去年12月にバラ谷の頭(2010m)、今年1月に黒沢山(2123m)に登れたことで、去年の7月に白山に登って以来7ヶ月連続で2000m峰に登った…ということになりました。 だいたいこういう記録にこだわるとロクなことがないのは重々承知ですが、ここでみすみす記録を途切れさせるのも何だか惜しい(笑)。そこで2月8日、寒波が猛威を振るった直後ではありますが、太平洋側にはこれといった影響がなかったこともあり、2000m級にチャレンジしてみることにしました。北八ツとかに登ってしまえばカンタンなような気がしますが、どうもそれじゃあなぁ…ということで深南部ブラザース(仮称)で唯一登っていない山、丸盆岳(2066m)にターゲットを絞り、いざ!戸中山林道ゲートへ向かいました。 [まずは林道] 戸中山林道ゲートは標高640mですが、すでに雪が少し積もっていました。先月黒沢山に登った時には標高1400mの奈良代林道ゲートに雪が積もっていなかったので、こりゃあ前回とはだいぶ勝手が違いそうです。スタート前にして暗雲が…(笑)。 林道を歩いている間も徐々に標高を稼ぎますが、積雪量も徐々に増えてきました。丸盆岳に登るどころか、林道を往復して帰ってくるだけになるんじゃないか?という不安にだんだん駆られてきます。シブロク歩道を見て「もうここ登っちまうか」という誘惑が頭をもたげましたが、イヤイヤ、チャレンジせずに引き返すのはもったいないという結論に至りました。ピストンなのだから、行ってダメなら引き返せばいいのだし、訳あって撤退することになれば、それはそれで「どういう理由で雪山を撤退することになるのか」が分かることになるのでいい経験にもなるでしょ、と考えたのです。ま、今日、雪が降ることはないだろうし、とりあえず登りますよ~! [登山道] こちらも最初から腰が引け気味だったので(笑)、尾根へ登るトラバースで軽アイゼンを装着。でもこれはさすがに時期尚早で、痩せ尾根の岩場が続き、アイゼンの刃先が岩にガチガチ当たるのでチェーンスパイクに換装しました。 [ザレ場の新雪はコワイ!] 痩せ尾根と言っても大したことはないのでそこは特に危険ではなかったのですが、ザレ場の急登がとにかくタイヘンで進退窮まりました。 おそらく寒波襲来時に新雪が付いただけで、それまでは雪はなかったのではないかと思います。新雪の下に雪が凍っているような部分はなく、手で払えばカンタンに地面が露出する状態でした。するとどうなるかというと、ザレ場でチェーンスパイクが噛み込まず、かと言って外してしまうと新雪で滑ります。手や足が掛かるはずのシッカリした岩や木の根がホントはあるんでしょうが、雪が被っていて全然見えない、真っ白!…というなんとも厄介な状況(笑)。特に足を乗せるべき場所が分からないのが致命的で、登ろうとして足を蹴り出した瞬間に実はザレていて滑ったりします。雪を手で払えばその部分の岩や木の根は見ることができますが、見える範囲につかめるものがない時には、ホントどうしようかと思いました(笑)。 [眺望・景色] 谷が広々としていて、ここからもいろいろな山々が眺められるのが戸中山林道のいいところ。黒法師岳、丸盆岳、鎌崩岳、不動岳、六呂場山、黒沢山、矢筈山、前黒法師山などを見ることができます。登山道に入ってからは、標高1200mあたりの痩せ尾根と、ヤレヤレ平と市川戻りの間の痩せ尾根の眺望がよかったです。また、ヤレヤレ平は、通過点だと考えると急登からひと息つける単なる平坦地扱いになってしまうかも知れませんが、今回の自分にとってはここが折り返し地点となったので、原生林が広がる素晴らしい別天地に思えました。 [温度・服装] Garminによると行程中の最高気温は1℃、最低気温はマイナス5℃でした。ま、低温時のGarminの測定値は信用できないので、実際はもっと低い気温だったと思われます。服装はいつものミレーのアミアミアンダーウェアにバートンのポーラテックT、ペンドルトンのウールシャツ、ユニクロのウルトラライトダウン、CW-Xのタイツにマムートのパンツ…の組み合わせ。