活動データ
タイム
06:46
距離
8.7km
のぼり
865m
くだり
865m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るというわけで、200回目の山を無事登り終えました。昨日をノーピークにして御来光と初詣と古墳巡りにした理由はこれ。 運がいいというか悪いというか…2022年一発目の登山が見事に200回と重なってしまいました(^_^;) これを山登りでスタートすると、新年の挨拶やら抱負やら、200回に寄せる思いや、当然山レポも必要だし…内容が大渋滞を引き起こすことが予測されましたので、"新年系"と"200回系"に分けることにした次第です。 元々数字にあまり拘るタイプではないので、200回も節目の通過点という考え方なんですが、それでもやっぱり節目となると感慨深いものはあります。 初めて山に登ったのは13年前。人生色々あって3年間のブランクもあり、登山歴は正味10年。本格的にソロで山と向き合うようになって7年…200回というのは山で得た経験と学びの積み重ねの数字だと思っています。 正直200回という数は決して多いとは思わない。世間には◯◯山に500回登ったとか、1000回登った、なんていう人がたくさんいますからね。ただ今の私の仕事と生活の環境の中では、年間40回ほどが限界。100回登るのに最低2年半はかかるわけですから、亀の歩みと言わざるを得ません。 ですがその200回を手を抜くことなく、真摯に大切に歩いたことには自信があります。そこで得た経験と学びは、胸を張って誇れるものです。そしてその山行のほとんどをソロで行っていることも大きな自信です。 よくこんなことが言われます。ソロで得られる経験値に対して、2人で登って得られる経験値は1/2、3人だと1/3…これは言い得て妙だと思っていて、私も実体験からそれを実感しています。 大勢でワイワイ登るのも山の楽しみの一つ。それを否定することはありません。しかし山を深く知りたい、山とじっくり向き合いたい…そうお考えの方には迷いなくソロをオススメします。いつかいいタイミングがあれば、「ソロ活のススメ」なんて特集もしてみたいものです。 数字で言えばYAMAPには山頂数なるものがありますが、私はこの数字に全く意味を感じません。YAMAPのデータの中で無くなってもいいデータはこれだとさえ思っています。 現在はランドマーク申請のリクエスト受付を停止しているようで(してないかも?)これは賢明な措置だと思いますが、一時期は誰もかれもがそこら中のピークを申請して、それをまた精査することもなく無節操に認可したものだから、一気にランドマークが増えたことがありました。 もう山でもなんでもないただの登山道のアップダウンのピークにすらランドマークが付くような有様。こんなもので荒稼ぎした山頂数という数字に何の意味があるのでしょうか? 私の自宅の裏山は、最近では全国的にもかなり有名になってきた悪名高きピークの巣窟、星田連山です(^_^;)もう歩いていると5分おきに山頂があるような状態。山頂に気づかないことも多いし、達成感も何もありません。ただ登山道を普通にアップダウンしながら歩いているだけで、どんどん山頂が記録されていきます。 この星田連山から星のブランコ辺りは、長雨やコロナ禍で山に行けない時に、散歩で歩く定番コースなんですが、YAMAPを起動させて2時間くらい散歩するだけで15座くらい記録されます。1日しっかり歩けば30〜40座くらいは楽勝ですから、ひたすら山頂数だけ稼ぎたい方は、ぜひお越しください(^^) みなさんのレポを拝見していると、「YAMAP何百座達成!」なんてタイトルをよく見かけますが、私にとってはなんの記念でもありません。活動日に通過したピークが後になってランドマーク登録された時に、それを過去に遡って反映させる修正作業が行われたんですね(現在も継続して作業中)。その作業が始まった時、私の山頂数は270座くらいだったんですが、3日くらい経って見たら330座になってました!この通過した300座が記念になろうはずがない。 ちなみに今の山頂数は404座ですが、399座の時点で「あと1座で400座やなー」と思いながら仕事行って帰ってきたら402座になってました(^_^;)400座も知らない間に通過です。