緩い稜線歩き。雪が吹き溜まっています。
シュカブラや雪庇を見ることができました。
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美しい夕景とタフな登り💦😆⛄️ 〜御座山〜の写真

2022.01.03(月) 14:11

緩い稜線歩き。雪が吹き溜まっています。 シュカブラや雪庇を見ることができました。 雪が深く進みがさらに遅くなります

この写真を含む活動日記

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10.5 km

1142 m

美しい夕景とタフな登り💦😆⛄️ 〜御座山〜

御座山 (長野, 群馬)

2022.01.03(月) 2 DAYS

毎年恒例お正月山行です🎍 一昨年は南アルプス光岳 昨年は赤城山と子の権現の日帰りコンボ 今年はまた泊まりで行きたいね〜☺️ でも、ここのところの寒波続きで アルプスは無理だよね〜💦 八ヶ岳は人多いしね〜💦 だからといって奥多摩や丹沢の避難小屋は 混んでいそうだし😨💦 という事で今回選んだのは 長野県北相木村に聳える御座山(おぐらさん) 日本二百名山の一座です。 山頂直下に避難小屋があるので、 そこに泊まって、山頂からの景色を存分に楽しもう、という事に。 YAMAPレポを確認すると最終は先月30日。 ヤマレコはそれ以前💦 31日から1日は寒波で雪が降ったろうし⛄️ そこそこ雪はあるのではないかと推測して 雪山装備を整えます。 旦那さんが3日に早朝少し仕事しなければならなくなったので、登山口を昼頃スタートのつもりで。コースタイムは4時間弱。まあ行けるかな? 北相木村の長者の森キャンプ場の駐車場にINし 支度を整えて歩き始めます。 2人とも久々の幕営装備でフラフラです🤣 まあ、ゆっくり行きましょうということで‼️ 長者の森からはまず林道をつめ、山に取り付き、大きな紅白の鉄塔のところへ登るまでそこそこ急登です。 雪は足の甲の高さくらい。深いところで踝くらいです。 鉄塔を過ぎ少し登ると割となだらかな稜線。 しかしなだらかなのと風の通り道で雪庇や吹き溜まりが目立ちます。雪は深いところで膝下くらい。歩きにくい💦 その後見晴台に向けて斜面をつづら折れに登り、根や岩に雪が被った急な登りを石楠花の枝を掴みながら登る。 見晴台からはまた少し下って前衛峰に向けて急登💦雪はサラサラしていてキックすると岩や根にガツンガツンと当たるところが多いので結構大変です😅 2人してヒーコラいってるので前衛峰に着いたのが16時頃。あたりは日没に向けて空が焼け始めています。 前衛峰から山頂へのコースタイムは40分。 気力を振り絞り進みます。 前衛峰からは岩場の目立つ道を下り、鞍部から山頂までは標高差およそ150メートルほどの急登です😂避難小屋のノートに書かれた言葉の中に、「あまりに急で顔が地面につくかと思いました」との文字🤣🤣🤣まさしくそんな感じで、見上げれば疲れた自分達には壁に見えてしまう🤣そんな登りが100メートルほど。気分的には南アルプスの笹山でも登ってる感じに思えました😂もちろん雪もサラサラでほとんど締まっていません。木にしがみついて必死に登ります。 最後50メートルは斜度も緩み、緩やかに登って行くと避難小屋が薄暗い中に見えてきました。 玄関は雨戸が閉まっていて、開けると全面ガラスのサッシです。まだ雪はサッシのレールと面一くらいの高さのため問題なく開きました。 入口すぐのところは土間になっています。 荷物を放り込んで山頂へ。 もうホント目の前です。 樹林を少し進むとすぐにちょっと通過に気を遣う痩せた岩場です。最初にトレースをつけた人は凄いなぁ。踏み抜いたり転倒したりすれば真っ逆さまな場所もありますので足場を確かめながら進みます。 時間はもうすぐ17時。もう既に日は沈み、残照の時間です。 視線の先、岩場の先端に御座山の標柱と祠が見えました。 薄い青紫の空にそれらが浮かび上がる景色はとても美しかったです。 振り返ると金峰山が雄大。 八ヶ岳には雲がかかります。 両神山も見えています。 わずかな時間でしたが美しい夕景を楽しみ、 記念撮影をして、また岩場を注意深く歩き、 避難小屋へ戻りました。 避難小屋はとても広く、例えとしてシュラフなどピッタリ詰めて敷けば20名は余裕で入れる広さがあります。トイレはありません。 そんな広い避難小屋が貸切🛖 頑張って歩いてきて良かったです😊 荷物を使いやすいように整理して、貸切なので小屋内でテントを張り、自分達も着込んだりして暖かくしてから夕食です。 かなり疲れたので早くから就寝💤夜中は風が唸りを上げて吹いていました。 さて、朝は遅くまで寝ていられません🤣 5時前から起きて、お湯を沸かし、ご飯の支度。ポットの中の紅茶もシェラカップで温め直して美味しく頂きました。 日の出時刻が迫ると空が焼けてきた様子ですが、山頂からの日の出が見える方角ではありませんでした🤣 しかしそれ以前に予報通り長野県は雲が多く、八ヶ岳は行方不明🤣金峰山も雲を被っています。雪雲が辺りを覆っています。 昨日山頂を踏んでいるので、適当なところから辺りを見渡し写真を撮って、小屋に戻ったらパッキングをして出発です。 樹林帯は昨日のトレースが残っていましたが、 かなりの急坂なのでゆっくりゆっくり。 斜度の緩いところもそれほど強い風は吹かなかったのかまあまあトレースは残っています。 昨日は夢中でしたが、下っていくとまあよくぞここを頑張って登ってきたよなぁ〜😅と関心してしまうのです。 下山は急なのでアイゼン履いてきましたが、 急な下りが落ち着く鉄塔のところでチェーンスパイクにしました。 楽な下りは心に余裕もできるので、わざとトレースのないところを踏んでサラサラした雪の感触を楽しみながら歩き、キャンプ場へ無事に帰ってきました😄 帰り道、北相木村の県道から見上げた御座山は ググッと空に突き上げて聳える尖った山容でした。オーバーかもしれませんが、清里から見る赤岳みたいな形に見えましたよ😳登りがタフなわけですね〜😂 今回はキラキラとした雪山ではないけれど、久しぶりに衣食住を背負い、人のいない静かな雪山を満喫できた山行きとなりました😃✨