深山幽谷、夢の姥の嶽（祖母山）、ソロっと夢の初登拝

　いつの日か、平家ゆかりの緒環（おだまき）上方、神原ルートからの姥の嶽（祖母山）登頂。本日、ついにビギナーにとってハードル高き山行の夢を叶えました。構想半年、なんと来るべき日に備えて昨夏、神原登山口の下見も行う周到さ。ビビりですから。 　登山日は、日中厚い雲ありの予報でしたが、「テンクラ」祖母山の登山指数終日🅰️！祖母山系に初めて踏み入れる高揚感はすでにマックス！ 　心配した登山口駐車場は、週末8時00着にも拘らず余裕の4台。ラッキーでした。駐車場マイナス3℃。雪山対策を入念にしていざスタート。 　数日前の祖母山活動報告では、深い雪と素晴らしい樹氷写真の数々。しかし、登山口から標高1400mくらいまでは積雪は少ない状態（そこから急に雪山道に変化）。 　まずは国観峠を目指しましたが、途中、鎖場や梯子はないものの、とにかく急な登りの連続に高揚感マックスから心拍数マックス。久しぶりに足腰に疲労。雪道とはいえ流石姥嶽！登り甲斐のある神原コースです。 　 　有名な国観峠に到着。うーん想像していたより狭く小ぢんまりした可愛い印象な広場。山頂入り口横に鎮座するお地蔵さんと、その隣の新参雪だるまに初めてのご挨拶（賽銭は次回に！） 　ここから山頂まで2キロほど。僅か２キロではなく長い2キロとなってしまいました。 　サラサラ雪が深くなりなかり苦戦。ここでは軽アイゼンに活躍してもらいましたが、疲労感はマックスマックス。 　しかし、樹木の間からしばしば目に飛び込んでくる阿蘇山、九重連山、由布岳の勇姿絶景は疲れた体と心をしばし癒やしていただきました。姥嶽に感謝！ 　 　頂上には数名の登山者。 　視界を遮る樹木は一切なく、祖母山頂はまさに360度パノラマ絶景ビューポイント。 　祖母山系はもちろん、本日は雲仙岳、霧島そして石鎚山までが確認できる稀有な幸運に遭遇（らしい）。 　姥嶽初登拝を果たした感激と、祖母山への感謝の気持ちを心に抱きながら無事下山。 　結局、最後まで樹氷には出会ず終いでしたが、大満足の山行となりました。 　下山途中、『御社の滝』、そして下山後は平家物語、ゆかりの緒環にある「穴森神社」（大蛇伝説）を参拝して、記念すべき日を締め括り。 　ちなみに、『姥嶽』の名称は平家物語ゆかりです。