弁当を食べた場所には日が当たっていたので、一応このカッコで少々寒いながら、特に問題ありませんでした。グローブが濡れたのでそばの木の枝に引っ掛けて干していたら、乾くどころかカチンカチンに凍ってしまいましたが。 風は午前中はほぼ無風、昼近くになってからは少し強く吹くようになりました。が、昼過ぎには林道に降り立ってしまったので、風に悩まされることもありませんでした。 [今回の山行まとめ] 林道ゲートからすでに踏み跡はひとつもなく、でもまぁ黒沢山もそうだったのであまりそこは気にしなかったのですが、なるほど、人が登らないのには理由があるのだなぁ、と(笑)。でもザレ場に雪が積もっていなければ夏と同じように登れたはずだし、逆に根雪が付いて凍りついてしまえばアイゼンが効いたはず…と思えば、登ったタイミングがあまりにも悪かったのかも。こればかりは経験を積まないと何とも言えませんね~。2月もまだ半月残っているので、なんとかシブロクからバラ谷に登れないかなぁ、いざとなったら山伏でもいいかなぁ、と考えている今日この頃です。 この山行自体をどう思ったか書くのを忘れた!追記です。結果的には9時間かけて15km以上歩いて、小ピークひとつ登ることなく帰ってきた…ということになるんですが、イヤイヤ、楽しかったです。主稜線に出なかった割には景色もよかったし、林道は楽しいスノーハイクだったし、ヤレヤレ平はいいところだったし、少々コワイ分も含めて充分楽しめました!
前日のてんくら、黒法師岳の天気予報。えらく寒そうだけど、A判定。2日前には日本海に最強寒波がやって来て、福井で1500台の車が立ち往生…というニュースをやっていました。
3時50分に浜松の自宅を出発。5時7分、相月駅にほど近い場所にて撮影。標高182mにしてすでに気温はマイナス6℃!
国道152号線を外れ、水窪ダムへ向かいます。1月31日までの工事期間が終わり、現在、戸中山林道は通行可。
バリケードが除けてありました。ただし、林道を進むと3月27日まで工事という看板もあり、もうひと工事あるのではないかと予想。
アイスバーンという感じではないですが、かなり圧雪された道。急ブレーキは厳禁ですが平坦なので特に問題なく走れました。ところどころにある落石には注意。
5時50分、戸中山林道ゲートに到着。途中のA型バリケードも横に除けられていました。あまりにも眠いので、ひと眠りしてから朝食にします…。
朝食のサンドイッチを食べ、6時44分、ゲートを出発です。今回もデイパックにワカンをくくり付けて行きます。
このゲートを通るのは3回目。1回目は不動岳登山口、2回目はシブロク歩道、今回は黒法師登山口と登るルートが毎回違いますね。標高は640mですが、すでに一面の雪です。大丈夫なのかな、この先。
雪が積もってから土砂崩れが起こっていることを示す風景…。
ゲート付近には車の轍があったのですが、すぐになくなってしまいました。
人の足跡はなし!歩いているのはシカだけです。
奈良代山(1624m)~奥布山(1741m)の稜線に朝日が当たり始めました。
戸中山がある方向にはまだ月が出ています。
樹林越しに目指す丸盆岳(2066m)が。
氷爆というような規模じゃないけど、滝が凍ってます。
だんだんと日の当たる斜面が多くなってきました。奥布山の右手にギリギリ、シャウヅ山(1835m)が見えているような見えていないような。20日ほど前に歩いた稜線です。
真ん中にドン!と鎌崩岳(2075m)、左奥に不動岳(2172m)、右奥に丸盆岳。鎌崩岳~不動岳は去年10月に歩いた稜線です。
林道から戸中川へ下っていくピンクテープがありました。場所的に、矢筈山を経由せずに六呂場山に直登する尾根に向かうのかな?と予想。渡渉しないと行けなさそうだけども。
左手前がその六呂場山(1747m)、右奥に不動岳。
積雪量はこんな感じ。15~20cmといったところです。
矢筈山南峰(1412m)に日が当たり始めました。右奥に雪で白くなった黒沢山(2123m)が見えます。
