厳冬期 五竜岳 (敗退)一泊二日

2022.01.08(土) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 31
休憩時間
1 時間 7
距離
4.0 km
のぼり / くだり
609 / 139 m
1 24
27
1 8
38
DAY 2
合計時間
3 時間 20
休憩時間
37
距離
3.4 km
のぼり / くだり
124 / 575 m
42

活動詳細

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みなさん三連休はいかがお過ごしでしたか? この時期初めての北アルプス。厳冬期五竜岳に遠見尾根からチャレンジしました。 とは言っても、中日である日曜が朝から悪天候予報なので登頂は難しいと思っていましたが、 イグルー作りの練習も兼ねて、行ける所まで行こうと計画しました。 1日目は快晴。ザックは20kg超でしたが、風もなく尾根歩きが楽しめました。 メイン目的であるイグルー作りは、達人の米山さんの教え通りにやったら、2つ目でいい感じにできました。(1つ目は大きすぎて天井が塞がらない問題が) しかし、中が少し狭く、ちょっと寒くて、いちいち服に雪が付くので、長時間は辛そうだったので暗くなってから1つ目のイグルーの残骸の中にテント設営。 エスパースのマキシムナノを使ってますが、レインフライとスーパー内張りを共用してトリプルウォールにすると(メーカー非推奨)なんと、テント内は+5℃!(バーナー付けると一時的に+15℃笑) 快適すぎてそちらで寝る事に。 expedのダウンマットも快適でした。 問題は夜中からの風雪でした。 テント内に雪を入れないようにトイレに行くのも大変だったし、雪かきを何度もしました。 多分、一晩で70cmくらい降ったと思います。 イグルーで中で用を足せば、入口を完全密閉でき荒天での停滞も安心だった。 一長一短ですが、改良の余地がありそうですね。 2日目は午後から晴れる予報でしたが、いつまで経っても雪は止まずその予報も微妙だったので、11時に撤収&下山を決定。 12時前に行動開始しましたが、吹雪の中ノートレースのラッセル下山は大変でしたが、中遠見を過ぎるとトレース発見。 そこからは安心して降りられました。 今回の山行を振り返ると、気象条件の厳しい後立山に、1月に行くなんて我ながら頑張ったなと思いました。 その一方悪天候に捕まり、閉じ込められて(月曜からずっと荒れる予報)しまう可能性もあった事も考えると、雪山の難しさを感じました。 (赤岳鉱泉とかなら帰れるんだろうけど) 知らずしらずの内に自分でコントロールできない領域になっていったのかなとも思います。 雪山テン泊は、停滞も含めて色々と安全にできるように考えたいと思います。 五竜は4月くらいに登りやすくなるようなので、春季にまたリベンジしたいですね。

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