股裂けが怖かった😅毘沙門山

2022.01.29(土) 日帰り

活動データ

タイム

08:25

距離

11.1km

のぼり

1213m

くだり

1205m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 25
休憩時間
1 時間 34
距離
11.1 km
のぼり / くだり
1213 / 1205 m
20
29
4 21
3
2 11

活動詳細

すべて見る

【毘沙門山】白石山 南懐中段に、毘沙門祠を斎くことによるようです。 『西上州の山と峠 佐藤節 著 P112』 白石沢から登った記録。 『西上州の岩山藪山 二木久夫 著 P31』 平成8年(1996年)頃までには採掘は中断され、再開されないまま現在に至っている。 『続・秩父藪尾根単独行 坂井勝生 著 P37』 石灰岩採掘のために、一時期全山入山禁止になっていたが、閉山してから26年ほど経ち、現在は登れるらしい。 南懐中段に、毘沙門祠があるため毘沙門山と呼ばれ、毘沙門水という名水が湧き出ている。 別名の白石山(はくせきさん)は、山肌の石灰岩が白色のために名付けられており、日本山名辞典には、「しらいしやま」で7座、「はくせきさん」は天祖山の別名で1座が確認できるので、他の白石山と区別するために毘沙門山と呼びたい。 ネット情報だと、かなりヤバイという噂の毘沙門山。 石灰採掘で削られた山なのだから、そりゃ~ヤバイに決まってる。 だけども、どんだけヤバイのか気になって仕方がないので、ナナメさんに骨を拾ってもらう覚悟で一緒に出かけることにした。

両神山・諏訪山・二子山 新ハイの記事を焦ってみたけど、ほんとに資料が少なくて、出てきたのは、この記事だけ…。
かなりマイナーな山だな。
ほほお❗
蛙岩なんてあるのかあ✨
新ハイの記事を焦ってみたけど、ほんとに資料が少なくて、出てきたのは、この記事だけ…。 かなりマイナーな山だな。 ほほお❗ 蛙岩なんてあるのかあ✨
両神山・諏訪山・二子山 秋津駅でいつものように、秩父市応援漫遊切符を買おうとしたら、券売機で売ってなくて、窓口で聞いたら、普通の漫遊切符なら売っているとのことだったけど、460円高くて、1870円だった😭

西武秩父駅に着いて、駅前のすき家で牛丼大盛と卵を食べて、腹ごしらえ。
今日もカウンター席が混雑していた。
秋津駅でいつものように、秩父市応援漫遊切符を買おうとしたら、券売機で売ってなくて、窓口で聞いたら、普通の漫遊切符なら売っているとのことだったけど、460円高くて、1870円だった😭 西武秩父駅に着いて、駅前のすき家で牛丼大盛と卵を食べて、腹ごしらえ。 今日もカウンター席が混雑していた。
両神山・諏訪山・二子山 小鹿野役場で坂本行きを見過ごして、長沢行きに乗り換えて、馬上(もうえ)で下車。
牛首峠へ向かって歩いて行く。
沢沿いは、陰気な感じ。
小鹿野役場で坂本行きを見過ごして、長沢行きに乗り換えて、馬上(もうえ)で下車。 牛首峠へ向かって歩いて行く。 沢沿いは、陰気な感じ。
両神山・諏訪山・二子山 犬戻しの険悪な岩場に差し掛かり、垂直な岩場を見上げながら登って行く。
どこも断崖ばかりで、取り付けそうな場所はない。
犬戻しの険悪な岩場に差し掛かり、垂直な岩場を見上げながら登って行く。 どこも断崖ばかりで、取り付けそうな場所はない。
両神山・諏訪山・二子山 牛首峠手前で右に分かれる踏み跡を見つけた。
ナナメさんと顔を見合わせてここから入ってみることになる。

