日下越~辻子谷越~宝山寺旧参詣道

2018.01.28(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 22
休憩時間
53
距離
13.9 km
のぼり / くだり
1050 / 1081 m
26
30
1
48
11
1 27
1
1 27

活動詳細

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前回は「関西 山越えの古道 上」(以下、本書とします)の著者 中庄谷直(なかしょうやただし)氏を偲んで本書で紹介されている河内越を歩きました。 今回も本書で紹介されている日下越と辻子谷越、その他番外として宝山寺旧参詣道も歩いています。 本書で紹介された日下越(直越道)は滝の下から右上の岩壁を巻きながら石室のある尾根に取り付き 神武天皇顕彰碑まで尾根を登ったとあります。顕彰碑からは現在の直越の尾根道を歩かれています。 以前からこの滝の下からのルートが判別できずにいます、今回も少し探したのですが判りませんでした。 ですのでいつもの自分勝手なルートで神武天皇顕彰碑まで登っています。 辻子谷越の奈良側は以前と全く違って良く整備されて普通に歩けますし歩く人も増えているようです。 宝山寺旧参詣道も特に暗峠~旧鶴林寺間は良く整備されています。この古道も普通に歩けるようになっています。 整備されている方々に感謝です。 行き:近鉄奈良線石切駅 帰り:近鉄奈良線枚岡駅 ※スタート時から暫くGPSの軌跡が暴れて記録されています。

