活動データ
タイム
18:27
距離
17.4km
のぼり
1795m
くだり
1795m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今回はこめつぶさんと一緒に南八ヶ岳へ。 死なないバリエーションということで阿弥陀岳北陵をチョイス。 せっかくなので中岳、赤岳、横岳、硫黄岳と縦走しましょ! てことで夜中の12時半に大阪を出て、5時半に美濃戸駐車場着。 南沢から行者小屋を目指す。 2人とも20キロ近いザックを背負ってアヘアヘ言いながら&ノーアイゼンでツルツル滑りながらなんとか行者小屋着。 クライミング道具とアイゼンを身に付けいざ阿弥陀岳北陵取付きへ! 文三郎尾根へ向かう道の途中で樹林帯の方に抜けると、阿弥陀岳北陵が眼前にドーン! ブッシュだらけの雪壁をふくらはぎプルプルさせながら登り切ると第1岩峰取付き。 まずは僕がリードで登り、第2岩峰はこめつぶさんがそのままつるべでリード。 ピナクルが豊富で中間支点も取りやすく、クライミング自体も難しいものではありませんでした。 が、日頃の運動不足とザックの重量でバテバテ。 阿弥陀岳山頂でがっちり握手を交わし、中岳へ向けて出発。 阿弥陀岳登る人たちはみんなそのまま行者小屋に降りる様で、中岳への稜線は完全ノートレース。 まさかの稜線ラッセルに苦しみ、突破に1時間半程掛かった。 中岳のコル到着が15時。 ヘロッヘロで赤岳西稜を乗り越えて、予定より2時間押しの17時前に小屋着。 マジしんどかった…。 晩飯の豚汁と豚角煮とフルーツポンチは涙が出るほど美味かった。湯たんぽまで用意してくれて本当助かりました。 疲れ切った私は20時前には就寝。 翌朝は5時起きでささっと飯食って6時出発。 風速20m近くの風が吹いているものの、雲ひとつない快晴で素晴らしいモルゲンロートを堪能。 今日は一般登山道の縦走なので、景色を楽しみながら気楽に歩けました。 横岳周辺はちょっと嫌らしいとこもありました。 硫黄岳には9時半ごろ到着したのですが、そこから赤岳鉱泉に下る道程が非常に辛かった。 というのも例年と全然違うところにトレースがあり、急登&踏み抜き地獄。 赤岳鉱泉には11時半ごろ到着。 アイスキャンデーは誰も登ってなかったので、カレー食うてさっさと下山。 ノーアイゼンで降りてたのですが、スケートリンク状態の場所多数で非常にデンジャーでした。 そして美濃戸山荘まで下山し、あと5分で駐車場というところで事件発生。 登ってきた方がアイスバーンで足を滑らせ転倒。 大量出血で血の海に…。 僕らもノーアイゼンだったので急いでアイゼン履いて、美濃戸山荘前で食事休憩してた人達にも助けてもらい応急処置。 頭とまぶたの上をザックリ切ってしまっていて、そのまま付き添って下山しました。 自力で運転して帰るとのことで、八ヶ岳山荘前で別れたのですが心配です。 少しでも不安を感じたら必ずアイゼンは履くようにしましょう。 一歩間違えれば僕らが同じことになっていたかもしれません。 登山自体は2日間共に天気に恵まれ、目標通りに阿弥陀北陵&南八ヶ岳5座登頂出来たので大満足でした。 …実は年末の交通事故で首の骨にヒビが入っているのはここだけの話(笑) ザックの重みがマジできつかった…
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