甘樫丘から御来光☆初詣+古墳巡りで新年スタート*\(^o^)/*

2022.01.02(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 54
休憩時間
1 時間
距離
14.0 km
のぼり / くだり
377 / 377 m
11
2 40
29
1 22

活動詳細

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新年明けましておめでとーございます!本年もよろしくお願いします!( ´ ▽ ` )ノ 先月30日に登り納めをしたんですが、大晦日から元日がめちゃめちゃ寒そうで雪も降りそうだったので、天気が良さそうな2日から始動です!…と言っても今日はノーピーク。ノーピークには実はそれなりの理由がありまして、それは次回のレポートにて。たぶん明日登り始めの予定なのですぐアップします(^^) というわけで、今日のテーマは大好きな飛鳥で、「御来光」、「初詣」、「古墳巡り」です! 飛鳥にはもう何度も訪れてますが、まだまだ全然回りきれてない。まだ見てないもの、まだ訪れてない所もたくさんあります。今日は少しでもそれらを巡ってみようと思います。 いつもの甘樫丘駐車場を6:40に出発。今日の飛鳥の日の出時刻は7:04。まだ薄暗い中、甘樫丘展望台を目指します。 甘樫丘は飛鳥時代に政界の頂点に立ち栄華を極めた、蘇我氏の邸宅があったところ。乙巳の変において、蘇我本宗家終焉の壮絶な現場になったその場所ですね。 歩いて10分で展望台に到着。人はいない。めっちゃ静か。御来光もじっくり拝めそうです。結局御来光目当てで集まったのは私の他に、男性1名、ご夫婦1組の計4人でした。 7:04になっても日は昇りません。山の上から顔を出すので、その高さ分遅れます。7時を過ぎてからコーヒーを沸かす。ゆっくり待機… あれ?全然昇らないな…山際は徐々に明るくなってきているのでもうすぐかな? あー、待ち切れない!おしるこ作ります(^_^;)やっぱり正月だから餅を食べなきゃ! おしるこ食べてたら…あ!出た!御来光!*\(^o^)/* たまにしか御来光を見ないですがやっぱり神聖ですね。生命力をいただけるようです。古代の人々が日没と日の出に死と再生を感じた気持ちがよくわかります。太陽信仰はこのような気持ちから自然に湧き起こったんでしょうね☆ 甘樫丘を降り、飛鳥寺北側の道を東進。飛鳥坐神社に向かいます。 飛鳥坐神社は式内社明神大、旧社格は村社。御祭神は事代主神・高皇産霊神・飛鳥神奈備三日女神・大物主神。 んー、これではこの神社の性格がちょっとわからないですね。事代主は大国主命の子。大物主は大国主の幸御魂・奇御魂…つまり同一神ですね。高皇産霊と大国主は敵対関係ですし…そして飛鳥神奈備三日女神は賀夜奈流美乃御魂と伝わります。賀夜奈流美はおそらく朝鮮半島由来の女神でしょう。 推測するに、時代と共にニーズに合わせて祭神が増えていったのかもわかりませんね。地域的に考えても、初めに祀ったのは高皇産霊だと思います。 あ、そんなことはいいとして、初詣、初詣! 飛鳥坐神社から南に進んで岡寺を目指します。実は岡寺は初めて訪れるんです(^^) 結構な坂道を登って…かなり山あいのお寺ですね。朝から参拝者も多いです。 東光山真珠院龍蓋寺といい、本尊は日本最大の塑像である如意輪観音像です。撮影禁止だったので画像はありませんが、この如意輪観音はスゴいです。デカくて塑像だからでしょうか?生々しい。ただじっと見つめていると吸い込まれそうな…時が止まったような…そんな不思議な感覚にとらわれる仏様です。ぜひ一度訪れてみてください(^^) 岡寺で初詣を終えた後は、橘寺、川原寺跡を越えてひたすら西へと向かいます。 辿り着いたのは野口王墓。天武天皇・持統天皇合葬の檜隈大内陵です。 五段構築の豪壮な八角墳で、天武天皇の棺と持統天皇の骨臓器が確認されていることから、宮内庁指定の陵墓としては珍しく、被葬者がほぼ間違いないとされている古墳です。 この八角墳は道教に著しく傾倒した斉明女帝が、夫である舒明大王を改葬する際に採用したもので、その後数代に渡って天皇陵に限って作られた古墳形式です。八角形は天下八方、つまり宇宙の全てを表しています。 