天気よし！旭岳 2022-01-16

朝ホテルから旭岳が見えた。 これはもうロープウェイが混むに違いないと思い、8時に山麓駅に向かう。 車はまだ10台ほど、準備をし、チケットを購入して列に並ぶ。 殆どがBCの人たちだが、所々に登山者を見かけ安心感が増す。 しかし9時になっても列は進まず、緊急点検中のアナウンスが入った。 しばらく待つがついに”安全が確保出来ないので運休、順次払い戻します”のアナウンスが…。 姿見駅から山頂付近を目指すという計画はプランBに変更、姿見駅までスノーシューで登ることにした。 「けーちゃん、とりあえず姿見駅、途中でロープウェイ再開したら石室まで行こう！」 「OK～！がんばる！」 列に並んでいたほとんどの人がスキーコースを登って行く。 スノーモンスターはまだまだだが、見渡す限り美しい風景が広がる。 運休に落胆した気持ちも、歩き出したら感動に変わる。 けーちゃんは多くの人に抜かされ、声を掛けられ、それでも感動しながら写真を撮りながら登ってくる。 姿見駅に着くと同時に空が曇りだした。 休憩して栄養補給を済ませ下山の準備をしていると、13時からロープウェイ再開のアナウンスがあった。 大喜びで下山をやめ石室に向かって歩き出した。 「けーちゃん、もう少しで噴気孔だ！」 「愛の鐘は？」 「石室のところ」 「そこまで行きたい！」 「了解！…ん！？けーちゃん、ガスが上がってきた！」 「？？」 「姿見駅が見えない！」 「へ～？」 「ホワイトアウトする！」 「ほ～？」 「雪が付いたらトレースも消える！下山！！」 「え～！もう少しなのに戻るの～！」 「戻る！初心者には無理！」 「しょうがないね…山は何度も来れる～♫命は一つ～♪」 　　： 「やっと姿見駅見えた！」 「あれ！たんたん！ガス晴れた！晴れたよぉ～山見える！」 「………まぁ、しょうがない…」 姿見駅からは再開したロープウェイで山麓駅へ。 なんせこれから札幌まで運転…。 登山をするようになってから、山の近くに住みたいと思う今日この頃…。