小菅〜大菩薩峠〜小金沢山〜黒岳 テント泊縦走

2022.01.08(土) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 17
休憩時間
41
距離
15.5 km
のぼり / くだり
1663 / 694 m
1 53
1 13
44
40
6
6
12
20
3
DAY 2
合計時間
7 時間 31
休憩時間
1 時間 16
距離
17.6 km
のぼり / くだり
847 / 1797 m
13
5
3
52
21
27
7
1
25
2 8

活動詳細

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奥多摩側から大菩薩峠に至る牛ノ寝通り、大菩薩峠から南に伸びる笹原の稜線、岩殿山から北側の山域。どれも前々から歩いてみたいと思っていたので、テントを担いで一気に歩いてみることにしました。 体力不足で岩殿山までは歩けませんでしたが、好天に恵まれ楽しい縦走ができました。 ◆ 1日目 奥多摩駅からバスで1時間ほどの小菅の湯から歩き始めます。ワサビ田の横を通り、トチの巨樹を見て、牛ノ寝通りの尾根に乗ります。牛ノ寝通りは明るくて気持ちの良い尾根でした。石丸峠で小金沢連嶺に合流すると素晴らしい眺めが待っていました。 宿泊は福ちゃん荘でテント泊ですが、到着時には営業終了して誰もいませんでした。事前にHPで営業日であることは確認していたのですが、早目に終了してしまったのかもしれません。 ◆ 2日目 夜の冷え込みは想定していたより厳しく、なかなか眠れませんでしたが、夜明け前に出発します。稜線上で日の出を見ようと思っていたのですが、小金沢山の手前は展望が無くて、日の出は見逃してしまいました。それでも要所要所で富士山が見える笹原の稜線歩きを堪能できました。 当初の予定では大峠を経て岩殿山まで歩くつもりだったのですが、黒岳の手前で足に疲労を感じたので、無理せず湯の沢峠からハマイバ前バス停に下山しました。