ここでヘルメット装着。
牛首峠手前で右に分かれる踏み跡を見つけた。 ナナメさんと顔を見合わせてここから入ってみることになる。 ここでヘルメット装着。
両神山・諏訪山・二子山 尾根に出ると、岩場があるけどこれさえ越えればなんとかなりそうなので尾根上を西へ進むことにした。
尾根に出ると、岩場があるけどこれさえ越えればなんとかなりそうなので尾根上を西へ進むことにした。
両神山・諏訪山・二子山 岩場を登るとこんなところに祠があった。
これは、行けそうな予感✨
岩場を登るとこんなところに祠があった。 これは、行けそうな予感✨
両神山・諏訪山・二子山 牛首峠のようなキレットが出てきてしまった。
どうやってこれを越えようか?
とりあえず下ってみる。
牛首峠のようなキレットが出てきてしまった。 どうやってこれを越えようか? とりあえず下ってみる。
両神山・諏訪山・二子山 木の根につかまりながら下るけど、滑落しそうで超怖い😱
序盤でこんなの出てくるとはなあ。
木の根につかまりながら下るけど、滑落しそうで超怖い😱 序盤でこんなの出てくるとはなあ。
両神山・諏訪山・二子山 南側へと下るけど、ロープを使ってもかなり危険な下降。
この先も断崖が続いているようなので、引き返すことにした。
南側へと下るけど、ロープを使ってもかなり危険な下降。 この先も断崖が続いているようなので、引き返すことにした。
両神山・諏訪山・二子山 北側の岩沿いを見てみるけど、かなり厳しそう。
この先も崩れていたら嫌だし、別の取り付きを探す。
北側の岩沿いを見てみるけど、かなり厳しそう。 この先も崩れていたら嫌だし、別の取り付きを探す。
両神山・諏訪山・二子山 かなり下って橋を渡ってここから取り付くことにする。
トラバース気味に登っていると踏み跡が出てきて、尾根に乗って休憩。
でもこの先もどうなっているのかわからず不安でいっぱい。
かなり下って橋を渡ってここから取り付くことにする。 トラバース気味に登っていると踏み跡が出てきて、尾根に乗って休憩。 でもこの先もどうなっているのかわからず不安でいっぱい。
両神山・諏訪山・二子山 岩の段差が出てきたけど、割れ目に足を突っ込んでなんとか登れた。
枝が張り出していたので歩かれていない感じ。
こりゃあ、無理か~?
岩の段差が出てきたけど、割れ目に足を突っ込んでなんとか登れた。 枝が張り出していたので歩かれていない感じ。 こりゃあ、無理か~?
両神山・諏訪山・二子山 境界杭が地面に埋まってる。
これを設置するために誰か歩いているのだろうなと思うとほっとした。
境界杭が地面に埋まってる。 これを設置するために誰か歩いているのだろうなと思うとほっとした。
両神山・諏訪山・二子山 巨岩が出てきて焦ったけど、右から迂回できそうだ。
見上げると、めっちゃ急だけど なんとか上がれそう🎵
行くっきゃな~い❗
巨岩が出てきて焦ったけど、右から迂回できそうだ。 見上げると、めっちゃ急だけど なんとか上がれそう🎵 行くっきゃな~い❗
両神山・諏訪山・二子山 後ろを振り返るとナナメさんが四つん這いで急斜面を登っている。
両神エリアのバリはきっついなあ。😆
後ろを振り返るとナナメさんが四つん這いで急斜面を登っている。 両神エリアのバリはきっついなあ。😆
両神山・諏訪山・二子山 鹿が葉を食べて枯れてしまった笹を分けながら進むと、牛首峠からの尾根に出て、右へわずかに進むと、やっとこさ~新岡部線5号の送電線鉄塔が見えてきた。
GPSで確認すると、ほんの僅かな距離のところを突破できずに大きく迂回させられていた。
ああ~もう疲れたよ~😰
鹿が葉を食べて枯れてしまった笹を分けながら進むと、牛首峠からの尾根に出て、右へわずかに進むと、やっとこさ~新岡部線5号の送電線鉄塔が見えてきた。 GPSで確認すると、ほんの僅かな距離のところを突破できずに大きく迂回させられていた。 ああ~もう疲れたよ~😰
両神山・諏訪山・二子山 左から長久保ノ頭、父不見山、大久保ノ頭。
一番左のぼこっとしてるのは916かな。
左から長久保ノ頭、父不見山、大久保ノ頭。 一番左のぼこっとしてるのは916かな。
両神山・諏訪山・二子山 あと少しのところで進めなくなったので、二人して苦笑…。
あの岩場一箇所のために、こんなに大きく迂回させられてしまった…。
あと少しのところで進めなくなったので、二人して苦笑…。 あの岩場一箇所のために、こんなに大きく迂回させられてしまった…。
両神山・諏訪山・二子山 479m点からの尾根道が合流する。
こちらから登れば良かったと後悔したけど仕方なし。
479m点からの尾根道が合流する。 こちらから登れば良かったと後悔したけど仕方なし。
両神山・諏訪山・二子山 左へ巡視路を分けると、めっちゃ急な登りが始まった。
毎度のことながら、思うように足が上がらない…。
岩場じゃないだけマシだよなあとお互い励まし合いながら登る。
左へ巡視路を分けると、めっちゃ急な登りが始まった。 毎度のことながら、思うように足が上がらない…。 岩場じゃないだけマシだよなあとお互い励まし合いながら登る。
両神山・諏訪山・二子山 たくさんの土留めが見えて来ると新榛名線159号に出た。
地形図と位置が違うようだ。
たくさんの土留めが見えて来ると新榛名線159号に出た。 地形図と位置が違うようだ。
両神山・諏訪山・二子山 尾根の南側は広葉樹林で、日差しがポカポカと暖かい。
平坦な場所まで移動して、久しぶりにナナメさんのラーメンをご馳走になる。
冷えた体に、暖かい汁がしみわたってうまかった。
尾根の南側は広葉樹林で、日差しがポカポカと暖かい。 平坦な場所まで移動して、久しぶりにナナメさんのラーメンをご馳走になる。 冷えた体に、暖かい汁がしみわたってうまかった。
両神山・諏訪山・二子山 811m峰には、新榛名線158号が建っていて、愛宕山の名があるらしいが、それらしい祠は見当たらない。
でも後で岩場から見たら、愛宕山の名に相応しい鋭峰だった。
811m峰には、新榛名線158号が建っていて、愛宕山の名があるらしいが、それらしい祠は見当たらない。 でも後で岩場から見たら、愛宕山の名に相応しい鋭峰だった。
両神山・諏訪山・二子山 今まで登ったのが、もったいないくらいにずんずん下って、胡桃指峠に着く。

