活動データ
タイム
04:17
距離
9.7km
のぼり
199m
くだり
199m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る盆も正月もあまり関係無い職場なので、今年はほぼ普段の週末と変わり無しです。 せめて何かお正月らいしい事をしようと考え、以前から登ってみたい山で1番お正月らしい山にしました。 その名も餅山、今年のお正月は餅山でお餅(大福餅)を食べにいきました。 餅山は阿賀町にある178.5mの低山で東側約2キロには同じ餅の付く餅倉山(466.1m)があります。餅倉山は尖りピークで津川の国道沿いからも目立ちますが、餅山は標高も低くなだらかな山なのでパッと見、麓からは分かりづらいです。 ※餅山も餅倉山も登山道はありません。 餅倉山には2020年2月に倉ノ平から登って餅(大福餅)を食べているのでの今回は餅山の方にしました。 餅山は西側斜面がなだらかな植林地となっており、無雪期ならば天満集落と鹿瀬を結ぶ林道から20〜30分程で登れそうです。しかし、この時期は林道は雪に覆われ、また林道入口付近に駐車場所も無く、麒麟山公園の駐車場から天満集落の林道入口までの町歩きがプラスされました。 林道入口から山頂までは平均膝丈ほど、急斜面はでは股下のラッセルとなりました。 出だしは軽い雪だと思ったのですが徐々に重くなり、長靴のツボ足でしたので汗だく、バテバテになりました。 箱根駅伝の1区だけ見たら家を出るつもりでしたが、気付けば3区までだらだら見てしまい予想外に広がっていた青空に追い立てられる様に昼過ぎに家を出たました。津川までの道中も思わず何度も車を止めて山の写真を撮ってしまい、普段なら1時間程で津川まで行けるのですが倍の2時以上かけてしまいかなり遅いスタートに、しかも津川に着くと夕方からの雨予報どおり雲行きも怪しくなって少々焦ってペース上げて歩いていたので、山頂目前でエネルギー切れ…。 時間も遅いし、もうここで良いやと足を止めて大福餅を一個食べてヘッデン点けて下山することに、ところが大福餅を食べたらちょっと元気になったのと、後15分もすればどうせ日没ですし、今さら焦って下山しても間に合わないと思ってたら体が山頂を目指してました。 程なく山頂に到着、以外にも新旧のピンテが2本ぶら下がっていました。ピンテの下を少し探しましたが三角点は雪の中から見つけることは出来ません。流石にじっくり探す時間は無いので今回は諦め、餅山山頂でもう一度大福餅を食べ直してから自分のトレースを辿り下山しました。 津川の町中を歩く頃には予報どおり降りだした雨も本降りとなりました。 餅山で餅を食べると言う1番の目的は達成しましたが、三角点と餅山から餅倉山を望むことが出来なかったので(隣のピークの方が高くそこまで行けば見えるかも)残念でしたが、またひとつ長年気になっていた山に登れ、青空に映える白い山々も沢山見れたので良かったです。 因みに餅山の三等三角点(点名:天満)を選点したのは、柴崎芳太郎測量官なんですよ。 今回餅山の点の記を見直してて気付いてビックリ! 選点したのは明治41年、剱岳を選点したのが明治40年なので、仕事とはいえ壮絶な剱岳登山の翌年に餅山に登ってた思うとそのギャップに何か可笑しくなってしまいますね。 柴崎測量官は三等、四等担当で明治41年は津川付近で選点作業をされていたようで、少し調べたら近くの大舟山や上ノ山の三等三角点も柴崎測量官の仕事でした。 柴崎測量官が身近に感じられる餅山でしたね、何時か三角点を確認しに登り直したいです(^_^)
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