大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 小菅の湯からスタート
道の駅のトイレが利用できます。
小菅の湯からスタート 道の駅のトイレが利用できます。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 小川に沿って歩きます。
小川に沿って歩きます。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 ワサビ田と小川の間を通ります。ワサビにはビニールシートがかけてありました。
ワサビ田と小川の間を通ります。ワサビにはビニールシートがかけてありました。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 巨樹の森に入ったのでしょうか、落ち葉が大きくて小人になったような気分です。
巨樹の森に入ったのでしょうか、落ち葉が大きくて小人になったような気分です。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 トチの木の巨樹が見えました。登山道に沿って手前左手と奥右手の2本あります。
トチの木の巨樹が見えました。登山道に沿って手前左手と奥右手の2本あります。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 手前の一本
上部が折れてしまっていますが、大迫力の幹です。
手前の一本 上部が折れてしまっていますが、大迫力の幹です。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 奥のもう一本はさらに幹が太いです。
奥のもう一本はさらに幹が太いです。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 自分がもっと歳を取ってから訪れても、この木はきっと同じようにここに立っているのだろうと思うと不思議な気分です。
自分がもっと歳を取ってから訪れても、この木はきっと同じようにここに立っているのだろうと思うと不思議な気分です。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 山沢入りのヌタと呼ばれる分岐に到着
ここからは牛ノ寝通りを歩きます。
山沢入りのヌタと呼ばれる分岐に到着 ここからは牛ノ寝通りを歩きます。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 牛ノ寝通りは明るくて歩きやすい尾根です。
牛ノ寝通りは明るくて歩きやすい尾根です。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 大マテイ山
この山域の標識や案内板は山梨県産材で作られたものとのことで、イラスト付きで素敵な感じです。
大マテイ山 この山域の標識や案内板は山梨県産材で作られたものとのことで、イラスト付きで素敵な感じです。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 榧ノ尾山(かやのおやま)
山頂は開けています。
榧ノ尾山(かやのおやま) 山頂は開けています。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 明日歩く予定の甲州アルプスの稜線が近づいてきました。
明日歩く予定の甲州アルプスの稜線が近づいてきました。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 牛ノ寝通りも石丸峠に近づくと傾斜が急になります。(牛の首のあたり?)
牛ノ寝通りも石丸峠に近づくと傾斜が急になります。(牛の首のあたり?)
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 石丸峠に到着
最後の上りがキツかった分、とても清々しい景色です。
石丸峠に到着 最後の上りがキツかった分、とても清々しい景色です。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 本日最後のピーク、熊沢山
背の低い笹が広がる稜線がこの山域の魅力だと思います。
本日最後のピーク、熊沢山 背の低い笹が広がる稜線がこの山域の魅力だと思います。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 富士山が頭を見せてくれました。
富士山が頭を見せてくれました。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 熊沢山の山頂には特に何もありませんでした。
熊沢山の山頂には特に何もありませんでした。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 熊沢山からの下りの岩場が結構急だと思っていたら、岩を巻いている正規のルートから外れていただけでした。
熊沢山からの下りの岩場が結構急だと思っていたら、岩を巻いている正規のルートから外れていただけでした。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 大菩薩峠
誰もいない大菩薩峠は初めて見ました。
大菩薩峠 誰もいない大菩薩峠は初めて見ました。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 介山荘は営業中
コーヒーを飲んで一休みしたら、福ちゃん荘に向かいます。
介山荘は営業中 コーヒーを飲んで一休みしたら、福ちゃん荘に向かいます。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 小川が全凍結しています。
今夜のテントは冷えそうです。
小川が全凍結しています。 今夜のテントは冷えそうです。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 福ちゃん荘に到着しましたが、すでに営業終了して誰もいませんでした。
どうしようもないので、テントを張らせてもらいます。
福ちゃん荘に到着しましたが、すでに営業終了して誰もいませんでした。 どうしようもないので、テントを張らせてもらいます。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 水が手に入らなくなってしまったので、雪を溶かして水を作ります。雪は薄くしか積もっていないし、鹿の足跡も多いので苦労しましたが、なるべくキレイそうな雪を頑張って集めました。
水が手に入らなくなってしまったので、雪を溶かして水を作ります。雪は薄くしか積もっていないし、鹿の足跡も多いので苦労しましたが、なるべくキレイそうな雪を頑張って集めました。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 火にかけて雪を溶かして煮沸します。
小さな枯葉のカスなどは除ききれませんが、お茶みたいなものだと思うことにしました。(実際、お茶みたいな味がしました。)
火にかけて雪を溶かして煮沸します。 小さな枯葉のカスなどは除ききれませんが、お茶みたいなものだと思うことにしました。(実際、お茶みたいな味がしました。)
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 2日目
目覚めるとシュラフの表面の結露まで凍っていて、冷凍庫の中で寝ていたかのようでした。
暗いうちに出発します。
2日目 目覚めるとシュラフの表面の結露まで凍っていて、冷凍庫の中で寝ていたかのようでした。 暗いうちに出発します。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 夜明け間近の東の空
夜明け間近の東の空
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 熊沢山の辺りから、夜明け前の富士山
熊沢山の辺りから、夜明け前の富士山
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 天狗棚山
残念ながらここからは富士山が見えませんでした。富士山に朝日が当たる瞬間は見れなさそうです。
天狗棚山 残念ながらここからは富士山が見えませんでした。富士山に朝日が当たる瞬間は見れなさそうです。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 天狗棚山から熊沢山を振り返る