大指・半平と馬上を結ぶ峠道が越えている。
新ハイ略図に石祠があるとの記載があるがわからなかった。
今まで登ったのが、もったいないくらいにずんずん下って、胡桃指峠に着く。 大指・半平と馬上を結ぶ峠道が越えている。 新ハイ略図に石祠があるとの記載があるがわからなかった。
両神山・諏訪山・二子山 薄暗い植林を登って行くと、急に明るくなって、広葉樹林帯に出た。
二人とも気持ちいい!
と歓声を上げる。
平地も多く、ビバーク適地やね~。
薄暗い植林を登って行くと、急に明るくなって、広葉樹林帯に出た。 二人とも気持ちいい! と歓声を上げる。 平地も多く、ビバーク適地やね~。
両神山・諏訪山・二子山 851m峰は、天神山と呼ばれているようだ。
樹林越しに展望があって気持ち良いのでしばらく休む。
851m峰は、天神山と呼ばれているようだ。 樹林越しに展望があって気持ち良いのでしばらく休む。
両神山・諏訪山・二子山 再び植林になって緩く登って行くと、石祠があった。
なんでこんな場所にあるのだろう?
周囲を見渡しても峠道は確認できない。
天神様の祠かな?
再び植林になって緩く登って行くと、石祠があった。 なんでこんな場所にあるのだろう? 周囲を見渡しても峠道は確認できない。 天神様の祠かな?
両神山・諏訪山・二子山 踏み跡は山腹をトラバースするようになって、岩がゴツゴツしている尾根に乗る。
踏み跡は山腹をトラバースするようになって、岩がゴツゴツしている尾根に乗る。
両神山・諏訪山・二子山 まるでゴジラの背中に乗っているかのような尾根だ。
尾根上は、岩がゴツゴツしていて歩きにくいので左の南側を歩く。
まるでゴジラの背中に乗っているかのような尾根だ。 尾根上は、岩がゴツゴツしていて歩きにくいので左の南側を歩く。
両神山・諏訪山・二子山 尾根が痩せきて、岩ゴツの上を歩かないと進めなくなってしまう。
四角い岩峰を越えると、菱型の岩が見えて来た。
デフォルメされた蛙が座っているように見えなくもない…。
二木氏は、富士山形の岩と評している。
尾根が痩せきて、岩ゴツの上を歩かないと進めなくなってしまう。 四角い岩峰を越えると、菱型の岩が見えて来た。 デフォルメされた蛙が座っているように見えなくもない…。 二木氏は、富士山形の岩と評している。
両神山・諏訪山・二子山 蛙岩付近は、遮るものが無く、展望が素晴らしい。
両神山。
蛙岩付近は、遮るものが無く、展望が素晴らしい。 両神山。
両神山・諏訪山・二子山 父不見山と赤久縄山
父不見山と赤久縄山
両神山・諏訪山・二子山 いつでも登れると思うとなかなか登れない城峰山
いつでも登れると思うとなかなか登れない城峰山
両神山・諏訪山・二子山 反対の東側から見た蛙岩。
確かに富士山形だ!
反対の東側から見た蛙岩。 確かに富士山形だ!
両神山・諏訪山・二子山 さらに進むともう一つ岩峰があり、小休止する。
眺めが良すぎて、ドキドキが止まらな~い。
さらに進むともう一つ岩峰があり、小休止する。 眺めが良すぎて、ドキドキが止まらな~い。
両神山・諏訪山・二子山 ナナメさんがツインタワーと呼ぶ愛宕山(811m峰)と武甲山。
ナナメさんがツインタワーと呼ぶ愛宕山(811m峰)と武甲山。
両神山・諏訪山・二子山 両神山
両神山
両神山・諏訪山・二子山 露岩の痩せ尾根を進むと、毘沙門山の奇怪な山容が目に飛び込んで来た。
なんじゃこりゃあああああああ。
露岩の痩せ尾根を進むと、毘沙門山の奇怪な山容が目に飛び込んで来た。 なんじゃこりゃあああああああ。
両神山・諏訪山・二子山 どうやって削ったらこんな恐ろしい擂鉢になるんじゃ~?
仮面ライダーの撮影やってそう…とナナメさん。
昭和の特撮系は、こういうところで爆発とかさせて撮影してたもんな。

