
19.3km
のぼり
1895m
くだり
1894m
活動詳細
すべて見るこの1週間天気予報とにらめっこ。頼むぞ頼むぞとの神頼みが実ったかどうだか、ついに厳冬期の新山に挑戦出来そうな天候となった。降雪も3日間おさまっており、前回みたいなズブズブもなさそう。はやる気持ちを抑えきれずに大台野へ。 4時過ぎに到着した鳥海高原牧場脇にはすでに2台が駐車。そうだろそうだろ~悪天続きの鬱憤晴らすには今日しかないですからな。生涯2回目のナイトハイク。スノーシューのトレースがしっかり残っておりルーファイの心配無用なのがありがたい。宮様コースに入ってしばらくすると夜明け。曇天のためいまいちだが風も降雪もないのは好印象。高速道路であっという間に滝の小屋へ。前回はラッセル+ホワイトアウトにより引き返したが、今回はうっすらガスで風もない。これなら行ける。すでに先行パーティーは登り始めてるため、アイゼン換装していざソロバン方面へ。 あれ、先行パーティーが下ってきた?ガスってるため下山するとのこと。内心、今日は間違いないはずなんだけど…と思いながらも、登り始めたばかりの自分が引き留めるのもなんだか…と自重。もう一人先行者いるよとのこと。単独で先に進むとフラッグがポツポツと続いている。登山口にあった1台は軽トラ…これから導き出される答えは一つ。1700過ぎあたりからはアイスと雪のミックスが現れはじめるがアイゼンの刺さりは問題なし。隣の尾根から先行者が現れた。やっぱりホタルさんでした。 ホタルさんはイメージ通りのTHE山男、ザック備え付けのフラッグもカッコいい。気さくな方で道中いろんな話を聞かせてもらい、飽きることなく、ついに目標としていた外輪へ!他の方のレポで指を咥えて見ていた別世界を、この目で眺められる至福のひととき。キーンとした氷の風が顔面を切り裂く感じも久々の経験で、バラクラバなかったら凍傷一直線。 外輪歩きながら新山への降り道を探るも、夏道は氷の崖で厳しい感じ。ホタルさんからは雪のつき具合で新山行けないこともあると聞いて内心ハカハカでしたが、スノーブリッジ上部に落差10メートルほどの運良く下れそうなところが見つかり、アイゼン、ピッケル効かせながら慎重にスノーブリッジへ。待望のマシュマロ新山からの眺望は青と白と光のコントラストが言葉に出来ないほどのスケールで広がり、会心の1日となりました。ホタルさん、お世話になりました。
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