虎子山スキー登山敗退(国見岳スキー場)

2022.02.08(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 38
休憩時間
1 時間 55
距離
6.4 km
のぼり / くだり
628 / 626 m
5 38

活動詳細

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2月8日(火)「曇り一時晴れ」 関ヶ原の記録的な積雪を千載一遇のチャンスと思い、虎子山に行きました。 春日村に入ると積雪量が一気に増えた。道路の横に除雪された雪壁が、倒れてこないか心配だった。最終集落の千疋品又林道入口で、除雪は終了していた。雪が高く積まれている。溶けた雪で凍り付き転倒に注意だ。此処からスキー板を履き出発だ。単調な林道を進むと、豪雪で林道にも雪庇が出来ていた。カーブミラーも埋まっている。それほど良い天気でもないが、気温が高いのか暖かく、汗が噴き出す状況だ。シャツ1枚で大丈夫だ。途中からは猪臥山で痛めた右足皿が、何だかカクカクと鳴り出した。その上、踝までも攣るような感覚が出て来た。過去にも、こんな症状があったのを思い出した。1時間ほどで国見岳スキー場に到着した。嘗てスノーボード練習に通った事があるが、今は営業していなく廃墟に成りつつあるか。ゲレンデバーンは、この豪雪でバッチリ出来上がっている。獣の足跡だけが、真っ新な雪に続いていた。黙々とゲレンデを登る。下山の滑降時に、真っ新なバーンにシュプールを描こうと隅を進んだ。1時間ほどで、ゲレンデトップに立ち暫し休息する。展望も広がり、ゲレンデを見下ろし、右手には鎗ヶ先が立っていた。沢登が意外と楽しかったな。左手には貝月山かな。いよいよ此処から、虎子山へと入って行く。沢中の斜面は、段々と急になって行く。ジグザグに切替し登るが、スキーを履いての切替しは、正直疲れる。想定では左の尾根に逃げる予定であったが、右の尾根を進む事になった。地図と現場は違うな。意外と細い尾根なので、細かく切替しの必要がある。必死に踠いていたら、膝皿の痛みは忘れていた。藪の薄い所からは、虎子山が眺められるようになった。国見峠から続く主稜線に出ると、やっと緩やかな斜面になった。此れで頂上は、貰ったと行きたかったが、何だかやる気が無くなってしまった。単独なので、自由気まま。ガスも少し出て来たので、下山と決めた。ゲレンデまでは、キックターンの連続で降りた。ゲレンデトップで暫し休息し、いよいよ真っ新なゲレンデ滑降だ。ガスは無いが山影になり、遠近感が無い。滑りだすと意外と重い雪だった。やはり遠近感が無いのでリズムに乗れず、回り過ぎて転倒した。その後も重雪の新雪に手子摺り、ボトムまでリズムに乗れなかった。林道を滑降するが、溶けた水分をたっぷり吸った雪となり、滑らない。木に積もった雪は急速に溶けているので、雨のように降って来る。やはり伊吹山周辺の雪は、ある意味テクニックのいる雪質である。夜は冷えて固まり、トレースの跡はカチコチになるし、時間の変化が激しいな。スケーティングも交えて何とか下山した。

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