天狗棚山から熊沢山を振り返る
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 今回の山行の最高峰2014m、小金沢山に到着
今回の山行の最高峰2014m、小金沢山に到着
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 ようやく富士山が見えましたが、朝焼けは終わってしまっています。
それでも良い景色です。
ようやく富士山が見えましたが、朝焼けは終わってしまっています。 それでも良い景色です。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 別の位置からもう一枚
別の位置からもう一枚
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 しばし歩いて日本一名前の長い山に到着
ローマ字表記だと長さが際立ちます。
しばし歩いて日本一名前の長い山に到着 ローマ字表記だと長さが際立ちます。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 牛奥ノ雁ヶ腹摺山からの富士山
Mt. Fuji viewed from Mt. Ushiokunogangaharasuriyama
牛奥ノ雁ヶ腹摺山からの富士山 Mt. Fuji viewed from Mt. Ushiokunogangaharasuriyama
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 (写真には写していませんが)山頂でテントを張っている方がいました。私も水を自分で作ることになるなら、好きな場所に幕営すれば良かったと思いました。
(写真には写していませんが)山頂でテントを張っている方がいました。私も水を自分で作ることになるなら、好きな場所に幕営すれば良かったと思いました。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 牛奥〜から少し下った所からの一枚
竜ヶ岳の本家には及びませんが、富士山に向かって伸びる「なんだこの道はー!」的な道です。
牛奥〜から少し下った所からの一枚 竜ヶ岳の本家には及びませんが、富士山に向かって伸びる「なんだこの道はー!」的な道です。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 岩殿山までのロングコースを歩く予定だったのですが、牛奥~からの急な下りでかなり足の疲れを感じたので、湯の沢峠から下山することに決めました。
もうゆっくりでいいので、笹原に座り込んで一休みです。
岩殿山までのロングコースを歩く予定だったのですが、牛奥~からの急な下りでかなり足の疲れを感じたので、湯の沢峠から下山することに決めました。 もうゆっくりでいいので、笹原に座り込んで一休みです。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 本来は左に進む予定でしたが、直進して湯の沢峠に向かいます。
本来は左に進む予定でしたが、直進して湯の沢峠に向かいます。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 黒岳山頂
展望はほとんどないので、すぐに白谷ノ丸に向かいます。
黒岳山頂 展望はほとんどないので、すぐに白谷ノ丸に向かいます。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 白谷ノ丸は三方が開けていて眺望がバツグンです。
白谷ノ丸は三方が開けていて眺望がバツグンです。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 南アルプス方面もバッチリ
南アルプス方面もバッチリ
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 白谷ノ丸から少し下った所にある、白谷ノ丸の子分的なピーク、白谷小丸に行ってみます。
白谷ノ丸から少し下った所にある、白谷ノ丸の子分的なピーク、白谷小丸に行ってみます。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 白谷小丸からの富士山
地面が砂なので、また変わった雰囲気です。
白谷小丸からの富士山 地面が砂なので、また変わった雰囲気です。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 白谷小丸から白谷ノ丸を振り返る
白谷小丸から白谷ノ丸を振り返る
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 白谷ノ丸から湯の沢峠までは、えぐれた滑りやすい土の道で歩きにくいです。
以前、春先にここを歩いたときは雪解けのぬかるみで地獄のようでした。
白谷ノ丸から湯の沢峠までは、えぐれた滑りやすい土の道で歩きにくいです。 以前、春先にここを歩いたときは雪解けのぬかるみで地獄のようでした。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 湯の沢峠に到着
ここから滝子山までの道も素敵ですが、またの機会に。今日は真木方面に下ります。
湯の沢峠に到着 ここから滝子山までの道も素敵ですが、またの機会に。今日は真木方面に下ります。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 湯の沢峠避難小屋
駐車場の向こうにあるトイレは冬期閉鎖中でした。
湯の沢峠避難小屋 駐車場の向こうにあるトイレは冬期閉鎖中でした。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 真木方面に下る道中、キレイに割れた大岩
真木方面に下る道中、キレイに割れた大岩
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 登山道が水没して凍結しています。
登山道が水没して凍結しています。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 ハマイバ丸の方向
ハマイバ丸の方向
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 ここで舗装道に出ます。バス停までまだまだ歩きます。
ここで舗装道に出ます。バス停までまだまだ歩きます。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 長い長い舗装道歩きですが、冬期通行止で車は通らないので、ぼんやり歩けます。
正面は滝子山。
長い長い舗装道歩きですが、冬期通行止で車は通らないので、ぼんやり歩けます。 正面は滝子山。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 山の神に無事下山できた事を感謝します。
山の神に無事下山できた事を感謝します。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 ハマイバ前バス停に到着
事前に調べておいたものの本当にバスが来るか不安でしたが、定刻通りに来てくれました。
岩魚と山女魚の燻製、売ってるならお土産に買えばよかったとちょっと後悔。
ハマイバ前バス停に到着 事前に調べておいたものの本当にバスが来るか不安でしたが、定刻通りに来てくれました。 岩魚と山女魚の燻製、売ってるならお土産に買えばよかったとちょっと後悔。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 大月駅と岩殿山
単独で登るなら簡単ですが、繋げて歩くと難しい岩殿山。またリベンジします。
大月駅と岩殿山 単独で登るなら簡単ですが、繋げて歩くと難しい岩殿山。またリベンジします。
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 今回の山バッジ
介山荘でセットで購入しました。マイナーな山のバッジを見つけると嬉しくなります。
今回の山バッジ 介山荘でセットで購入しました。マイナーな山のバッジを見つけると嬉しくなります。

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