活動データ
タイム
07:05
距離
42.4km
のぼり
1389m
くだり
1128m
活動詳細
すべて見る日曜日、寒波が来るということで、アウトドアな活動は難しいかな?と思っていたのだけれと、天気予報では瀬戸内は大丈夫そう。前々から興味があった大三島の鷲ヶ頭山に行くことにした。当然ロードバイクで島を一周もしたい。土曜日の夜、いつものように出発。しまなみ海道をめざす。夜の11時ごろ、車中泊を予定していた しまなみ多々羅道の駅に到着。さすがにこの時間帯、道の駅はがらがら。きっと、シーズンになると、車中泊ももっと多いのだろうが、寒波まっただ中のこんな時期に車中泊をする物好きはそんなにはいないのだろう。しかも、この辺り、ファミレスのようなものはなく、夕食をどうしようかと思ったが、近くにコンビニがあり、そこでカツ丼を購入。これが結構いける。その後、夜の多々羅大橋を写真に撮ったりして、就寝。夜には星がきらめくほどのいい天気だった。さすがに寒波がやってきているだけあって、夜中は冷え込む。しかし、ダウンシュラフのおかげで、しっかりと眠ることができた。 朝、目覚めると、いやな予感・・・。外を見ると、なんと雪。天気予報では曇りだったのに・・・・。ここは瀬戸内。雪だなんて・・・しかもうっすらと積もっている。ここからロードバイクで大三島を一周し、その途中、鷲ヶ頭山登山と考えていたのだが、この雪では難しいかも、そう思いながら、しばし、二度寝をしながら様子を見る。しかし、1時間たっても、雪は降り続けている。計画変更。まずは、大山祇神社へ行き、宝物館などを見ながら天候の回復を待つことにした。ここの宝物館は、お勧め。武具の国宝が日本で一番多いところと言われている。源頼朝や義経の鎧や、刀などが展示されている。もちろん、大山祇神社にも参拝する。雪が積もったのは今期初ということだった。そうこうしていると、雪は止み、青空も見え始めた。 鷲ヶ頭山の登山に出発。ここ、大山祇神社の横に登山道がある。この山には、鎖場があるということをYAMAPの活動日記で知り、是非挑戦したいと思っていた。雪で濡れた状態ではあるが、慎重にチャレンジすることにした。案内板にくさりとある。当然、そちらの道へ進む。振り返るととても素晴らしい景色、瀬戸内の島々が見える。そして、ついに鎖場に到着。なかなかの鎖。足をかける場所があまりないような岩に長い鎖が垂れ下がっている。慎重に進む。途中下を見ると、なかなかの高度感。このスリルがくせになる。無事第一の鎖をクリア。少し行くと、第二の鎖。ここが難しいということだが、果たして?? 登り始めてやはり、そうとうきつい。足場がなかなかなく、腕力で進まないと行けない場所が何か所かあり、筋肉がプルプルしてくる。しかし、ここであきらめるのは、崖を落ちるということになる。必死で、力を絞り出す。途中、足場があるところでは小休憩しながら、進む。カメラでところどころ撮影したのだが、ハードすぎて、シャッターを押す力もうまく出せない感じだった。それでも、なんとか、クリア。生死にかかわる場面というのは普段出ない力も出せる、そんな経験。逆に生きているということを実感できる体験でもある。登ったとたん、急に疲労感が全身を襲う。長さはそれほどでもないが、ハードさは石鎚山より上という実感。それにしても、きつかった。 その後は、とても気持ちのよい道を行く。まずは、安神山山頂。ここは、展望もよく、とても気持ちがいい。また、鷲ヶ頭山へ続く道もとても美しい。途中、岩山のようなところがあったので、そこへも登ってみた。岩のてっぺんにも登れそうだったので、さっきの鎖場の勢いそのまま、登ってみた。すごい高度感だったが、達成感もばりばり。気持ちよかった。岩のてっぺんから下り、記念撮影。いつものポーズ。 その後、鷲ヶ頭山へと進む。振り返って、景色を見ると、さっき登った岩山と、瀬戸内の海がいいぐあいに景色を作り出していた。思わず見とれるほど・・・。 鷲ヶ頭山への道は雪がうっすらと積もっていて、まだ、だれも踏んでいなかった。これもなんだかうれしかった。そして、山頂。山頂は、思ったより展望はなく、写真を撮ってすぐに下山。途中の展望がある場所で、昼食。いつものカレーメシ。 下山ルートは、入日の滝を通るルートへ行く。登山道というより、坂を滑り降りるぐらいの急な斜面を下りていく。入日の滝は、それほど水量はなかったが、なかなかの風景。その後遊歩道で、登山口まで行き、鷲ヶ頭山登山終了。 この時点で、午後2時半。微妙な時間だったが、せっかくここまで来たのだから、ロードバイクで大三島一周をすることにした。時計回りで、海に近い方を通る。綺麗な海の景色を見ながら進む。最初は平坦で、思ったより早く北側の道を終え、多々羅大橋に到着。ここでも、何枚か写真を撮り次へ進む。南側は結果アップダウンがあり、トレーニングになった。大山祇神社に到着したのは午後5時10分ごろ。大三島一周達成。満足。 その後、多々羅温泉に入って帰る。ちなみに多々羅温泉310円と今までで一番安い価格の温泉だったが、なかなかいい湯だった。帰りは、大雪ということで、いつもの戸河内ではなく、浜田道を選択したのだが、この浜田道も雪が積もって瀬戸内とは別世界だった。こんな日にしっかりアウトドアな活動ができたことに感謝。
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