生駒山・神津嶽・大原山 石切駅から住宅街を抜けて日下直越(ただごえ、じきごえ)道の登山口へ、ここから山道に入ります。
石切駅から住宅街を抜けて日下直越(ただごえ、じきごえ)道の登山口へ、ここから山道に入ります。
生駒山・神津嶽・大原山 すぐ先の標識の裏から日下新池へ抜ける道が続いています。このような標識のところには旧道が隠れている事があります。
すぐ先の標識の裏から日下新池へ抜ける道が続いています。このような標識のところには旧道が隠れている事があります。
生駒山・神津嶽・大原山 大岩瀧(本書では不動滝と紹介されています)。
大岩瀧(本書では不動滝と紹介されています)。
生駒山・神津嶽・大原山 上下2段の滝です。
上下2段の滝です。
生駒山・神津嶽・大原山 現在の直越道を離れて岩壁を右手に見ながら巻き登ります。昔の石切場の跡で作業道跡も残っています。
現在の直越道を離れて岩壁を右手に見ながら巻き登ります。昔の石切場の跡で作業道跡も残っています。
生駒山・神津嶽・大原山 神武天皇顕彰碑尾根(仮称)の突端部に出ると展望が開けます。ここからは尾根を登ります。
神武天皇顕彰碑尾根(仮称)の突端部に出ると展望が開けます。ここからは尾根を登ります。
生駒山・神津嶽・大原山 石切場の跡で細尾根になってます。
石切場の跡で細尾根になってます。
生駒山・神津嶽・大原山 ここも年々崩落が増してます。
ここも年々崩落が増してます。
生駒山・神津嶽・大原山 コンクリート製の小屋、本書では[謎の石室]と紹介されています。著者は滝の下から岩壁を巻いてここに登ってこられました。
コンクリート製の小屋、本書では[謎の石室]と紹介されています。著者は滝の下から岩壁を巻いてここに登ってこられました。
生駒山・神津嶽・大原山 アシと彫られた石、これも本書で紹介されています。この辺りにの山にはアシ(足?)の他、三木、東足といった山林の境界石?が見受けれます。
アシと彫られた石、これも本書で紹介されています。この辺りにの山にはアシ(足?)の他、三木、東足といった山林の境界石?が見受けれます。
生駒山・神津嶽・大原山 神武天皇顕彰碑。周辺は定期的に草刈れされてます。
神武天皇顕彰碑。周辺は定期的に草刈れされてます。
生駒山・神津嶽・大原山 神武天皇の東征の神話に基づいて建てられたものです。この地での激戦の後、退却し船で紀伊半島を南下して熊野から大和に攻め入ったという、一説には尾鷲から大台ケ原を抜けて大和に攻め入ったとう伝承もあります。大台ケ原の牛石ヶ原に神武天皇像が有るのはこの説によるものです。
神武天皇の東征の神話に基づいて建てられたものです。この地での激戦の後、退却し船で紀伊半島を南下して熊野から大和に攻め入ったという、一説には尾鷲から大台ケ原を抜けて大和に攻め入ったとう伝承もあります。大台ケ原の牛石ヶ原に神武天皇像が有るのはこの説によるものです。
生駒山・神津嶽・大原山 日下直越道、尾根道に出ました。
日下直越道、尾根道に出ました。
生駒山・神津嶽・大原山 厄山の碑、五瀬命(神武天皇の長兄)負傷碑です。
厄山の碑、五瀬命(神武天皇の長兄)負傷碑です。
生駒山・神津嶽・大原山 泉南東大阪線鉄塔184号。
泉南東大阪線鉄塔184号。
生駒山・神津嶽・大原山 最近、送電線下が草刈りされたようで見晴らしが良くなってます。
最近、送電線下が草刈りされたようで見晴らしが良くなってます。
生駒山・神津嶽・大原山 紀泉の山、気温が低く空気が澄み渡っていて稜線がはっきり見えます、ただ曇り空なのが惜しい、雲一つ無い晴れ間だったらもっと遠望ができたものだと思われます。
紀泉の山、気温が低く空気が澄み渡っていて稜線がはっきり見えます、ただ曇り空なのが惜しい、雲一つ無い晴れ間だったらもっと遠望ができたものだと思われます。
生駒山・神津嶽・大原山 こちらは六甲山地。
こちらは六甲山地。
生駒山・神津嶽・大原山 尾根道を進みます。
尾根道を進みます。
生駒山・神津嶽・大原山 ここで直越道を離れ管理道へショートカットします。
ここで直越道を離れ管理道へショートカットします。
生駒山・神津嶽・大原山 鉄塔巡視路です。
鉄塔巡視路です。
生駒山・神津嶽・大原山 阪奈線鉄塔79号。
阪奈線鉄塔79号。
生駒山・神津嶽・大原山 管理道に出ました。
管理道に出ました。
生駒山・神津嶽・大原山 日下直越道、谷道の降り口、以前は足元に日下直越道のプレートが有ったのですが現在は消失しています。
日下直越道、谷道の降り口、以前は足元に日下直越道のプレートが有ったのですが現在は消失しています。
生駒山・神津嶽・大原山 こぶしの谷、これから春にかけて花の名所となります。
こぶしの谷、これから春にかけて花の名所となります。
生駒山・神津嶽・大原山 信貴生駒スカイライン、現在遊園地から高安山までは去年の台風の影響で土砂が崩れ通行止めになってます。車の走行はほとんど有りませんが基本、人は通行禁止なので出来るだけガードレールの外を歩くようにします。
信貴生駒スカイライン、現在遊園地から高安山までは去年の台風の影響で土砂が崩れ通行止めになってます。車の走行はほとんど有りませんが基本、人は通行禁止なので出来るだけガードレールの外を歩くようにします。
生駒山・神津嶽・大原山 送電線が外されていて鉄塔の位置が判りづらく近鉄の鉄塔巡視路の入口を探すのに苦労しました。入口は擁壁の上にあります。
送電線が外されていて鉄塔の位置が判りづらく近鉄の鉄塔巡視路の入口を探すのに苦労しました。入口は擁壁の上にあります。
生駒山・神津嶽・大原山 一直線に巡視路が上に延びています、驚いたことに雪上に踏跡がありました、つい最近歩いた人がいたようです。
一直線に巡視路が上に延びています、驚いたことに雪上に踏跡がありました、つい最近歩いた人がいたようです。
生駒山・神津嶽・大原山 近鉄高圧鉄塔生駒山越線10号。
近鉄高圧鉄塔生駒山越線10号。
生駒山・神津嶽・大原山 ここで右折れしてワイヤーロープにつかまりながら急な斜面を登ります。
ここで右折れしてワイヤーロープにつかまりながら急な斜面を登ります。
