｜くじゅう連山十六座年越しテン泊縦走

これまで周到に運んできた情熱を解放するときがやってきた。 くじゅう連山十六座単独年越し縦走。 目標は1,600m以上の山、全16座の登頂と、 3泊4日テント泊を優雅に完遂すること。 全ての情熱を受け止めてくれる山に感謝しつつ、 九州の岳人ら、至極のロマンへ。 ｜くじゅう連山十六座単独年越し縦走・テント泊 1.大船山(1786.2m)／2.北大船山(1706m)／3.平治岳(1643m)／4.立中山(1464.4m)／5.扇ヶ鼻(1698m)／6.星生山(1762m)／7.久住山(1786.5m)／8.天狗ヶ城(1780m)／9.中岳(1791m)／10.稲星山(1774m)／11.鳴子山(1643m)／12.白口岳(1720m)／13.三俣山本峰(1744.7m)／14.三俣山南峰(1743m)／15.三俣山Ⅳ峰(1734m)／16.三俣山西峰(1678m) ｜今回の山行概要 なかなか3泊4日で活動することがないため、今回の山行を詳細に記録。 ◯主な工程（YAMAPの記録が上手く取れておらず） 【day1】長者原→諏蛾守越→坊ガツル 【day2】坊ガツル→1.大船山→2.北大船山→3.平治岳→坊ガツル→4.立中山→坊ガツル 【day3】坊ガツル→5.扇ヶ鼻→6.星生山（ご来光）→7.久住山→8.天狗ヶ城→9.中岳→御池→10.稲星山→11.鳴子山→12.白口岳→坊ガツル 【day4】坊ガツル→13.三俣山本峰→14.三俣山南峰→15.三俣山Ⅳ峰→16.三俣山西峰→坊ガツル→雨ヶ池→長者原 ◯移動手段 ・行き 福岡→JR→大分駅→宿泊→大分駅→JR→由布院駅→九州横断バス→長者原 ・帰り 長者原→九州横断バス→由布院駅→JR→福岡 （九州横断バスは事前予約・支払い制） ◯基本事項 ・全て朝駆けとし、日出時刻に山頂へ辿り着く。 ・14:00までに法華院or坊ガツルに戻る。（なるべく法華院の牛丼・カレーを食べたい） ・長者原↔︎坊ガツルはザックを使用し、各山を登る際は身軽に動けるようアタックザック + ウエストポーチを使用。 ◯主な装備 ・ザック総重量：20kg（MILLET 60+20L） ・食糧：1日3食×3日分 + 非常食3食分 + 行動食 （アルファ化米×9、うどん×2、棒ラーメン×1、その他スープ類） ・水：500ml×4本（うち一つは保温ポット） ・ガス缶：snowpeak ギガパワーガス 250×3個 ・カイロ：貼るカイロ×10、貼らないカイロ×10 ザック総重量が20kgを超えた原因は、カイロ・ガス缶・行動食・麺類を過剰に用意したからだと思われる。法華院温泉で牛丼やカレーを食べるなら食糧はもう少し減らして良い。結果としてアルファ化米3食・棒ラーメン・うどん1個が残った。ガス缶は4日間を通して1個を使い切らず。2個を新品のまま持って帰ることになった。 ・寝具：3層レイヤー + サーマレストZライトソル ISUKA インナーシュラフ + NANGA UDD QUILT 350（シュラフ） + ISUKA ゴアテックスシュラフカバー 寝具に関しては3層にしていたのでシュラフ内温度に問題は無かったが、盲点だったのがマットレスである。空気層のないZライトソルで地面からの放射冷却を防ぐことはできず、少し寒さを感じた。やはり冬場は空気層のあるエアマットを用意するべきだと感じた。 ・スマホバッテリー：5000mAh×2 + 20000mAh 氷点下におけるバッテリーの維持に配慮して、事前にスマホにカイロを貼り、YAMAPのスマホポーチの中に入れて持ち運んだ。結果としてバッテリーの急激な低下を防ぎ、4日間を通して頻繁に写真を撮ったりしていたものの、5000mAh×2でバッテリーは十分足りた。（地図はスマホに頼らずなるべく紙地図を使用）