超八ヶ岳ブルーの硫黄岳! 久々のグループ登山

2022.01.10(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 12
休憩時間
1 時間 35
距離
10.2 km
のぼり / くだり
988 / 988 m
10
28
46
1 2
31
29
26
16
8

活動詳細

すべて見る

いつぞや、五竜山荘でご一緒したS嬢からお誘いを受け、硫黄岳へ行ってきました。 今回は私を含め4人のパーティですが、小淵沢にある、S嬢お勤めの会社の研修施設に前泊。 翌朝、桜平までの道のりは四駆の出番ということで、運転手という任務を仰せつかりました。 皆さん、本格的なクロカン四駆に乗るのは初めてとのこと。 遊園地のアトラクション気分で、四駆ならではの登坂力などお楽しみいただけたかなと思います。 桜平の駐車場は、上、中、下と三段に分かれていますが、「下」までなら、2駆スタッドレス+チェーンでどうにかなるかもです。 「中」「上」は四駆推奨。 「上」の駐車場まで行ってみましたが閉鎖中。路肩に4台ほど駐車している車がありましたが、もう一台停めるスペースが見当たらず、仕方なく「中」まで引き返して停め、そこから登山開始。 オーレン小屋から先のルートを、時計回りにするかどうか、4人とも優柔不断…もとい譲り合い精神のため(笑)、なかなか決め切れずにいましたが、オーレン小屋で休憩中、赤岩ノ頭からピッケル片手に下ってきた男性から状況をお聞きし、時計回りルートに決定。 結果、正解だったと思います。 夏沢峠から硫黄岳への道は、登りでも下りでも問題ないですが、赤岩ノ頭から下はかなりモフモフ。下りなら問題ないですが、反時計回りで登りだと、半ラッセル状態で体力的に厳しそう。 硫黄岳は、南八ヶ岳を眺望する展望台として素晴らしいですね。 超快晴に恵まれたこともありますが、横岳、赤岳、阿弥陀岳のおりなす山容は、圧巻の一言でした。 爆風の山なので、それなりの覚悟をしていましたが、この日はこの山にしてはそよ風程度。ペットボトルの麦茶も表面がうっすら凍ったくらいで、厳冬期にしては暖かかったです。 三連休最終日の、どピーカンな天気にもかかわらず、人は多くなかったですね。 これまで、土日の山は混むイメージがあって平日登山にしていましたが、このくらいの人出なら土日登山も良いなぁ。中央道も冬は空いていて渋滞はないし。グループだと交通費を割り勘にできるのがありがたい。 新しい山友さんができたのもうれしい出来事の一つでした。 では詳細は写真キャプションにて。

八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 桜平までの道をドライブ。
同じ八ヶ岳の林道でも、赤岳山荘や唐沢鉱泉の林道よりはフラットな気がします。
この日は冷え込みが緩んだのでアイスバーンにならず。
細い橋の通行がややスリリングでしたが(車高が高い車だと下を目視できないので感覚で通る形)、クロカン四駆なら、あえて橋を通らず、橋の手前の沢を渡るルートもとれるようです。後から調べて知りました。
桜平までの道をドライブ。 同じ八ヶ岳の林道でも、赤岳山荘や唐沢鉱泉の林道よりはフラットな気がします。 この日は冷え込みが緩んだのでアイスバーンにならず。 細い橋の通行がややスリリングでしたが(車高が高い車だと下を目視できないので感覚で通る形)、クロカン四駆なら、あえて橋を通らず、橋の手前の沢を渡るルートもとれるようです。後から調べて知りました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 8:45頃、桜平の「中」着。
9:00過ぎ登山開始。
8:45頃、桜平の「中」着。 9:00過ぎ登山開始。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 【本日の装備】
・ストック
・12本爪アイゼン
・ピッケル(爆風用に念のため)