生駒山・神津嶽・大原山 以前目の前に在った鉄塔11号は撤去されています。先に重機が入れる鉄塔を優先して撤去しているようです。生駒駅の近くの鉄塔も撤去されていました。山中の鉄塔が全て無くなると巡視路も役目を終えて自然に返ります。
以前目の前に在った鉄塔11号は撤去されています。先に重機が入れる鉄塔を優先して撤去しているようです。生駒駅の近くの鉄塔も撤去されていました。山中の鉄塔が全て無くなると巡視路も役目を終えて自然に返ります。
生駒山・神津嶽・大原山 宝山寺の経塚、現在はこの奥に宝山寺から経塚への道が通じています。辻子谷越はお堂の右下、石段の下に続いています。
宝山寺の経塚、現在はこの奥に宝山寺から経塚への道が通じています。辻子谷越はお堂の右下、石段の下に続いています。
生駒山・神津嶽・大原山 石段の下に二十七丁石があります。
石段の下に二十七丁石があります。
生駒山・神津嶽・大原山 ここの雪上にも人一人分の登りでの踏跡がありました。また以前に増してよく整備されて歩きやすくなっています。
ここの雪上にも人一人分の登りでの踏跡がありました。また以前に増してよく整備されて歩きやすくなっています。
生駒山・神津嶽・大原山 半分埋まった三十丁石。
半分埋まった三十丁石。
生駒山・神津嶽・大原山 このまま下るとケーブルカー横のハイキング道に合流します。ここからは右折れして旧鶴林寺を経由して暗峠へ進みます。昔の宝山寺へ参詣道です。
このまま下るとケーブルカー横のハイキング道に合流します。ここからは右折れして旧鶴林寺を経由して暗峠へ進みます。昔の宝山寺へ参詣道です。
生駒山・神津嶽・大原山 ケーブルカー横のハイキング道にでました。ここまでの連絡道は以前から知っていました。
ケーブルカー横のハイキング道にでました。ここまでの連絡道は以前から知っていました。
生駒山・神津嶽・大原山 ハイキング道の向こう側にも古道が通じていたとは知りませんでした。去年12月に旧鶴林寺から霞ヶ丘駅へ下る途中、たまたま五辻で草刈された道があるのを見つけてここまで下ってきました。
ハイキング道の向こう側にも古道が通じていたとは知りませんでした。去年12月に旧鶴林寺から霞ヶ丘駅へ下る途中、たまたま五辻で草刈された道があるのを見つけてここまで下ってきました。
生駒山・神津嶽・大原山 ケーブルカーの線路を横断します、踏切はありません。
ケーブルカーの線路を横断します、踏切はありません。
生駒山・神津嶽・大原山 霞ヶ丘駅からの石段が下に続いています。
霞ヶ丘駅からの石段が下に続いています。
生駒山・神津嶽・大原山 線路を横断して山腹道で生駒石の採石跡まで歩いてきてやっと道間違い気づき慌てて本道に戻りました。
線路を横断して山腹道で生駒石の採石跡まで歩いてきてやっと道間違い気づき慌てて本道に戻りました。
生駒山・神津嶽・大原山 五辻、ここからだと道が五つに別れているのが良く判ります。
五辻、ここからだと道が五つに別れているのが良く判ります。
生駒山・神津嶽・大原山 旧鶴林寺にある道標で
[生駒山 宝山寺]
[東 小平尾 宝幢寺 二十五丁]とあります。
旧鶴林寺にある道標で [生駒山 宝山寺] [東 小平尾 宝幢寺 二十五丁]とあります。
生駒山・神津嶽・大原山 奥に水量のある湧き水が流れています。すぐ上は生駒山の稜線ですが何故か夏場の渇水時もほとんど涸れることなく沸き出ています。
奥に水量のある湧き水が流れています。すぐ上は生駒山の稜線ですが何故か夏場の渇水時もほとんど涸れることなく沸き出ています。
生駒山・神津嶽・大原山 石段を降りて参詣道の続きを歩きます。
石段を降りて参詣道の続きを歩きます。
生駒山・神津嶽・大原山 古道の雰囲気が色濃く残っています。
古道の雰囲気が色濃く残っています。
生駒山・神津嶽・大原山 十三仏種子碑、うつぶせ地蔵とも呼ばれています。
十三仏種子碑、うつぶせ地蔵とも呼ばれています。
生駒山・神津嶽・大原山 この道も辻子谷越と同じく以前より増してよく整備されて歩きやすくなっています。
この道も辻子谷越と同じく以前より増してよく整備されて歩きやすくなっています。
生駒山・神津嶽・大原山 スカイライン横に出ました。
スカイライン横に出ました。
生駒山・神津嶽・大原山 通行止めで車の走行は有りませんが人は通行禁止なのでガードレールの外を歩くようにします。
通行止めで車の走行は有りませんが人は通行禁止なのでガードレールの外を歩くようにします。
生駒山・神津嶽・大原山 暗峠にある昔の道標で
[従是 北 鬼取山元薬師十二丁]
[従是 北 生駒宝山寺二十五丁]とあります。
元薬師とは旧鶴林寺のことです。本書でも暗峠越の章でこの道標が紹介されています。
暗峠にある昔の道標で [従是 北 鬼取山元薬師十二丁] [従是 北 生駒宝山寺二十五丁]とあります。 元薬師とは旧鶴林寺のことです。本書でも暗峠越の章でこの道標が紹介されています。
生駒山・神津嶽・大原山 現在の道標はこれです。
現在の道標はこれです。
生駒山・神津嶽・大原山 ぼくらの広場、雪が舞っています。雪雲で展望はありません。
ぼくらの広場、雪が舞っています。雪雲で展望はありません。
生駒山・神津嶽・大原山 国道308号経由で下ります。
国道308号経由で下ります。
生駒山・神津嶽・大原山 弘法の水に寄り道しました。
弘法の水に寄り道しました。
生駒山・神津嶽・大原山 激坂です。
激坂です。
生駒山・神津嶽・大原山 不動明王像近くにある暗渓の滝、道路からは目の前の木々に邪魔され全体がはっきり見えないのですが立派な滝のように見えます、これは初めて見ました。本書でもこの滝は地図に記されています。
不動明王像近くにある暗渓の滝、道路からは目の前の木々に邪魔され全体がはっきり見えないのですが立派な滝のように見えます、これは初めて見ました。本書でもこの滝は地図に記されています。
生駒山・神津嶽・大原山 ここで国道を離れ紅葉の名所の豊浦橋を渡ります。
ここで国道を離れ紅葉の名所の豊浦橋を渡ります。
生駒山・神津嶽・大原山 豊浦橋奥にある暗渓の滝です。
豊浦橋奥にある暗渓の滝です。
生駒山・神津嶽・大原山 枚岡神社を抜けて枚岡駅へ。
枚岡神社を抜けて枚岡駅へ。

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