八甲田　高田大岳　厳冬期　登頂

今日は八甲田山大岳に登りたかったけど、 天気予報は曇だったので、 朝は晴れている高田大岳に変更。 青空を狙って早朝から登り始めました。 前半はトレースがしっかりとあり、 楽に歩くことができました。 後半の勾配がキツくなる辺りからは、 トレースはすっかり消え この長い直登をラッセルなのかと気が遠くなりそうでしたが、 膝ラッセルは少しの区間だけ、 スノーシューで歩いて沈んでも10㌢くらい。 ただ急登なので、踏み込んでも20㌢くらいズリズリっと下ってしまうことの繰り返しで時間がかかりました。 そんな感じで体力的には全然問題ない山なのですが、 何が大変ってここの高度感。 密かに後ろをチラチラ振り返り、 心の中でギャーっと叫んでいた。 木も無く凹凸も無く、ツルリとした雪の斜面は、落ちたら何百メートル？直滑降するのだろう？下がよく見えない。そんな広大な急斜面にポツリと立っていると、フラフラしてきて悪い想像をしてしまうのでした。😵 怖いので、tさんになるべく木のがある所を歩いてもらって何とか登頂したのでした。 下山はとっても慎重に降り始めたのですが、 一回転んで滑ってみたら、案外滑落しないことが分かり、ちょっと怖さが和らぎました。☺️ 山頂はガスってましたが、 切れ間から南八甲田や小岳、硫黄岳が綺麗に見えていました。 大岳、井戸岳、赤倉岳は案の定ガスで見えませんでした。 風はてんくらAだけあって無かったので 快適でしたが、さすがに山頂は寒かったです。 高田大岳のチョイスは作戦成功でした🥳