活動データ
タイム
15:20
距離
36.0km
のぼり
2780m
くだり
2789m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る【はじめに】 新年の登り始めに相応しいルートを模索した結果、丹沢山地最高峰の蛭ヶ岳を登る丹沢主脈縦走ルートをチョイスしました😊 早くから登り始め日没前に下山するため、バス利用ではなく、焼山登山口付近にバイクを停めて夜間から歩き始めました🚶 デポしたバイクを回収するため、下山ルートは塔ノ岳~大倉尾根ではなく、丹沢三峰から宮ヶ瀬に下りロードを歩いて焼山登山口まで戻る周回ルートを計画しました✍️ これにより今回の山行では、約25強kmの山歩き+10km弱のロード(公道)歩きの合計が活動データに表記された距離となります。 【参考にさせていただいて活動記録】 https://yamap.com/activities/14899618 (よっしーさん) ※今回の山行にあたり私がお手本にさせていただいた素晴らしいレポートです。本コースを今後具体的にご検討される方もそうでない方も、ぜひご一読をオススメさせていただきます😊 【山行目的】 ①今年は寅年。「虎は千里往って千里還る」ということわざがありますが、同じ千里でも私は「千里の道も一歩から」の方がしっくりきます。 そこで今回は、このことわざを胸に刻み、2022年の目標を達成するための第一歩として、新年初山行の「完遂」を目指します。 ②ナイトハイクはスタート時のみ。日没前に下山します。(前回の反省点より) 【コース概要】 今回はGPS不調による軌跡の乱れがほぼなかったため割愛させていただきます。YAMAP内のチェックポイントならびに軌跡をご参照ください。 【エスケープルート】 ①~蛭ヶ岳→来た道を速やかに引き返し下山します。 ②~丹沢山→塔ノ岳~大倉尾根ルートで下山し大倉からバスで渋沢駅へ。バイクは後日回収します。 ③~宮ヶ瀬湖→三叉路からバスで本厚木駅へ。バイクは後日回収します。 【参考にしたサイト】 ①丹沢エリアの登山道通行情報(神奈川県ホームページ) https://www.pref.kanagawa.jp/docs/f4y/02yama/kouen_kouenhodou/003.html ②丹沢山系登山用ルート危険箇所(神奈川県警ホームページ) https://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesg0005.htm ③神奈川県内のツキノワグマ情報(神奈川県ホームページ) https://www.pref.kanagawa.jp/docs/t4i/cnt/f3813/index.html ④登山計画書の電子申請(神奈川県警察ホームページ) https://www.police.pref.kanagawa.jp/inq/form/fmtozan.htm ⑤水沐所橋(みずあどびばし)駐車場の詳細(登山口ナビ) https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-505 ※②は写真付きで丁寧に解説されており、とても分かりやすいです。ご存知なかった方はぜひ一読をオススメします😉 ※⑤は駐車可能台数僅か2台(路肩)で、🈵で駐車できなかった場合の代替手段(近隣駐車場)がなくリスキーなため、個人的に車利用で焼山登山口に向かうのはあまりオススメしません😢 バイクなら僅かな空きスペースに停められるかもしれません。また今回のように平日・夜間早朝に現地入りする場合は多少リスク軽減出来るかもしれません。 