悪だくみはやめろ!

とここで叫んでも遠すぎてショッカー軍団には聞こえないと思う…。

正面から夫婦らしき人影が降りて来ていた。
どうやって削ったらこんな恐ろしい擂鉢になるんじゃ~? 仮面ライダーの撮影やってそう…とナナメさん。 昭和の特撮系は、こういうところで爆発とかさせて撮影してたもんな。 悪だくみはやめろ! とここで叫んでも遠すぎてショッカー軍団には聞こえないと思う…。 正面から夫婦らしき人影が降りて来ていた。
両神山・諏訪山・二子山 周囲は錆びた金網があちこちにあり、とても下れそうにないが、恐る恐る下ってみる。
こういう人工的な崖が一番やっかいなんだよね~。

と、足下の石が崩れて、ゴロゴロ転がった。

ラ~ク!

と後ろから声が聞こえて、私の代わりに言ってくれたのかな?
と思ったら、後ろから拳大の石がゴロゴロ転がって来た。
メットしててよかった~。

確かにここはヤバヤバやね。


左下は、崖だ。

とおうううう!

仮面ライダーのようにかっこよく飛び降りられればいいんだけど、ピアノ線で吊られてないし~(笑)

えええええええええええ?

まってよ~?

3mくらいの垂直な崖になって降りられなくなってしまった。
ロープ出すか~?
と悩んでいると、右から降りられるんじゃない?
とナナメさんからアドバイスが。

不本意ながら金網伝いに右へトラバースして、金網が途切れたところから下の金網へ向かって、三点支持で慎重に下る。
周囲は錆びた金網があちこちにあり、とても下れそうにないが、恐る恐る下ってみる。 こういう人工的な崖が一番やっかいなんだよね~。 と、足下の石が崩れて、ゴロゴロ転がった。 ラ~ク! と後ろから声が聞こえて、私の代わりに言ってくれたのかな? と思ったら、後ろから拳大の石がゴロゴロ転がって来た。 メットしててよかった~。 確かにここはヤバヤバやね。 左下は、崖だ。 とおうううう! 仮面ライダーのようにかっこよく飛び降りられればいいんだけど、ピアノ線で吊られてないし~(笑) えええええええええええ? まってよ~? 3mくらいの垂直な崖になって降りられなくなってしまった。 ロープ出すか~? と悩んでいると、右から降りられるんじゃない? とナナメさんからアドバイスが。 不本意ながら金網伝いに右へトラバースして、金網が途切れたところから下の金網へ向かって、三点支持で慎重に下る。
両神山・諏訪山・二子山 ぐへえ、

