活動データ
タイム
11:31
距離
31.3km
のぼり
2437m
くだり
1719m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る冠雪の富士山を探す三連休、2日目は富嶽36景の蛾ヶ岳と三方分山とパノラマ台へ。 JR身延線の市川本町駅と富士五湖エリアを結ぶこの縦走路を歩くに当たり、大きな問題がひとつ。 パノラマ台下などのバス停から富士宮方面へ抜けるバスは、12時台の次は18時台。このことから、足の早い方々は、パノラマ台から蛾ヶ岳へ向かって歩いている模様。 ところがパノラマ台にアクセス可能なバス停に停まるバスはいずれも始発も遅く、スタートは8時台に。20kmを越えるこの縦走路をわたしの足でこの時期に、その時間にスタート…?怖すぎる!ということで、流れに逆らい、市川本町駅から歩き始めることにしました。 身延線の始発で、6時前に市川本町駅に到着。まだあたりは真っ暗。このまま駅で明るくなるまで待機…の予定が、無人駅では外と変わらない寒さでじっとしていられず、とりあえず山道に入る手前まで歩いてみることに。 しかし今回ばかりは不幸にも登山口の公園までは駅から30分かからず、たどり着いてもまだようやく山端が薄明かるくなった程度。ここも寒くて耐えきれず、公園から続く明瞭な道と聞いていたので、ヘッデンつけてゆっくり歩き出しました。見知らぬ里山のひとりぼっちナイトハイク…びびりなわたしには怖すぎました。早けりゃいいってもんじゃないなー反省😓 道は事前情報通りの、明瞭で危ないところもない道です。暗い時間もそれほど長くなく、じきに明るくなってきてホッとひと安心。 大畠山まで登りメインの整備された登山道を気持ちよく歩きました。途中、四尾連湖への分岐は大畠山へ行くほうを選択。単にコースタイムが短かったからなんですが、この道を行くと四尾連湖は全く見ることができません🙄(もっと先で遠くに見える程度)四尾連湖を見たいならそちらのルートを選ばないといけないようです。どこかから展望できるかなーと勝手に思っていたので、ちょっと残念😅 大畠山は行き止まりなので戻って蛾ヶ岳へ。標高が上がるにつれ雪が登山道全面を覆うような箇所も出てきましたが、それほど滑ることもなく、恐らく昨日のものであろう踏みあとにもアイゼンの爪痕は見られず、ストックで突っつきながらそのままゴー。 蛾ヶ岳山頂手前に結構な急登ありです。落ち葉に足をとられつつ、えっちらおっちら登りきると…本日初富士山!!(蛾ヶ岳の裏側になるので山頂まで来て初めてお目見え)、それからここまでずーっとちらちら木々の合間に見えていた南アルプスや八ヶ岳も!とても贅沢にこの素晴らしい山頂をひとり堪能しました。すごくよい時間でした🤤 あとからおひとり来られた男性に、辺りの山を教えていただきながら、ついつい30分ほど滞在。身体も冷えてきたところで、次の三方分山に向かってリスタート。ここからのアップダウンは、わたしにとっては圧倒的に下りが曲者でした。結構な急坂につけられた踏みあとはつづらではなく直線。そこに山盛り落ち葉の堆積。見えない石やら木の根やら。乾いた砂はザレて滑る… あとから来た男性はタッターと駆けていかれたので、わたしが下りにネガティブなだけなんですが…同じく下りニガテな方はどうぞ慎重に🥺 ドキドキしながら恐々下って、そのぶん登ってまた下りて。峠と山を繰り返しながら、段々精進湖へ近づいていきます。急に現れる舗装路を横断し、同じく急に現れる木の梯子を登って少し行くと、釈迦ヶ岳と三方分山との分岐。 ここまで来たか~ここの標識を見たときは感慨深かった✨ すぐそこなのでひとまず釈迦ヶ岳へ、眺望はありません。次に三方分山へ。またも間に山と峠を挟むのでアップダウンは続きます。 道は、蛾ヶ岳前後よりかなりハイキングコースの雰囲気で整備されています。坂についた踏みあとは大体つづらで下りの難易度格段にダウン。落ち葉はすでに踏み崩された状態のものが多く、雪の踏みあとも幅が広くなり、昨日からの登山者は圧倒的にこちらの方が多かったようです。 三方分山山頂からは富士山が裾野までバッチリ見えます。本日ひとつめの蛾ヶ岳からの富士山は逆光の格好よさ😍だったのが、こちらは正統派?のお姿。お団子片手にニヤニヤしながら見つめていました… 冒頭の通り、バスは18時台まできません。その時間まで山にいることは無理でも、できるだけギリギリまで山を歩いていたい…だから各所でゆっくり富士山眺めて、16時半くらいに下りられたらと画策していましたが、やはり14時も過ぎればあたりは夕方の色に。人気エリアのため人はぱらぱらとおられたものの、皆さんなんとなくおしまいの方向。 こうなるとのんびりもほどほどにパノラマ台まで行かなきゃという雰囲気に。またまた山頂と峠を越えて、本日最後のパノラマ台。ここからの富士山は本当に完璧でした。裾野まで遮るものなく、堂々たるお姿で…感激…🥺 時間的に早かったので烏帽子経由で下山?など考えていましたが、この富士山を見られたことで一気に満足感がたぷたぷになり、容易く下山を決意。根子峠に戻り、パノラマ台下のバス停へ下山しました。 この時点で歩行距離22kmほど。これくらいはよく歩いてますが、累計標高差の登りが2500m超。こちらは1日ではかなり頑張った数字かも😳 さて、ここで15時半前。バスは3時間後。バス停といっても、いつもの看板がぽつんとあるだけで、壁も屋根もベンチもトイレもない…ここで3時間は無理というわけで、ちょっと画策していた県境バス停まで2時間弱の舗装路歩きを決定。県境からは竜ヶ岳へ登る道があるので、ここまで歩けたらもしかして軌跡繋ぎができるかな?と思っていたのです。 これが正解だったのか失敗だったのか😅ここから県境までの舗装路は、歩道のない部分が数ヵ所ある、トラックなど大型車も通る、車の交通量はそこそこあり歩行者はほとんどいない、街灯あまりない道です。更に積雪で歩くのに苦心し、日が暮れてからは濡れているところが低温で凍って滑るように😨舗装路歩きなのに朝も晩もヘッデン点けることになろうとは。万一同じく寒くてバス停で待てない場合は、軌跡繋ぎの趣味がなければ本栖湖入り口あたりでやめておくことをオススメします(ここ以降に歩道がなくなるので・屋根なし壁なしトイレなしはパノラマ台下~県境すべてのバス停そうでした・本栖湖のバス停近くの観光案内センターのトイレは使えたのだろうか?) 真っ暗な県境バス停で待つこと1時間。富士急さんのバスが現れたときは、今日一番かもしれない興奮と感動でいっぱいでした(笑) 明日は身延方面へ!
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