満身創痍の各務原アルプス

今年の初登山は、前から興味のあった各務原アルプスを縦走しました。 猿啄城展望台第二駐車場に車を置いて登山口に入りました。今回の山行の間、僕が見た範囲では、トイレは猿啄城展望台第一駐車場付近にあったもののみでした。ゴールの岩滝白山からは蘇原駅まで歩き、電車で坂祝駅に行き、車を拾いました。ちなみに、駅は無人駅で、ICカードのみっぽかったです。念のためマナカを持って行って正解でした。 登る前の自分にアドバイスするとしたら、何回かに分けて登ることを勧めますね。想像していたよりもきつい山行でした。 明王山からの景色は、遠くの山だけでなく、街も一望できてきれいでした。思えば、ここが一番楽しい瞬間でしたね。問題は迫間山を通過した直後に置きました。下りで右足首を軽く挫いてしまい、しばし休憩。痛みがひどいようなら下山するつもりでしたが、幸い？にも足の方向に気をつければ、歩くことは十分可能でした。今回は、何度もアップダウンが続き、気づいたらペースダウンしており、後ろから来た人から抜かれることも何度かありました。 岩坂山〜向山辺りは人がほとんどおらず、何も考えず、ピンクテープに従って進んだら、予定していたルートから外れてしまい、元来た道を戻ったりしました。この時が一番、精神的に辛かったですね。けど、このことで逆に、自分の中でスイッチが入ったのか、それ以降は北山前で道を間違ったりしつつも、良いペースで進めました。たいへんだった分、最後の岩滝白山に到着した際には、感慨深いものがありましたね。 とはいえ、ゴールした後にも蘇原駅まで約一時間ほど歩く必要がありました。途中にあったファミマはまるでオアシスに見えましたね。 今回は、順調と思えたところで転倒し、ヘロヘロになったところで道を間違え、そこから這い上がり、ゴールした後にも道が続く、まるで人生のような山行でした（笑）