頼りない灌木につかまりながら、なんとか降りられた~。
金網沿いに進んで行く。
ぐへえ、 頼りない灌木につかまりながら、なんとか降りられた~。 金網沿いに進んで行く。
両神山・諏訪山・二子山 やった~!
なんか広いところに出たぞ~。
大指へ下るブル道らしい。
先ほど見かけた夫婦はここを下ったようだ。
やった~! なんか広いところに出たぞ~。 大指へ下るブル道らしい。 先ほど見かけた夫婦はここを下ったようだ。
両神山・諏訪山・二子山 こんな感じで崖を降りた。
破線は裏側で見えないので、イメージです。
こんな感じで崖を降りた。 破線は裏側で見えないので、イメージです。
両神山・諏訪山・二子山 広場からは、歩きやすいブル道が続いており、パノラマコースのような展望が続く。
何度も立ち止まっては、シャッターを切る。
広場からは、歩きやすいブル道が続いており、パノラマコースのような展望が続く。 何度も立ち止まっては、シャッターを切る。
両神山・諏訪山・二子山 岩峰を振り返る。
すげえとこを下ってきたな~。
岩峰を振り返る。 すげえとこを下ってきたな~。
両神山・諏訪山・二子山 ブル道を造ったブルドーザー。
放棄されて30年以上たっているのだろう。
朽ち果てるのを待っている。
ブル道を造ったブルドーザー。 放棄されて30年以上たっているのだろう。 朽ち果てるのを待っている。
両神山・諏訪山・二子山 蛙岩の岩峰を振り返る。
あそこから見えた垂直な採掘場の真上に立っているので、下を見ると怖い。
蛙岩の岩峰を振り返る。 あそこから見えた垂直な採掘場の真上に立っているので、下を見ると怖い。
両神山・諏訪山・二子山 ゲートが見えて来て、通れ無さそうだ。
ゲートが見えて来て、通れ無さそうだ。
両神山・諏訪山・二子山 ふと右上をみるとピンテがあり、そこを攀じ登る。
ふと右上をみるとピンテがあり、そこを攀じ登る。
両神山・諏訪山・二子山 下を見ると恐ろしいほどの崖を登らされる。
先ほどの夫婦はこんな怖いところを良く下ったなあ。
ここを下りたくないので、大指に下るプランは消えた。
下を見ると恐ろしいほどの崖を登らされる。 先ほどの夫婦はこんな怖いところを良く下ったなあ。 ここを下りたくないので、大指に下るプランは消えた。
両神山・諏訪山・二子山 ゲートの上は真新しい鉄条網で乗り越えられないようになっている。
危険でもこの岩峰を越えるしかないのだ。
ゲートの上は真新しい鉄条網で乗り越えられないようになっている。 危険でもこの岩峰を越えるしかないのだ。
両神山・諏訪山・二子山 難所が終わってほっと一息。
それにしても眺めの良い場所が続くなあ。
難所が終わってほっと一息。 それにしても眺めの良い場所が続くなあ。
両神山・諏訪山・二子山 あ、ネットで良く見かけたコーラ瓶。
子供の頃はこれとファンタの瓶を拾って換金してたなあ。
キャップの裏にも、点数みたいなのがあって集めて交換してた。

ブッシュマンというコメディ映画は、このコーラ瓶が捨てられるところから物語が始まるのを思い出す。
文明と非文明の奇妙な融合…。
それを思うと、この景色も違和感がない。
おそらく鉱山の作業員がここに捨てたものだろう。
あ、ネットで良く見かけたコーラ瓶。 子供の頃はこれとファンタの瓶を拾って換金してたなあ。 キャップの裏にも、点数みたいなのがあって集めて交換してた。 ブッシュマンというコメディ映画は、このコーラ瓶が捨てられるところから物語が始まるのを思い出す。 文明と非文明の奇妙な融合…。 それを思うと、この景色も違和感がない。 おそらく鉱山の作業員がここに捨てたものだろう。
両神山・諏訪山・二子山 西上州の山々。
う~ん、絶景だあ。
西上州の山々。 う~ん、絶景だあ。
両神山・諏訪山・二子山 屹立とした毘沙門山が見えて来る。
その威容はまさに守護神だ。
屹立とした毘沙門山が見えて来る。 その威容はまさに守護神だ。
両神山・諏訪山・二子山 先ほどまでいた岩峰がもう小さくなっている。
先ほどまでいた岩峰がもう小さくなっている。
両神山・諏訪山・二子山 ここから道がな~い!
とナナメさん。

どうやら、左(南)へ一旦下ってから、トラバースして戻るみたいで、赤テープもある。

両神山の絶景を目の前にしながら下るのでめっちゃこわいいいいい!
ここから道がな~い! とナナメさん。 どうやら、左(南)へ一旦下ってから、トラバースして戻るみたいで、赤テープもある。 両神山の絶景を目の前にしながら下るのでめっちゃこわいいいいい!
両神山・諏訪山・二子山 ちょちょちょちょ…。
こんなやばいとこトラバースするの~?