野口王墓を後にして、歴史公園高松塚地区に向かいます。どうしても訪れたい古墳があるんです。それが中尾山古墳。 この古墳は三段構築の八角墳で、現在は三段目の土盛りの部分…それも大きく崩壊している…しか確認できませんが、この墓こそ文武天皇の真陵だと考えられます。 もう八角墳だと分かった時点で天皇陵ですし、築造年代や築造場所、豪華な石槨などを考えると、もうこれは文武陵としか考えられない。 ホント、宮内庁の陵墓指定なんていい加減なもので…あ、続きは後で! 立派な横口式石槨が見れるかと思ったら、埋め戻されてました(^_^;) すぐ南に高松塚古墳があります。ここも初めて来た*\(^o^)/* これがあの壁画で有名な高松塚かぁ。二段構築の円墳でキレイに復元されています。円墳ですし二段構築ですし、サイズ的に見ても臣下の墓ですね。ただ俯瞰で見ると立地もいいし、なんといっても石室内の壁画ですよね!これはスゴい。 この壁画に関しては高句麗との関連性が示唆されています。この辺りは渡来系氏族も多く集住していた場所ですし、高句麗からの渡来系氏族の首長の墓かもしれません。 さらに南に行くと栗原塚穴古墳があります。この古墳が宮内庁指定の桧隈安古岡上陵…つまり文武天皇陵です。 宮内庁指定の陵墓は学術調査すら許されていませんが、古墳形式は山形ということで、ちょっと天皇陵とは考えにくいです。というか、私は古墳ですらないのではないかとさえ考えています。 桧前川沿いを歩いて飛鳥駅までやってきました。何か食事ができるお店があるかと思ったんですが…どこも開いてません(~_~;) 駅を西に越えるとすぐに岩屋山古墳があります。ここも注目の古墳。 一辺45メートル前後の方墳で西側は崩壊しています。花崗岩で作られた両袖式の横穴式石室は岩屋山式と呼ばれ、古墳時代終末期の横穴式石室の代表的な形式の1つとされています。 行ってビックリ、なんと石室内に入れます! ちょっと屈みながらゆっくり羨道を進み石室内に入る。石舞台のような巨大な石室ではありませんが、精巧に石を積み上げた美しい石室です。1350年の時を越えたような気分です(^^) さらに西に進んで牽牛子塚古墳に向かいます。めっちゃ行きたかった古墳!…げっ!?工事中!近づけません… 7世紀後葉の八角墳で、斉明女帝の墓だと考えられる。私もこの墓は斉明陵だと考えてるんですが、宮内庁は…みなまで言いませんが(^_^;) 巨石をくりぬいて2つの墓室を設けた特異な内部構造の横口式石槨を有し、斉明と娘の間人皇女の合葬墓だと考えられています。すぐ近くに大田皇女を葬る古墳も見つかっており、これが文献の記述とも合致することから、牽牛子塚古墳は間違いなく斉明陵でしょう。 しかし工事中!ただ遠目に眺めても三段構築の豪壮な八角墳が確認できてちょっと興奮しました。工事が終わったらぜひ訪れたい古墳です☆ 飛鳥駅まで戻って国道を北に進むと梅山古墳があります。墳丘長約140mの前方後円墳で、宮内庁はこの古墳を欽明大王の檜隈坂合陵としていますが…これもちょっと疑問ですね。 古墳の規模が極端に縮小する古墳時代後期において、この梅山古墳は決して小さな古墳ではありませんが、少し北には見瀬丸山古墳があります。見瀬丸山古墳は全国6位の規模の巨大前方後円墳。築造時期が重なるのであれば、当然見瀬丸山古墳を大王墓と考えるべきでしょう。 しかも見瀬丸山古墳はひょんなことから少し調査されたことがあるんですね。そして2つの石棺が見つかった。これが欽明とその妻堅塩媛の合葬という文献の記述と一致する。私としては見瀬丸山古墳を欽明陵と考えたい。 では梅山古墳の被葬者は? これはもうわからないとしか言いようがない。蘇我稲目墓という説もありますが、都塚古墳がありますしね… それでは甘樫丘に戻るとしましょう!その道中で、鬼の俎と鬼の雪隠に立ち寄ります。 飛鳥らしい石造物ですが、そこに謎はありません(^_^;) 組み合わせ式の横口式石槨の底石と蓋石ですね。 古墳の封土が流出し、転げ落ちてバラバラになった石槨のパーツです。 ただ精巧に作られた石槨を間近にじっくりと観察できるのは嬉しいことです(^^) ということでゴール!…の前に、せっかくなので甘樫丘川原展望台に寄っていきましょう(^^) 展望台からぼんやりと大和三山を眺める…山登りはもちろんですが、古代史研究も大切な生きがい。