ゲートから1時間を過ぎ、ようやく4km地点。この程度の積雪量でも、やはり夏と同じペースでは歩けませんね~。写真撮り過ぎというウワサもあるけど(笑)。
鎌崩岳と丸盆岳の間にあるギザギザ、鎌崩(かまなぎ)が見えるようになってきました。よく見ると一部に日が当たり始めています。
こちらの稜線は日がガンガン当たっています。矢筈山南峰の右に矢筈山(北峰・1473m)が見えてきました。その右奥に黒沢山。
ゲートから4.5km地点は、シブロク歩道の起点でもあります。
思ったより多く雪が積もっていて、丸盆岳に登れるかどうかアヤシイのでこちらを登ろうかとも思ったのですが、チャレンジせずに方針変更したくないと思い、今回こちらはスルーしました。
前黒法師山(1782m)。こちらにも陽の光が。
うぉ、突然雪が深くなりました。
軽く雪崩れているようです。こういう場所が何ヶ所かありました。
矢筈山から六呂場山の稜線。右端で半分木に隠れているのが六呂場山です。
不動岳に登った時以来の崩壊地にやって来ました。雪が被っていて下の岩がどうなっているかよく分かりません…。
落石がないことを確認しつつ、足元にも気を付けつつ通過です。
奈良代林道が通っている稜線の向こうに観音山(1418m)~鶏冠山(1429m)の稜線が見えました。
前黒法師山のアップ。
こんなマンガみたいな鳥の足跡初めて見たわ(笑)。
右は六呂場山。左は矢筈山から六呂場山に向かう時に黒沢山からの稜線と合流する地点の無名峰。
というワケでゲートから約6km、時間にしてスタートから2時間弱。「黒法師岳丸盆岳登山口」に到着です。
さすがに林道から一歩も進めない…ということはなさそうかな。ま、本日はムリせず行けるところまで行きましょう。
結構な急斜面なので、チェーンスパイクから軽アイゼンに付け替えました。斜度があるせいで林道に比べて特に積雪量が増えるでもなく。ま、せいぜい20~25cmといったところでしょうか。
岩場の痩せ尾根らしいですが、雪でよく分かりませぬ。
本日の自分的日の出ポイントはココ。標高1148m地点です。とちうばしから麻布神社にお参りした時と同じ8時53分ですね。
おー、やはり陽の光を浴びた登山道はいい感じです!
…と思ったけど、今回は基本的に西斜面なのであまり日は当たらず…。
陽の光を浴びる鎌崩岳と日陰で青白い丸盆岳がいいコントラストです。
なんか痩せ尾根ポイントがありました。雪が付いていると少々オッカナイです。
この痩せ尾根はなかなかの展望ポイント。奥に黒沢山、右手前に六呂場山、眼下には不動岳に向かう林道が見えます。
黒沢山・六呂場山のアップ。
1257m地点を過ぎ、ここから急登です。
新雪が乗っかっているだけでその下はザレています。ところどころに手のかかる岩や木の根があるみたいなんですが、とにかく雪が被っていて見えないので手で雪を払い除けながらつかめるものを探す…ということを繰り返して登ります。全然前に進みません…。
アイゼンが岩に当たってガチガチとウルサイのでチェーンスパイクに戻します。
コワイ場所って、どう撮ったら写真で伝わるんでしょうね~。でもここは尾根上だからまだマシ、滑り落ちても、そこも登山道ですから。
おー、急登部分の写真の少なさが、自分の余裕のなさを物語ってますね…。傾斜が緩くなり、登る先に明るく光が射しているのが見えてきました。地形が頭に入っていませんが、きっとあの辺りには平坦地が。
木々や雪面に光が当たっていい雰囲気です。
夏に登れば、なんてことのない通過点かも知れませんが、苦労してここまで登った自分には天上の楽園に思えます。
あー、立て札がありました。ここが「ヤレヤレ平」かぁ~。本当にヤレヤレだわ。
木々の向こうに見えている2つの山、右はバラ谷の頭(2010m)。じゃあ左はと言うと黒バラ平の途中にある小ピーク。「水窪百山」では「上西平山(1909m)」という名前が付いています。
もちろんノートレース。シカすらも歩いていません(笑)。
雪の原生林、素晴らしくいい眺めです。
ただ、斜面がなだらかなので雪が深くなってしまいました。こんな感じでヒザまで潜ってしまいます。
