05:22
10.5 km
800 m
『日本百名山085』安達太良山(あだたらやま)1,700m
安達太良山・箕輪山・鬼面山 (福島)
2022.01.23(日) 日帰り
今日はてんくらAの安達太良山に参りました。 山頂でもあんまり風がなく、登山日和の日でした。 ほとんどの登山道にしっかりしたトレースが残っています。トレースがないところはスノーシューでも膝まで沈む場所があります。自分はの山頂まではスノーシューを使いました。 山頂直下の雪質が硬く、傾斜もありますので、アイゼンもいいと思います。下りはアイゼンにしました。 山頂からは東北の名峰が眺める景色がとてもよく、登る時には安達太良山を見ながら楽しく山行もできます。年中無休の温泉付き小屋もあるし、人気の山であることは納得。 「郡山から福島までの間で汽車の窓から左手にあざやかにこの山が見られる。雪のある時にはその姿はいっそう立派に私達の目に迫ってくる。昔の旅人がこれを見逃すはずはない。」 「その途中の二本松から眺めた安達太良山。それを歌った高村光太郎の詩がこの山の名を不朽にした」 深田久弥著/日本百名山より 「智恵子は東京に空が無いといふ、 ほんとの空が見たいといふ。 私は驚いて空を見る。 桜若葉の間に在るのは、 切つても切れない むかしなじみのきれいな空だ。 どんよりけむる地平のぼかしは うすもも色の朝のしめりだ。 智恵子は遠くを見ながら言ふ。 阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に 毎日出てゐる青い空が 智恵子のほんとの空だといふ。 あどけない空の話である。」 高村 光太郎/智恵子抄/あどけない話