活動データ
タイム
04:36
距離
10.4km
のぼり
412m
くだり
413m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る■昨年見た厳冬期の磐司岩の荘厳さに惹かれ、今年も磐司岩に会いに行ってきました。 天候は曇りベースでしたが風も弱く、スノーシューで歩く二口林道の冬景色はとても魅力的でした。積雪量は1m足らずで、林道にはしっかりと踏み跡がついています。水場まではツボ足でも行けますが、気温がやや高くなったこの日は、そこまでの行程で十数回ほど、小さく踏み抜きました。足首までもぐる程度の踏み抜きなので、たいしたことはありません。林道に沿って流れる渓流はほとんど雪に埋れています。対岸の山々には小雪が舞っていました。 ■水場から先は積雪が深くなりました。見上げると磐司岩が頭を出しています。振り返ると、岩稜が歩いてきた方向にずっと連なっています。仙台平野にはうっすらと青空が見えていて、おそらく平野部は晴れなのでしょう。 ■展望台に着きました。目の前に磐司岩が迫っています。雪をまとった姿は実に荘厳です。冬季の岩壁登攀は、私にとっては小説の中の出来事ですが、一部が白く染まった大きな岩壁を目の当たりにすると、それが現実味を帯びてくるのが不思議です。展望地からさらに林道を進んでいく途中、右手に磐司岩が何度も姿を見せてくれます。一瞬日が差して磐司岩が白く輝きます。この辺りでスノーシューを履きました。 ■今日は白糸の滝にあるゲートまで歩きました。ゲートは閉鎖されています。その横を通って更に先に進むことも可能ですが、今日は出発の時刻が遅かったため、ここで引き返します。白糸の滝は黒い筋になって豊かな雪に覆われていました。 ■林道は広く、傾斜も少なく、この時期にスノーシューで歩くには最適です。途中、一箇所ほど雪崩が起きそうな斜面があるので、そこは足早に過ぎました。ブナやミズナラの大木を見ながら、静寂を楽しんで水場に戻ります。ここから先はツボ足でも歩けますが、気温の上昇によって踏み抜きが多くなりそうだったので、スノーシューのまま歩きました。 ■今日すれ違ったのは5人。冬場にここを歩く人が少し増えてきたようです。
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