滝子山 初めての車中泊、難関・寂ショウ尾根

2022.01.09(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 40
休憩時間
38
距離
13.4 km
のぼり / くだり
1347 / 1349 m
2 21
53
28
11
1 3

活動詳細

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今回は滝子山に登ってきました。 自宅から登山口までかなり距離があるので前夜車中泊の工程を取りました。 車中泊は道の駅都留、気温はマイナス3℃のコンディション、急造したベッドスペースにシュラフをセット、深い眠りにはつけず寒さも増してきたが明朝の山行をイメージしながら一晩を過ごす。 日の出前に桜森林公園Pに移動、うっすら明るくなりはじめるなか朝ごはん作り。最初は保護柵の手前スペースに駐車を検討したが狭いので中に入った左手の駐車スペースに移動。準備整い山行開始。 登りのコースは寂ショウ尾根をセレクト、事前に皆さんの活動記録で予習はしていたが想像以上に厳しい内容となった。急登はもちろん覚悟していたが、その先の岩場がスリリングで気が抜けなかった。最初は面白味を感じながら進めたが、難易度がどんどん増してくる、これだけ長い間緊張を強いられるコースは記憶になく尾根を登り切った時の安堵感は半端ではなかった。少しずつ高度を稼ぐにつれ富士山や南アルプスが鮮やかに目に映ってきたことが原動力となった。さぁ山頂はすぐだろうと安易に考えていたが山頂までの道のりも険しかった。約2.5hで滝子山に登頂、山頂からの景色は息をのむほど美しい。富士山、南アルプス、八ヶ岳、丹沢、大菩薩、甲武信方面が360度視界に映る。さすが秀麗富嶽十二景だけあって、今まで見てきた富士山よりもさらにダイナミック。 下山は大谷ヶ丸、ゴンドウ丸、すみ沢を経由するコース。北側斜面には雪が残り軽アイゼンを装着しようか迷ったが見送り慎重に足を運ぶことにした。滝子山までとは正反対に森深い雰囲気、時折急登となるも比較的サクサク進むことができた。それにしても落ち葉の量が多く足を滑らせないよう気が抜けない。今までの山行では見えなかった南アルプス、八ヶ岳の姿を横目に歩くことができ嬉しい気分。すみ沢沿いのコースでは沢の氷瀑が美しい!ここまでの規模は初めて見たかもしれない。美しい沢を横目に足早に進むが、思ったよりも長く感じる、ようやく林道までたどり着くもこの林道の下りもここまでの疲労が応える、お腹も空いたのでさらに急ぐ。今回の山行では天気も安定し日中は汗ばむほどの気温となりありがたかった。無事、駐車場所まで下山完了。ランチはパスタのリベンジ、予め水につけておき湯で時間を短縮、キューピーのオイルソースが野菜と相性バッチリ、茹で具合ももっちり歯応え。この組み合わせは今後重宝しそうだ。 車中泊は今年南アルプスや八ヶ岳を訪れる際のよいシミュレーションとなった。 帰りは都留の泰安温泉(銭湯)で汗を流し、道志みちを経由して帰還。周辺の山々や道路コンディションのチェック、オールシーズンタイヤの性能も試すことができ収穫の多い山行となった。

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