いつもの弁当タイム、10時半よりは少し早いですが、ハラも減ったし、この先また急登なのでこのあたりで食事することにします。
本日の弁当はセブンイレブン天竜船明店で購入した明太のり弁。やはりハクキンカイロで弁当を保温しようとしてもダメですね~。保冷バッグに入れると酸欠ですぐにカイロが暖かくなくなってしまうし、そのくせ結構ベンゼン臭くなってしまいます。魔法瓶のお湯を振り掛けたら少し食べやすくなりました。
食事場所から見える景色。日が当たっている分、20日前の黒沢山より寒さ的にはマシなような気がしますが、濡れて乾かそうとしていたグローブは、バリバリに凍って指が入らなくなってしまいました…。
さて、指をムリヤリに突っ込んで凍ったグローブを溶かしながら、先へと進みます。
再び痩せ尾根です。
南斜面がガレているので、
特に南側がよい眺めです。先ほど樹林越しに見えていたバラ谷の頭(右)と上西平山。いつもは丸っこい笹山に見えるバラ谷が、本日ここからは雪の付いた、ちゃんと尖った山に見えます。
急斜面なので雪もあまり付いていない南側斜面。
ガレ場は過ぎましたが、引き続き痩せ尾根。
稜線上にジャマな倒木が(笑)。
鎌崩岳と丸盆岳、もうこんなに近くに!
さて、なだらかな痩せ尾根歩きも終了、こんな角度の急坂を登ります。
ダメだ~、やはりヤレヤレ平の手前と同じで、木の根をつかむような急登、でもその木の根がどこにあるのやらサッパリ分かりません。さらに、足を乗せて大丈夫な場所がどこかも雪に隠されていてワカラナイのです。これは恐怖!
この急坂を登ればカモシカ平というならもう少し頑張ろうかと思うのですが、まだ300m以上登らないとたどり着きません。足元が崩れると本当に下に滑ってしまうので、残念ですがここで折り返すことにします。右手にはバラ谷の頭。シブロクからだったらあそこに登れたかなぁ?
左手には黒沢山とさらに右奥に中ノ尾根山が。黒沢山の方が斜度がキツくなかった分、ラクだったような気がするなぁ。まぁ20日前は、今日ほど雪も付いてなかったから分かりませんけどね。
折り返し地点はココです。標高1575m。
急斜面をおっかなびっくり下り始めます。あ、茶臼山(右・1415m)と萩太郎山(左・1358m)ですね。
もう少し引いた感じで。左の最奥に碁盤石山(1189m)が。
左・黒沢山、右・中ノ尾根山(2296m)。
急坂を下り切り、斜度が緩やかになった場所にこの標識が。市川さんより先に進んだらしいな、オレ(笑)。でも市川さんもきっと冬にここに登ろうとしたんじゃないかな。市川さん誰か知らないけど。
前黒法師山です。右側の稜線からほんの少しだけ麻布山(1685m)が見えています。
弁当を食べた場所まで戻ってきました。今回初めて持ってきた生姜湯を頂きます。冷えた身体が少し温まります。
ヤレヤレ平まで戻ってきました。さて、またも急斜面を下らないといけません。危険箇所はココが最後なので気を引き締めて行きますよ~。
この明るくて気持ちのいい場所ともお別れです。次は新緑の頃がいいかな。
さて、下ります。ああ、やだな~。
黒沢山がこちらを見下ろしていました。
これは振り返ったところ。
自分が下る際に転がった雪の塊が、いくつも斜面に跡を付けています。特にトラバースが恐怖!どこに滑り落ちるやら分かりません。
鎌崩岳。
ふ~、急斜面を下り切りました。また写真が少なくて笑えます。
雪の付いた丸盆岳はカッコいいですなぁ~。惚れ惚れします。
黒沢山~シャウヅ山の稜線。
登りのときと違い、丸盆岳にも光が当たってキレイです。左は鎌崩岳ね。
この鎌崩岳~丸盆岳の眺めが素晴らしい場所でコーヒーを頂きます。
黒沢山、六呂場山もキレイに見える、素晴らしい眺望の場所です!早めに折り返したから時間も余裕。いいやら悪いやらですけど…。
iPhone7によるパノラマ写真。奥布山、シャウヅ山、矢筈山、黒沢山、六呂場山、鎌崩岳、丸盆岳。
山のてっぺんのように見えるのが、だいたいヤレヤレ平のあたり。
スゴイ急降下のように見えますが、さっきに比べれば別に危なくも怖くもありません。写真は難しい!