まずは夏沢鉱泉まで、除雪された道を歩きます。
【本日の装備】 ・ストック ・12本爪アイゼン ・ピッケル(爆風用に念のため) まずは夏沢鉱泉まで、除雪された道を歩きます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 日向は朝日に光り輝く雪の結晶がきれい。
日向は朝日に光り輝く雪の結晶がきれい。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 日陰は真っ白で静寂な世界。
日陰は真っ白で静寂な世界。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 霧氷のアップ。
美しい。
霧氷のアップ。 美しい。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) モフモフ雪の造形美。
モフモフ雪の造形美。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) こちらのモフモフ雪は、鉱泉の影響でところどころ溶けている。
シミュラクラ現象で、ストーム・トルーパー(スターウォーズの雑魚キャラ)に見えてしまう。
こちらのモフモフ雪は、鉱泉の影響でところどころ溶けている。 シミュラクラ現象で、ストーム・トルーパー(スターウォーズの雑魚キャラ)に見えてしまう。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 様々な雪の造形美を楽しみつつ、ペチャクチャおしゃべりしつつ、のんびり進みます。
様々な雪の造形美を楽しみつつ、ペチャクチャおしゃべりしつつ、のんびり進みます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 夏沢鉱泉通過。
夏沢鉱泉通過。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 少し進むと北アルプスが見える箇所あり。
少し進むと北アルプスが見える箇所あり。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) オーレン小屋着。
右が今日の目標の硫黄岳かな。
オーレン小屋着。 右が今日の目標の硫黄岳かな。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) オーレン小屋から山頂まで、なぜか私が先頭になってしまいました。
普段ソロで気ままなペースで登っているので、どのくらいのペースが良いのかよくわからず😓
オーレン小屋から山頂まで、なぜか私が先頭になってしまいました。 普段ソロで気ままなペースで登っているので、どのくらいのペースが良いのかよくわからず😓
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 夏沢峠通過。
硫黄岳山頂はまだ見えないけど、左に爆裂火口らしきものが見える。
ここからの急登区間がしんどかった。
夏沢峠通過。 硫黄岳山頂はまだ見えないけど、左に爆裂火口らしきものが見える。 ここからの急登区間がしんどかった。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 森林限界突破。
この辺りから雪は少し硬くなり。
森林限界突破。 この辺りから雪は少し硬くなり。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 空木岳の下に入笠山が見えてきたり…
空木岳の下に入笠山が見えてきたり…
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) …少し登るごとに、どんどん展望が開け、あんな山やこんな山が見えてくるのが楽しい。😆
…少し登るごとに、どんどん展望が開け、あんな山やこんな山が見えてくるのが楽しい。😆
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) まばゆい太陽、照り返す雪。
まばゆい太陽、照り返す雪。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 急登が終わりホッと一息😙
なぜかサタデーナイトフィーバーのポーズをとっている私😓
急登が終わりホッと一息😙 なぜかサタデーナイトフィーバーのポーズをとっている私😓
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) エビの尻尾は先週の北八ヶ岳の方が育っていたかな。
左下の写真の、ロープに育った氷。こういうのは初めて見ました。
エビの尻尾は先週の北八ヶ岳の方が育っていたかな。 左下の写真の、ロープに育った氷。こういうのは初めて見ました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 硫黄岳名物、爆裂火口。
硫黄岳名物、爆裂火口。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 硫黄岳とうちゃこ。
硫黄岳とうちゃこ。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 南方面のパノラマ写真。
南八ヶ岳の大迫力!
横岳、赤岳、阿弥陀岳の織りなす山容が素晴らしい
中岳と権現岳はちょこっとだけ見えている。
北岳、間ノ岳、農鳥岳は阿弥陀岳に遮られて見えず。
南方面のパノラマ写真。 南八ヶ岳の大迫力! 横岳、赤岳、阿弥陀岳の織りなす山容が素晴らしい 中岳と権現岳はちょこっとだけ見えている。 北岳、間ノ岳、農鳥岳は阿弥陀岳に遮られて見えず。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 金峰山。
五丈岩がハッキリ見える。
金峰山。 五丈岩がハッキリ見える。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 阿弥陀岳の右に甲斐駒ヶ岳。
その右に仙丈ヶ岳。
ちょっと霞んでいるものの、仙丈ヶ岳の下に鋸尾根が見える。
阿弥陀岳の右に甲斐駒ヶ岳。 その右に仙丈ヶ岳。 ちょっと霞んでいるものの、仙丈ヶ岳の下に鋸尾根が見える。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 南南西には中央アルプス。
空木岳と木曽駒ヶ岳。
南南西には中央アルプス。 空木岳と木曽駒ヶ岳。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ほぼ真西には御嶽山。
左端に御嶽スキー場、右に開田高原マイアスキー場(中央のゲレンデっぽく見えるのは閉鎖したスキー場跡)
御嶽のゲレンデがこんなにクッキリ見えたのは初めて。
ほぼ真西には御嶽山。 左端に御嶽スキー場、右に開田高原マイアスキー場(中央のゲレンデっぽく見えるのは閉鎖したスキー場跡) 御嶽のゲレンデがこんなにクッキリ見えたのは初めて。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) その少し北には乗鞍岳。
