今日の難所ヶ滝

2018.02.03(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 56
休憩時間
5
距離
4.3 km
のぼり / くだり
452 / 454 m

活動詳細

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思えば、私に山登りを教えてくれたのが、昔に勤めていた会社の元上司だったMさんであった。 この河原谷コースもMさんに初めて連れていってもらい、以後、この道が気に入った私は、当時無職だった期間に暇だった事もあり、集中的に通っていた時期もあった。それが30才代の前半頃だったので、約20年ぶりぐらいの訪問である。 寒波到来の為、難所ヶ滝目的の登山者が多くて、滝の下周辺は渋滞する事は予想されたので、昭和の森から、他のコースをとり、一旦宝満山からの縦走路に出て、そこから難所ヶ滝へ降りてこようと考え、朝から持ち物を準備していたのだが、なんといくら探してもゲイターがない。自分が収納しそうな場所をいくら探しても見つからず。 今日は折角新調した6本アイゼンをデビューさせようと思っていたのに、ゲイターがないと雪が登山靴の中に入ってくるではないか。 昼近くまで散々家中を探したが、結局最後まで発見出来なかった私はそこでひらめいた。 私には頼もしい相棒があったじゃないか! 簡易アイゼンとゲイターの両方を兼ねた便利靴。それが、スパイク長靴「岩礁80」だ。 相棒に今日の足元を任せた私は、バイクに跨がり、昭和の森を目指した。 とはいっても約20年ぶりなので、目的地への道の記憶が曖昧。それに加え、四王寺坂周辺の道が新しくできており、余計に分からず、途中何度もバイクを停めてスマホで道を確認する。バイクなので、目的地到着後、さっと登れるよう服装は控えめに着ているめ、寒い‼ たまらず、途中で昼食を兼ねて暖を取るため、鼻水を垂らせたオジサンはモスバーガーに寄ったのであった。 昭和の森では、バイクの強みで駐車場を横目に、林道を進み適当な広場にバイクを停める。結局、登りはじめたのが13時半頃。時間も遅くなったので、滝直登ルートへ予定変更。ルートを降りてくる人はいても、この時間から登る人はまばらで、しかも雪がガンガン降りだす。 難所ヶ滝ルートは、途中の案内表示が多く、道を間違う事はないが、20年前の記憶を探りながら登る。 【20年前の記憶】 ⚫道はもっとガレていたような気がするが・・・ ⚫難所ヶ滝は、縦走路に向かう難所ヶ滝ルートから左に直角に折れ、木々の中を縫うように細い道を抜けた先に滝があったように思うが・・・ ⚫こんな谷沿いを登っていったっけ・・・ しばらくすると雪も止むが、上方から下って来る人の足元を見ると、6本アイゼンを履いている人もチラホラ。 そうこうするうちに滝に到着。 登山者は誰もおらず、しばし貸し切り状態。出発が遅くなった故の役得である。 昔に何度か滝に来たのは冬季以外で、実は、難所ヶ滝が氷結したのを見にきたのは初めてなのである。 見事に凍った滝にしばし見とれ、自然と見上げる姿勢になるため、足元のバランスを崩しそうになる。 登山者も数人上がって来られ、しばし一緒に観賞。 チェーンスパイクを履いておられる方が多い。山頂や縦走路まで行くのであれば6本アイゼンが有効であろうが、多少積雪があるとはいえ、岩場が多い場所ではオーバースペックのようだ。 わが相棒の「岩礁80」も、ここでもその威力を発揮する。 「岩礁80」が苦手な所は、 ⚫足首のホールドが必要な急な斜面。 ⚫山行前に昼食を買うために立ち寄るスーパーの床(滑る)。なので買い物は、なるべく動線の短いコンビニにすべし。 ⚫ガシャガシャと音がうるさい舗装道路(すれ違うおばちゃんが怪訝そうに必ず足元を見て行く)。 なのである。 明日から本格的に積雪のようなので、今日より見ごたえある難所ヶ滝が楽しめるでしょう。 では、皆さんまた会いましょう。

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