足下は、断崖絶壁…。
落ちたら即死…。

不帰キレットみたいだね。
とナナメさん。
いやいやいやいや…。

あそこは鎖があったでしょおおおおお!
ちょちょちょちょ…。 こんなやばいとこトラバースするの~? 足下は、断崖絶壁…。 落ちたら即死…。 不帰キレットみたいだね。 とナナメさん。 いやいやいやいや…。 あそこは鎖があったでしょおおおおお!
両神山・諏訪山・二子山 岩にしがみつきながら、割れ目の上を跨ぐ…。
OH!マ~タ~が~スースーあるね♪

こういう時こそ、シャッターチャンス?
苦労して撮ったけど、あまり良くわからない画像になってしまった。(笑)

この下が数百m以上の断崖になっている。

股が…。

股が裂ける~。

と叫びつつ、なんとか通過して、カニのヨコバイ状態で岩にしがみつきながらへつるとなんとか安全な尾根に乗った。
岩にしがみつきながら、割れ目の上を跨ぐ…。 OH!マ~タ~が~スースーあるね♪ こういう時こそ、シャッターチャンス? 苦労して撮ったけど、あまり良くわからない画像になってしまった。(笑) この下が数百m以上の断崖になっている。 股が…。 股が裂ける~。 と叫びつつ、なんとか通過して、カニのヨコバイ状態で岩にしがみつきながらへつるとなんとか安全な尾根に乗った。
両神山・諏訪山・二子山 僅かに登って、二つ目のピークが毘沙門山山頂だった。

やった~!

ついに登ったど~!

困難な山ほど、登頂できた時の喜びは大きい。
ナナメさんとグータッチ!
僅かに登って、二つ目のピークが毘沙門山山頂だった。 やった~! ついに登ったど~! 困難な山ほど、登頂できた時の喜びは大きい。 ナナメさんとグータッチ!
両神山・諏訪山・二子山 三合都岳(さんごつ)にあったのと同じ新ハイ浦和支部の山名標。
毘沙門山としているのはさすが!
三合都岳(さんごつ)にあったのと同じ新ハイ浦和支部の山名標。 毘沙門山としているのはさすが!
両神山・諏訪山・二子山 古い山名標で文字が消えかけている。
古い山名標で文字が消えかけている。
両神山・諏訪山・二子山 毘沙門山は、360度の大展望で、それを誰にも邪魔されないのがいい。
二子山がギリギリ二つに見えている。
毘沙門山は、360度の大展望で、それを誰にも邪魔されないのがいい。 二子山がギリギリ二つに見えている。
両神山・諏訪山・二子山 両神山
両神山
両神山・諏訪山・二子山 武甲山
武甲山
両神山・諏訪山・二子山 もっとゆっくりしていたかったけど、14:30には出ないとバスに間に合わないので、名残惜しみつつ山頂を後にする。

尾根を進むと、断崖になって道がなくなってしまった。
びっくりして、山頂に戻って北側を見ると踏み跡らしきものが下っているのが見えたけど、マーキングがないので不安になる。