山頂数なんてそれくらいのものです。 ただこの山頂数を励みに、頑張って山に行く人が増えるのならば、それはそれでいいことかもしれませんね。 私はその日の山行でピークが5座記録されようが、10座記録されようが、「一日一山」、「一日一座」のつもりで山を歩いています。そういう意味では山頂数に拘りがなくても、山行回数には拘りを感じているのかもしれません。 「一日一山」、「一日一座」という言葉には、その日一日を大切に歩く、その一座を大切に歩く…突き詰めて言えば一歩一歩を大切に歩くという気持ちを込めています。 これからも山に感謝と畏敬の念を持って、一歩一歩を大切に歩く…理由のない無駄な一歩は決して踏まない…その気持ちを決して忘れないようにしていきます。 そして山が与えてくれた経験と学びによって、自分自身が成長できるよう、真摯に山と向き合っていくことを改めて誓います。 200回は節目の通過点…300回を歩く時に、果たして私は成長しているのか?400回を歩く時に、私はどう変わっているのか?それを楽しみに、これからも「一日一山」、「一日一座」を大切に歩いて行こうと思います☆ さて、山です(^_^;) 丸3年前、登山100回目の時は、自分がどれだけ成長できたかを確認するために1回目(初めて)登った山に登りました。 https://yamap.com/activities/2803008 では200回目はどーするか?…特に記念になるような山もありませんし…成長確認かぁ…? そうだ!YAMAP1回目の山にでも行ってみようか! そんな単純な考えで訪れたのは、兵庫県福崎町の七種山(なぐさやま)。前回訪れたのは2015年6月です。そのレポがこちら」→ https://yamap.com/activities/94867 本文短けぇぇ!やればできるじゃん!(^_^;) そんな安易な考えで訪れた七種山…しかし七種山はそんな生易しい簡単な山ではなかった!(>_<) 記念すべき1回目の日記のタイトルは「低山あなどるなかれ!」。そして今回もやっぱり「低山あなどるなかれ!」です。 ただでさえ急登、やせ尾根の岩稜帯、岩場上りとハードなコース…決して楽な山ではありませんが、今回はそれに加えて雪と氷! 雪はそれほどでもありませんでしたが、古い雪が所々でガチガチに凍っている。これが危ないっ! 岩場のクライミングで足場の岩が凍っていたり、ロープ場のロープが濡れて凍って使い物にならなかったり…急坂も雪と氷で地面の状況が全くわからない。上りはなんとか登れますが、下りはそれこそ命懸けです(ー ー;) 岩場の高台から岩稜帯を見下ろし、「なんで正月早々生き死に懸けて山を歩いているんだろー…」と深いため息。 もっと楽な山にしときゃヨカッタ…家でTV見とけば、こんなに怖い思いしなくて済んだのに… 登山口まで下りた時は正直ホッとしました…ケガせず下りられてヨカッタなぁ、と。200回*\(^o^)/*なんて浮かれて、滑落して、救助されるのはシャレにならないですからねー(~_~;) その他、ルートの詳細は画像のキャプションをご覧ください(^^) で、成長は確認できたか? んんーー…わかりませんっ!状況が違い過ぎます! 前回はたしか梅雨入り前の蒸し風呂みたいな暑い日で、途中でバテバテになった記憶があります。今回は雪と氷でしょ?比べられないですね。 振り返って以前の日記を読み返してみると、本文で「降雨、降雪、強風がなければ、それほど危険なこともありません」なんて書いてるじゃありませんか!? バカヤロー!凍ってたらめちゃくちゃ危険だし、めちゃくちゃ怖ぇよっ!(>_<) ただ前回は足も痛くて体力も底をついてフラフラの下山でしたが、今回は精神はゴリゴリに削られましたけど、体力的にはまだ少し余力がありますね。これが成長だったらいいんですけど(^^) さあ、次はどこの山に行こうかなー!もしかしたら成人の日のところは連休になるかもしれない。 プチ遠征かな…?できれば生き死に賭けない山を、のんびり楽しく歩きたいものです☆
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