お金をかけられるのであれば、相模湖駅または橋本駅からタクシーで移動するのが最も快適かもしれません👍 【丹沢主脈縦走をこれから目指す方へプチアドバイス】 ①今回私が歩いたルートは日帰りという観点では万人にオススメ出来るものではありません😥(小屋泊ならアリです💡) オススメは、JR相模湖駅または橋本駅から三ケ木行きのバスに乗り → 三ケ木から焼山登山口に到着する始発バスへ乗り換え → 焼山登山口からスタート → 下りルートは登山者が多くバス便も充実の大倉尾根へ下山する「王道の丹沢主脈縦走ルート」です✨ ②より静かな山歩きを楽しみたい方は、今回私が歩いた丹沢三峰ルートで宮ヶ瀬湖へ下山しバスで駅まで帰るルートもオススメです😉 表丹沢より西丹沢をたっぷり歩きたい!という方は、蛭ヶ岳から西丹沢ビジターセンターに下る「丹沢主陵縦走ルート」も面白そうですね。 また、蛭ヶ岳まで最短で登れるルートが別に存在しますので、行程短縮・時短を図るのもアリだと思います。 ③今回のルートにおけるオススメ日の出スポットは「焼山・焼山~姫次間の木々に覆われていない場所(今回私が見た場所)・蛭ヶ岳」の3ヶ所です。 イチオシは蛭ヶ岳です。蛭ヶ岳山荘や みやま山荘で一泊すれば、蛭ヶ岳山頂からのご来光のみならず日の入りまでも存分に楽しめるはずです✨(私もいつか体験したいです。)なお丹沢三峰はピーク含めて展望がありませんでした😓 ④最後に、三ケ木発の焼山登山口へ停まるバスは(ロング山行になるにもかかわらず)平日の始発の運行時間が土休日より40分も遅くなるため十分ご注意ください⚠️(写真4枚目参照) 【活動記録】 写真コメントにて代えさせていただきます。 ____________________________________ ※以下は私的な備忘録です。内容は山行ごとに随時アップデートしています。文量多めですがご興味のある方はぜひご覧ください😃 【服装】 ①上 ドライナミックメッシュ、ドライフイット半袖コンプレッション、ドライ半袖シャツ、ジオライン長袖シャツ、メリノウール長袖シャツ、シャミースジャケット(薄手のフリース)、ソフトシェルパーカ。 ※行動中は適宜レイヤリング調整。 ②下 ローソックス+厚手ソックス、ミドルカットの登山靴+スポーツ用インナーソール、ドライナミックメッシュ、タイツ+厚手タイツ、クライミングパンツ。 【特に活躍したギア】 イヤーマフ、スマホバッテリー、トレッキングポール、ドライナミックメッシュ上下、スマホソックス、マッサージボール、ハクキンカイロ。 【持参・使用水量】 持参2.0L(ハイドレーションパック2.0L)→摂取量1.25L、調理0.25L、余り0.5L。 ※これとは別に下山後のロードで飲料0.54L購入。 【荷物の重量】 約8.0kg(バックパック30L) 【反省点と改善策】 ①丹沢三峰のやせ尾根を通行中に右足を崖の際(きわ)に置いてしまい、バランスを崩しそうになったこと。この時トレッキングポールはしまっており使用してなかった。 →そもそも崖側に足を置かない。やせ尾根通行時は歩行ペースを落とし細心の注意を払い歩く。間違っても小走りなどしない。崖側ではない方に身体を寄せて歩く。トレッキングポールで突いて路面の硬さを確認しながら歩く。トレッキングポールの出し入れを面倒くさがらない。トレッキングポールは転ばぬ先の杖と心得る。 ②サーモボトルを持参しなかったこと。30Lのバックパックに全て収めるため携行品から外してしまった。低温によりハイドレーションのチューブが凍結し数時間水分補給が出来なかった。 厳密には凍結したのは外気にさらされたチューブのみであり、バックパック内に収納した本体の水は無事だった。 →冬期山行中はサーモボトル必携。お湯を沸かせるならティーパックも持参する。 ③スニーカーを持参して昼休憩中に履き替えたことで足をリラックス出来たことは評価点だが、いかんせんかさばる😅 →50Lなら容量的に問題なし。もし30Lで収めたいのならスニーカーではなく、かかとを履き潰せて折り畳み収納が出来て軽量なモックシューズに変更する。 【良かった点】 ①GPS不調ほぼなし。 →スマホに金属が直接触れないようハクキンカイロとの接着をやめた。その代わり、使う時以外はスマホソックス(正確にはキッズ用もこもこ靴下)に包んで低温によるバッテリー不調・スマホ強制シャットダウンの予防に努めた。 