ザレザレの窪みを下ると、下のほうに赤テープが見えて来て、ほっとしたのも束の間…。

ザザザー。

と足が滑って、とっさに灌木にしがみついた。

あっぶね~。

ほんとに下山て危険だよなあ。

平和な平坦地に降り立って、振り返ると、尖った岩峰がそそり立っていて、毘沙門天が立っているかのよう。

先ほどまであんなとこに立ってたのかあ。
あの岩の左のザレ場を下ったのだ~。
滑落しなかったのが不思議なくらいの急下降。
もっとゆっくりしていたかったけど、14:30には出ないとバスに間に合わないので、名残惜しみつつ山頂を後にする。 尾根を進むと、断崖になって道がなくなってしまった。 びっくりして、山頂に戻って北側を見ると踏み跡らしきものが下っているのが見えたけど、マーキングがないので不安になる。 ザレザレの窪みを下ると、下のほうに赤テープが見えて来て、ほっとしたのも束の間…。 ザザザー。 と足が滑って、とっさに灌木にしがみついた。 あっぶね~。 ほんとに下山て危険だよなあ。 平和な平坦地に降り立って、振り返ると、尖った岩峰がそそり立っていて、毘沙門天が立っているかのよう。 先ほどまであんなとこに立ってたのかあ。 あの岩の左のザレ場を下ったのだ~。 滑落しなかったのが不思議なくらいの急下降。
両神山・諏訪山・二子山 右下に擂鉢状の地形(ドリーネ)を見ると落ち葉の降り積もった急登になり、名合沢ノ頭(なごうさわのあたま)に着いて、右の北に向きを変える。
右下に擂鉢状の地形(ドリーネ)を見ると落ち葉の降り積もった急登になり、名合沢ノ頭(なごうさわのあたま)に着いて、右の北に向きを変える。
両神山・諏訪山・二子山 落ち葉の降り積もった急下降になって、木につかまったり、手を地面についたりしながら下る。
落ち葉の降り積もった急下降になって、木につかまったり、手を地面についたりしながら下る。
両神山・諏訪山・二子山 落ち葉が無くなると、ザレザレの急下降。
二人して悲鳴を上げながら下る。
落ち葉が無くなると、ザレザレの急下降。 二人して悲鳴を上げながら下る。
両神山・諏訪山・二子山 略図にあったトタン小屋は潰れていた。
略図にあったトタン小屋は潰れていた。
両神山・諏訪山・二子山 かなり早く下れたようで、1:30も貯金ができたので、送電鉄塔で休憩する。
相談して、沢には下らず尾根を進むことになった。
かなり早く下れたようで、1:30も貯金ができたので、送電鉄塔で休憩する。 相談して、沢には下らず尾根を進むことになった。
両神山・諏訪山・二子山 ここで長合沢林道へ下る道が分かれる。
ここから道が荒れてくる。
ここで長合沢林道へ下る道が分かれる。 ここから道が荒れてくる。
両神山・諏訪山・二子山 廃屋を過ぎると道形が不明瞭になってくる。
廃屋を過ぎると道形が不明瞭になってくる。
両神山・諏訪山・二子山 今にもつぶれそうな物置小屋。
今にもつぶれそうな物置小屋。
両神山・諏訪山・二子山 地形図の破線路なんてものは、往々にして間違っていることが多いので、あてにしてはいけない。
破線路は尾根を越えていて、急坂を下っているが、そんな道の作り方をするはずがないので、トラバースを続けてできるだけ水平に進む。
地形図の破線路なんてものは、往々にして間違っていることが多いので、あてにしてはいけない。 破線路は尾根を越えていて、急坂を下っているが、そんな道の作り方をするはずがないので、トラバースを続けてできるだけ水平に進む。
両神山・諏訪山・二子山 観音山は昔の武甲山みたいだなあ。
観音山は昔の武甲山みたいだなあ。
両神山・諏訪山・二子山 明瞭な道になって、観音山を眺めながら下る。
明瞭な道になって、観音山を眺めながら下る。
両神山・諏訪山・二子山 涸れ沢のようなところに出て、右へ曲がると岩ゴロになったのでアイゼンをはずす。
ジグザグに折れるようになって、杣徑で合ってたみたいだ。
畑跡の広々したところに出て気持ちが良い。
左奥に廃屋が見えている。

右奥は以前、父不見山から下った566m峰。
下に岩場が見える。
涸れ沢のようなところに出て、右へ曲がると岩ゴロになったのでアイゼンをはずす。 ジグザグに折れるようになって、杣徑で合ってたみたいだ。 畑跡の広々したところに出て気持ちが良い。 左奥に廃屋が見えている。 右奥は以前、父不見山から下った566m峰。 下に岩場が見える。
両神山・諏訪山・二子山 農耕機械が朽ち果てている。
農耕機械が朽ち果てている。
両神山・諏訪山・二子山 雨量観測計
雨量観測計
両神山・諏訪山・二子山 天室妙関信?
戒名だろうか。
嘉永一年の石造物。
天室妙関信? 戒名だろうか。 嘉永一年の石造物。
両神山・諏訪山・二子山 緩く下ると、吉田川にかかる赤い橋が見えて来た。
お寺を見て戻ると、一人の女性がこちらへやって来た。
やばい!
怒られるかな?
緩く下ると、吉田川にかかる赤い橋が見えて来た。 お寺を見て戻ると、一人の女性がこちらへやって来た。 やばい! 怒られるかな?
両神山・諏訪山・二子山 破線路のおさらい。
593の南で破線路と分かれて、540m付近を水平に進む。
540m付近は、踏み跡が不明瞭だ。
尾根を乗り越すと明瞭な踏み跡になる。
破線路のおさらい。 593の南で破線路と分かれて、540m付近を水平に進む。 540m付近は、踏み跡が不明瞭だ。 尾根を乗り越すと明瞭な踏み跡になる。
両神山・諏訪山・二子山 この辺りの畑の持ち主ということで、昔話をしてくれた。

