祖母山・親父山・障子岳・黒岳・三尖・スズコヤ滝

2022.01.10(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 42
休憩時間
3 時間 43
距離
15.3 km
のぼり / くだり
1753 / 1755 m
27
33
33
1 12
1 3
1
25
19

活動詳細

すべて見る

今年初登り 巷の噂で絶景があると聞いて登ってみたかった宮崎県最高峰の祖母山、登ったことがある山友にルートの事などいろいろ聞いていると一緒に行ってくれるとのこと、険しい山らしいのでこれは頼もしい限り 調べてみると神原登山口からのルートがメジャー、次いで北谷からの風穴ルート、鹿児島からだと北谷が近いけど道路工事中で使えないみたいだったので、四季見登山口からでルートを引いてみる 祖母までに大きく分けて二つのルートがあって、親父山から障子岳経由の祖母、黒岳からの風穴ルート経由の祖母 障子経由がメジャーぽかったので往路を障子経由で復路に黒岳に寄り道かなぁと考えてたところ、ルート外れたところにスズコヤ滝なるものがあって氷瀑が見られるとのこと、これは行かねばということで帰りはスズコヤ経由で戻るルートに決定 当日、てんくら予報はA、風も無くて暖かくなりそう、雪は期待できないけど天気が良いのは良き 御来光のために7時には親父山頂上でスケジュール、霧島を1時半に出発、南阿蘇を通って登山口へ 気温は低く無いので心配してた道路の凍結も全然無し、何事もなく登山口へ到着 5時過ぎに着いたから御来光には余裕、早速準備し登り開始、先客はいなかった 最初は車道を少し進み山道へ入る、親父までは険しさもなく登りやすい道が続き、途中から残雪もちらほら、1時間ちょっとで頂上へ着いた 気温は-8℃らしいけど風も無く体感はそんなに寒くも無い、雪は軽く積もっていた 遠くの空が朱い、そのまま頂上で御来光を待つ しばらくすると明るくなってきて太陽が見え始めた、雲一つない空に山肌が朱く染まっていく 美しい御来光を拝み改めて障子へ向かう、雪が残っている明るくなった稜線を進み30分程で障子岳山頂 ここからの眺めも良き、阿蘇、九重、その他もろもろの山々が一望出来たとても良き良き 天気は相変わらず快晴、かなり暖かくなってきた 山頂で軽くもぐもぐタイムを取り、祖母に向けて進む、途中天狗岩に寄り撮影タイム、天気が良いとどこも絶景になって素晴らしい そこから祖母まで結構遠い、そしてもうかなり暑い ぐるっと稜線進んで山頂が見えてきた頃には岸壁にロープや梯子が出てきた 雪があるので滑らないように梯子を登って登って登って登ってやっと山頂へ 祖母山頂も見晴らし抜群、風も無く穏やかな昼 ほぼ貸し切り状態の山頂でもぐもぐタイム ゆっくり昼ごはんを食べてここからはオプションのバリエーションルート氷瀑コース 分岐は障子岳の近くなのでとりあえずさくっと戻る、コースはマップにないので履歴からルートを拾えるプレミアムな方に任せて入り口捜索 それっぽい場所に足跡を発見、何日か前に滝に行ったであろう人の跡を追って獣道を進む 雪が残ってるから足跡もわかるけど溶けてる場所はまったくわからない、マップの線を手探りで追っかける 道なき道を下がったり上がったり、デカい岩を迂回したりしながら川に当たる 水面が凍ってる川がずっと続いてる、川あれば滝ありということで渡渉したりしながら川に沿って降っていく 川を降り谷を降り、しばらくすると岸壁に氷の塊が見えて来た、かなり大きい、これが待ちに待ったメインディッシュか、氷塊に向かって降りていくと、そこには見事な氷瀑、見上げると氷柱、滝壺には連なった氷塊 凍った滝は初めて見るけどここまで氷塊が大きいとは思ってなかったので見入ってしまった、疲れも吹き飛ぶってもん、近寄りがたい自然の強大な力を感じる ただ凍った滝壺は滑るので注意、踏み抜ける場所もあるのでとても注意 氷瀑を堪能し尽くしてあとは帰るだけ、といってもここから障子に戻るのは大変なので、北谷から黒岳ルートで帰ることに、なのでまだピークは二つ残し 川を降って降ってやっとこさ風穴ルートの分岐に到達、マップがあって助かったけどなければ確実に迷ってたありがたし 北谷登山口へ到着、道路封鎖されてるので当然車も人も無し、ちょっと休憩して黒岳コースへ、そろそろ日が落ち始めてる 黒岳登山口からはずっと登り、疲労蓄積な足取りでちょい険しい道を登っていく、涸沢に当たりゴツゴツ岩を歩きながら登っていく 後半はかなり急登になってきた、途中から雪も残ってかなり固まってたので滑らないようにロープも使いながらゆっくり登る そしていよいよ黒岳の山頂へ、特に何もない、見るものも見る気力も無いのでここはスルー あとは三尖を残すのみ、少し軽くなった足取りで下る、ギザギザの稜線が見えるしちょっとしたアップダウンがもう少しありそう 何回か軽く登り降りを繰り返しもう少しで終わりかというところで三尖の標識が見えた、山なのかなんなのかはわからない ここまで来ればあとは下るのみ、斜面には落ち葉がいっぱい、滑るように下る、走るように下る、あっという間に登山口に到着、無事明るいうちに帰還 今回も後半疲れたけど、最高の天気、最高の景色、初めての氷瀑、とても良き登り始めやった あと、氷瀑のバリエーションルートは行ったことがある人と一緒に行くことをおすすめしたい、絶対迷う

メンバー

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。