YAMAPアプリを終了して再起動すると、GPSアンテナがバリ3📶から0本になってしまい「位置情報を特定中です」みたいに表示されることに気づいた。今後は誤ってフリックしてYAMAPアプリを終了させないよう気を付ける。アプリさえ閉じなければスマホ画面を消しても問題なし。でも最終的にはスマホを買い替えたい。それまでは今回の取り組みを継続する。 ※本件について直近、ご助言や有益な情報をご提供くださったokapさん・たけ氏さん・たか爺さんに感謝✨ ②ロングトレイルながら身体・足指の怪我・痛みがほぼなし。前回感じた腸骨の痛みもなし。若干の余力を残しての山行終了であった。 →考えられる要因を列挙すると、靴のフィッティング・ザックのフィッティング・トレッキングポールの使い方向上・ベストフィットする靴下のチョイス・マッサージボールの使用・コンプレッションウェアの着用・昼休憩中スニーカーに履き替え・登坂時あえて頂上を見上げず一歩一歩丁寧に歩き、息が乱れないよう斜度に合わせて歩行ペースを意識的に調整したことなど。 気づいたら登り終えていたという不思議な感覚を何度か味わった。上を見上げ過ぎてしまうと、無意識なうちに心理的な疲労やネガティブな先入観が植え付けられてしまうのかもしれない。 ナイトハイク時は周囲が見渡せず必然的に足元に集中して歩いているが、日中の行動時でもその感覚を大切にした方がいいと感じた。(ただし前傾姿勢には注意。しっかり肩甲骨を寄せてお腹に力を入れて背筋を伸ばす。腹式呼吸で姿勢よく歩行すればインナーマッスルも鍛えられて一石二鳥。) ③事前下見したこと。下見した理由は、ナイトハイクスタートするにあたり、駐車スペースが不明瞭であったため、手間をかけてでも事前に確認しておきたかった。 →駐車スペースのみならず、登山口までの取り付きや、自宅からの経路を予習したことで、当日暗闇でもテキパキ対応出来た。心理的な不安が大きく軽減したことは大きい。 今後全ての山行に対して行うことは現実的でないが、ここぞという山行計画時には事前下見を実施したい。 ④早め早めの行動心掛け。具体的には、気温や風の強さに合わせた小まめなレイヤリング調整・同じくグローブの付け替え(3種類を使い分け)・お腹が空く前の行動食補給・喉が乾く前の水分補給・疲れる前の小休憩・息を切らす前に歩行ペースを落として息を整える、など。 →今後も状況に合わせた対応が早めに出来るよう意識して行動する。次回はさらに、必要なギアが行動中にすぐ取り出せるよう先の展開を予測して、休憩中にザックを整理(必要なものを上に)しておくと良い。 【今回新たに行った試み】 ①非常食のアップデート。 →前回の携帯おにぎり2食・リフィルのカップ麺2食に加えて、予備のアミノバイタル3本・ようかん(井村屋えいようかん)2個を持参した。えいようかんの賞味期限は5年もあるため災害時の非常食としても有効。1個でご飯小盛り1杯分の高カロリーである点もいい。今後も必携。 ②マッサージボールの初使用。 →大腿四頭筋・大腿二頭筋・下腿三頭筋・腸腰筋・僧帽筋・足裏などに使用。筋肉の緊張緩和・こりほぐし・リラックスに有効。イタ気持ちいい。ポケットに入れておける手軽さも良い。今後も必携。 ③熊スプレーの初携帯。 →使うことのないことを願うばかりだが、万一の備えと心理的な安心感を得られることは非常に大きい。小型サイズでポケットに収納出来る点も良い。今後も必携。 ※コンパクトな熊スプレーをご紹介くださった ゆうゆうさんに感謝✨(随分前から教えてくださったのに購入したのは年末で今回ようやく初携帯。申し訳ありませんでした😢) ④ベースレイヤーとしてコンプレッションウェアを着用。 →良い。冬期山行における防寒対策として、コンプレッションなら着膨れせずに重ね着が出来ると考えて今回着用したが、思惑通り。加えてコンプレッションゆえに筋肉疲労緩和に一定の効果があった。今度は長袖も検討する。
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