毘沙門山の直下に桑の木があり、養蚕農家は、そこまで桑の葉をとりに行っていたという。
毘沙門山は生活のためになくてはならない山だったのだ。

放置されている農機具や廃屋は、亡くなったご主人の持ち物で、亡くなる寸前まで丁寧に手入れをしていたとのこと。
主を失って、荒れるがままになってしまったそうだ。

この方は、峠の向こうの長久保川沿いからお嫁に来て、峠の名をうかがうと池原峠(いけばらとうげ)とのことだった。
仮称していたのが合っていたので歓喜した。

子供たちは、池原峠を越えて、ここからバスに乗って学校に通っていたらしいが、今は歩く人がいないらしい。

背後の岩峰590m圏峰についても尋ねてみると、天狗山とのこと。
なんとあの眺めの良い岩峰が天狗山だったとは~。

昔は良く遊びに行っていたそうだ。

天狗山と池原峠の地名を採取できて滅茶苦茶嬉しいフィナーレとなった。
この辺りの畑の持ち主ということで、昔話をしてくれた。 毘沙門山の直下に桑の木があり、養蚕農家は、そこまで桑の葉をとりに行っていたという。 毘沙門山は生活のためになくてはならない山だったのだ。 放置されている農機具や廃屋は、亡くなったご主人の持ち物で、亡くなる寸前まで丁寧に手入れをしていたとのこと。 主を失って、荒れるがままになってしまったそうだ。 この方は、峠の向こうの長久保川沿いからお嫁に来て、峠の名をうかがうと池原峠(いけばらとうげ)とのことだった。 仮称していたのが合っていたので歓喜した。 子供たちは、池原峠を越えて、ここからバスに乗って学校に通っていたらしいが、今は歩く人がいないらしい。 背後の岩峰590m圏峰についても尋ねてみると、天狗山とのこと。 なんとあの眺めの良い岩峰が天狗山だったとは~。 昔は良く遊びに行っていたそうだ。 天狗山と池原峠の地名を採取できて滅茶苦茶嬉しいフィナーレとなった。
両神山・諏訪山・二子山 池原(いけばら)バス停
池原(いけばら)バス停
両神山・諏訪山・二子山 お寺の名前はわからない。
お寺の名前はわからない。
両神山・諏訪山・二子山 新要トンネルの横に旧要トンネルがあった。
めっちゃ細いトンネルで、少し先で長合沢林道が合流した。
新要トンネルの横に旧要トンネルがあった。 めっちゃ細いトンネルで、少し先で長合沢林道が合流した。
両神山・諏訪山・二子山 要トンネルバス停。
要トンネルバス停。
両神山・諏訪山・二子山 癒し空間。
馬上の待合所。
癒し空間。 馬上の待合所。
両神山・諏訪山・二子山 馬上バス停時刻表
16:53のバスで帰ろう。
馬上バス停時刻表 16:53のバスで帰ろう。
両神山・諏訪山・二子山 秩父駅裏にある駅馬車へ。
秩父駅裏にある駅馬車へ。
両神山・諏訪山・二子山 豚味噌焼きライス1000円を注文。
味噌が香ばしくておいしかった。
豚味噌焼きライス1000円を注文。 味噌が香ばしくておいしかった。
両神山・諏訪山・二子山 ここの名物はピザだったらしい。
しまった!
ここの名物はピザだったらしい。 しまった!
両神山・諏訪山・二子山 秩父駅から西武秩父駅までは徒歩17分。
速足で歩いて、ナナメさんはセブンへビールを買いに行き、私はラヴューのチケットを買う。
またしても氷柱席や~!
次回は、軽めの宝登山でお花見の予定。
秩父駅から西武秩父駅までは徒歩17分。 速足で歩いて、ナナメさんはセブンへビールを買いに行き、私はラヴューのチケットを買う。 またしても氷柱席や~! 次回は、軽めの宝登山でお花見の予定。

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