その少し北には乗鞍岳。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) さらに北。
こちらは霞沢岳だと思います。
焼岳は後ろに隠れているかと。
さらに北。 こちらは霞沢岳だと思います。 焼岳は後ろに隠れているかと。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 西北西には穂高連峰。
西北西には穂高連峰。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) その少し北。
中央のピラミダルな山容は常念岳かな。右は大天井?
左に槍ヶ岳。穂先の南側が着雪しておらず黒っぽいため、肉眼ではほぼ見えなかったです。
その少し北。 中央のピラミダルな山容は常念岳かな。右は大天井? 左に槍ヶ岳。穂先の南側が着雪しておらず黒っぽいため、肉眼ではほぼ見えなかったです。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 北西方面。
鷲羽岳、水晶岳、薬師岳、烏帽子岳、剱岳あたり…のようですが、この辺は渾然一体となってしまって判別不能。
北西方面。 鷲羽岳、水晶岳、薬師岳、烏帽子岳、剱岳あたり…のようですが、この辺は渾然一体となってしまって判別不能。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) その少し北。
この辺はわかりやすいですね。
中央が鹿島槍ヶ岳。
左が爺ヶ岳。
右に五龍岳と唐松岳。
その少し北。 この辺はわかりやすいですね。 中央が鹿島槍ヶ岳。 左が爺ヶ岳。 右に五龍岳と唐松岳。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 北北西。
左端が五龍岳。遠見尾根がよく見える。
その右が唐松岳。なだらかな八方尾根がハッキリ見える。
ここからだと不帰ノ嶮は八方尾根に遮られて見えない。
写真中央あたりが白馬鑓ヶ岳、その右が杓子岳、その右が白馬岳。
北北西。 左端が五龍岳。遠見尾根がよく見える。 その右が唐松岳。なだらかな八方尾根がハッキリ見える。 ここからだと不帰ノ嶮は八方尾根に遮られて見えない。 写真中央あたりが白馬鑓ヶ岳、その右が杓子岳、その右が白馬岳。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 北アルプスの手前は鉢伏山、さらに手前には霧ヶ峰(車山)
北アルプスの手前は鉢伏山、さらに手前には霧ヶ峰(車山)
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 北アルプスの手前の、雪をかぶったノッペリ台地は美ヶ原のようです。
北アルプスの手前の、雪をかぶったノッペリ台地は美ヶ原のようです。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 蓼科山。
蓼科山。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) こちらは東西天狗岳。
こちらは東西天狗岳。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ほぼ真北には四阿山、左は根子岳。
先週も思ったけど、やっぱり四阿山は雪少ない気がする。
ほぼ真北には四阿山、左は根子岳。 先週も思ったけど、やっぱり四阿山は雪少ない気がする。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) その少し東に浅間山。
その少し東に浅間山。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 集合写真。
全員なぜか腕組み(笑)
集合写真。 全員なぜか腕組み(笑)
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) さほど爆風ではなかったので、山頂ではのんびりしました。
さて下山です。
赤岩ノ頭までの稜線。南八ヶ岳を眺めながら気持ちよく下りられる。
さほど爆風ではなかったので、山頂ではのんびりしました。 さて下山です。 赤岩ノ頭までの稜線。南八ヶ岳を眺めながら気持ちよく下りられる。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岩ノ頭から峰の松目方面を見上げる。
スノーモンスターはさほど育っておらず。
赤岩ノ頭から峰の松目方面を見上げる。 スノーモンスターはさほど育っておらず。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ここで南八ヶ岳は見納め。
ここで南八ヶ岳は見納め。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) オーレン小屋まで下ります。
オーレン小屋まで下ります。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 思い思いにモフモフ地帯に突入して足を取られまくる人々😆
私も一回片足が埋まってしまい派手に転けました。
まあでも、転けて楽しいのが雪。
思い思いにモフモフ地帯に突入して足を取られまくる人々😆 私も一回片足が埋まってしまい派手に転けました。 まあでも、転けて楽しいのが雪。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 登るのは大変だけど下山は早い。
あっという間に樹林帯へ。
登るのは大変だけど下山は早い。 あっという間に樹林帯へ。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) きりたんぽみたいに、まあるく大きく育った霧氷。
朝も同じところ通ったはずだけど気づかなかった。
きりたんぽみたいに、まあるく大きく育った霧氷。 朝も同じところ通ったはずだけど気づかなかった。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) これも朝は気づかなかったリトルモンスター。
パレイドリア現象で子犬っぽく見えるような…。
これも朝は気づかなかったリトルモンスター。 パレイドリア現象で子犬っぽく見えるような…。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 最後に北アルプスを目に焼き付けて下山。
一緒に登ってくれた皆さん、ありがとうございました。めっちゃ楽しかったです❗ ソロ登山やめちゃおうかな…なんて😅
最後に北アルプスを目に焼き付けて下山。 一緒に登ってくれた皆さん、ありがとうございました。めっちゃ楽しかったです❗ ソロ登山やめちゃおうかな…なんて😅

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。