そろそろ登山口。稜線から北斜面に降り、トラバースすると、
ほどなく登山口の標識が見えてきました。
はぁ~、無事生還しましたー。
林道の雪は少し深いので、せっかくだからワカンを付けて歩きました。…が、すぐに積雪量は少なくなり、尖っている部分が地面にガツガツ当たるようになってきたので、結局すぐに外すハメに。
林道から前黒法師山。
こちらはバラ谷の頭。
観音山~鶏冠山の稜線。行きにも撮りましたが、今度はアップで。
雪の付いた斜面と盛大なフレア、なんだか雪山の写真の雰囲気です。実際はただの林道ですけど(笑)。
右が六呂場山。これも似たアングルを行きにも撮りましたが、光の当たり方が変わったのでこちらも載せておきます。
崩壊地。上を見上げて写真を撮っていたらパラパラと上から小石が。慌ててこの場を離れました。特に落石は起こりませんでしたが…。
見上げる角度が変わった丸盆岳。
矢筈山南峰・北峰。
iPhoneによるパノラマ写真、その2。奈良代山、矢筈山、黒沢山、六呂場山、鎌崩岳、そして右端に黒法師岳(2068m)。丸盆岳と不動岳は見えていませんね~。
左端が六呂場山、右端が鎌崩岳。
日が射せば暖かいし景色も映えるのですが、この林道、いかんせんなかなか日が当たりません…。
シブロク歩道まで戻ってきました。
時間があるので、ちょっと登ってみることにします。登れるのかな。
沢も凍ってますね。
勘行峰でも似たような場所がありましたが、トラバースが雪で埋まると、どこが道なのかよく分かりません…。どうせ上まで登るつもりはないので、ヘンなリスクは冒さないことにして引き返します(ヘタレですw)。
林道に戻ってきました。
樹林越しに太陽が見えましたが、これじゃ暖かくない!(泣)
おっ、小屋には日が当たっていました。ちょっとお邪魔して、デイパックの中でペシャンコになっていた小豆ダンゴを頂きました。外で食べたほうが暖かかったような気がするけど、気分気分(笑)。
奈良代山。先月登った時にはまったく雪がありませんでしたが、さすがに今は積もっていそうです。
凍った滝、その2。
ここも木がスゴイところに生えてますなぁ。
凍った滝、その3。
六呂場山、不動岳、鎌崩岳、丸盆岳。
不動岳のアップ。いちばん奥から睨みを利かせています。
左から、行きの私の足跡、シカの足跡、シカの足跡、シカの足跡、シカの足跡(笑)。
奈良代山と奥布山。
凍った滝、その4。
ここは丸盆岳と黒法師岳がカッコよく見える、林道上のお気に入りポイントです。まずは丸盆岳。
次、黒法師岳。
全体だとこんな感じです。ゲートまで残り1.5kmとちょっと。
ゲートまで残り1km弱…というところで、朝にはなかった轍が現れました。ゲートを開けて来たということは、林道を管理している人が見回りをしているということなんでしょうか。
轍があったので後は格段に歩きやすくなり、ほどなくゲートに到着。
スタートから約9時間、無事戻ってきました。ま、目的地にはたどり付けなかったんですけど。
林道、こんな感じです。
とちうばしです。
先月、麻布山に登った時には土がむき出しだった崩壊現場ですが、コンクリで固められていました。ひとまず安心といったところでしょうか。
いつ倒れてもおかしくないと思っている木ですが、まだ頑張ってました。
20日前には左側の林道から降りてきました。今回は右側から。
えー、道の駅「国盗り」です。写っているのは結局山には持って行かなかったバーナーと燃料。このEPIガスのチタンバーナーって今は売ってないようだし、結構レア物なのかな?道の駅は14時までしか食事できないらしいので、ここでラーメンを作って頂きます。
食べたのは「明星 ぶぶか 焦がし味噌豚骨らーめん(2月5日発売)」。道の駅を17時28分に出発、19時11分自宅着。