活動データ
タイム
07:55
距離
6.1km
のぼり
806m
くだり
807m
活動詳細
すべて見る天狗塚へ行こう! 牛の背をスノーシューで歩きたい! 好天を逃さず、行くなら今日でしょ!・・・と出かけました。 好天に恵まれ、美しい景色を満喫できましたが、フカフカの深い新雪に孤軍奮闘、雪まみれの行軍でした。 長文になりましたがその顛末を、よろしければ読んでください。 R32大歩危から県道32→R439の落合から林道に入る。 林道に入ると雪が・・・・アレッ!少ない…除雪車が入っていました。 除雪車の後をついて行きます。 除雪も工事現場まででした。 そのあとはさすがのジムニーも雪面をお腹でこすりながら登っていきます。 登山口に到着し、準備を終えて出発しようかというときに、ジムニーシエラが登ってきました。 高知からの登山者の方です。 「お先に!」 と、出発しましたが、すぐに追い越されてしまいました。 先行者は途中でスーパーカンジキを装着。 当方はアイゼンのツボ足。 先行者のトレースを使わせていただき「ありがとうございます ほぼ中間に位置するP1476まで来ると、ツボ足で膝上近くまで踏み込むようになり、たまらずスノーシューを装着。 重いスノーシューを付けてのキックステップはきつかった! 天候は快晴でほぼ無風状態。 2,3日前の降雪のあと、気温も下がらなかったので、モフモフの新雪状態。 深いところでは、ストックがズボッと柄の部分まで入ってしまいました。 写真撮影と称する休憩を多くとりながら急斜面を登ります。 雪面からの反射光で雪目を避けるためにサングラスを装着していると、カメラのディスプレーが見えない。 サングラスを外してファインダーを覗くと、一瞬、眩しさに反応して瞳孔が狭まります。 なんだかよくわからないまま、AFを頼りにシャッターをきります。 祖谷渓谷を挟んだ北側の山並み、矢筈山、寒峰などが山頂に冠雪し、息をのむほど美しい。 天狗峠に立ったのが12時! 4時間もかかってしまいました。 峠の雪庇の陰でカップヌードルとおにぎりで昼食。 さあ、天狗塚のピークへと歩き始めました。 先行者はすでにピークから降りてきました。時間的に遅くなったので、牛の背はやめましたとのこと。 私も一応、天狗塚から引き返します・・・ということで、お互いに「お気をつけて!」 ツボ足で歩き始めたが、途中でズボッと雪面を踏み抜いて腰まで埋まってしまった。 好天で気温が高く雪が緩み始めたんだねぇ! もがきながら背中からスノーシューを取り出して、何とか装着! 天狗塚への急登をスノーシュー&キックステップで何とか登り切りました。 さて下山しましょう・・・ ところが、私のスノーシューは下りが全、「この役立たずめ~(~_~;)」、テール部から接地すると、 そのままズルッと滑る→転倒。 仕方がないので、サイドステップで降ります。 天狗峠まで帰ってきたときには、太腿パンパン、膝ガクガクで力が入らない(-_-;) スノーシューは滑る→転ぶ。 尻セードはどうじゃ? 緩んだ新雪ではお尻は滑ってくれない。 スノーシューを外すと、太ももまでズボッ! サイドステップを交え、転倒、を繰り返し、全身雪まみれになりながら、16時に登山口に到着しました。 今回は、雪も多く美しい景色を堪能できた雪山登山でしたが、「新雪」と「道具」に翻弄された登山でした。 登山口でスノーシューorワカンの選択に迷いましたが、広い「牛の背」の雪原をスノーシューで歩きたい・・・ という望みを捨てきれずスノーシューを選択。 結果的には、新雪との悪戦苦闘のために牛の背まで行く時間と体力がありませんでした。 ヘロヘロに疲労困憊しての登山でしたが、美しい景色と、貴重な体験でした。(^_-)-☆ 昨年の2月にも登っていますが、この時は積雪は少なかったものの、雪面は凍結してよく締まっており、 アイゼンだけで登ることができました。 https://yamap.com/activities/9664767
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