これからも古代に生きた人々の気持ちに寄り添う歴史研究をしていこう…そんなことを思う一日になりました。 さあ、2022年です*\(^o^)/*新年の抱負と行きましょう! …えーっと…いつもと一緒で(^_^;) 一緒なんですけど一応書きます! まずは頑張って遠征する!去年は大雨で夏の遠征ができなかったので、今年こそは! あ、それから愛知県の山が未踏なんですよ!愛知の山に詳しい方、愛知の山ならこの一座って山があったら教えてくださいm(_ _)m それからこれ大事。レポートの本文の長さを半分に…いや、無理か…せめて2/3くらいにする! でも山に登ったら伝えたいことが山ほどあるんですよねー、山だけに。ちょっと頑張ってみます(^_^;) あとはもう普遍のポリシー。 自分らしく、一歩一歩大切に山を歩く。これにつきます。目標は持ちません!目標に縛られて山行の幅を狭めるのがイヤだからです。でも夢は持ちますよ! 今年もなんの脈絡もなく、ただ行きたい時に行きたい山に!自然体で山と向き合っていこうと思います。 みなさま、今年もよろしくお願いします( ´ ▽ ` )ノ

高取山 明けましておめでとーございます( ´ ▽ ` )ノ
正月2日、6:20に飛鳥の甘樫丘に到着。東の空が薄っすらと明るくなってきました。さあ、新しい1年が始まります!☆
明けましておめでとーございます( ´ ▽ ` )ノ 正月2日、6:20に飛鳥の甘樫丘に到着。東の空が薄っすらと明るくなってきました。さあ、新しい1年が始まります!☆
高取山 6:40に出発。まだ薄暗いですが、ヘッデンがなくてもなんとか歩けます。
6:40に出発。まだ薄暗いですが、ヘッデンがなくてもなんとか歩けます。
高取山 甘樫丘展望台までひと登り(^^)
甘樫丘展望台までひと登り(^^)
高取山 およそ10分で甘樫丘展望台に到着。人は限りなく少ない。展望抜群!(^^)
およそ10分で甘樫丘展望台に到着。人は限りなく少ない。展望抜群!(^^)
高取山 東側には飛鳥の集落が見下ろせる。わかりにくいですが、画像中央に飛鳥寺の甍が見えます。
東側には飛鳥の集落が見下ろせる。わかりにくいですが、画像中央に飛鳥寺の甍が見えます。
高取山 やや左奥に見えるのは音羽山です。
やや左奥に見えるのは音羽山です。
高取山 山の稜線がだいぶ赤らんできましたね。日の出時刻は7:04ですが、山の高さ分遅れるでしょう。気長に待ちましょう(^^)
山の稜線がだいぶ赤らんできましたね。日の出時刻は7:04ですが、山の高さ分遅れるでしょう。気長に待ちましょう(^^)
高取山 信じられんくらい空がキレイ*\(^o^)/*
信じられんくらい空がキレイ*\(^o^)/*
高取山 日の出時刻を15分過ぎましたがまだまだですね。
コーヒー飲み終えちゃった。
日の出時刻を15分過ぎましたがまだまだですね。 コーヒー飲み終えちゃった。
高取山 ちょっとガマンできないので、おしるこ食べます(^-^)
ちょっとガマンできないので、おしるこ食べます(^-^)
高取山 もうちょい!
もうちょい!
高取山 御来光キタァーーーーー!!!
おしるこ食べてる最中やのに!
御来光キタァーーーーー!!! おしるこ食べてる最中やのに!
高取山 ありがたいなー。神々しいなー。
ありがたいなー。神々しいなー。
高取山 真っ直ぐに朝日を浴びる。生命力を吹き込まれているように感じる。
真っ直ぐに朝日を浴びる。生命力を吹き込まれているように感じる。
高取山 もうすぐ集落にも陽が差すかな?静かないい朝です。
もうすぐ集落にも陽が差すかな?静かないい朝です。
高取山 今年もいい年になりますよーにm(_ _)m
今年もいい年になりますよーにm(_ _)m
高取山 よっしゃ、満足!
人も少ないし、甘樫丘、絶好の御来光ポイントかもしれませんよ(^^)
よっしゃ、満足! 人も少ないし、甘樫丘、絶好の御来光ポイントかもしれませんよ(^^)
高取山 西側。畝傍山かっちょえー!さらにその奥に二上山。かっちょえー!
西側。畝傍山かっちょえー!さらにその奥に二上山。かっちょえー!
高取山 左、金剛山。右、葛城山。これまたかっちょえー!
左、金剛山。右、葛城山。これまたかっちょえー!
高取山 右、耳成山。左端奥は生駒山です。
右、耳成山。左端奥は生駒山です。
高取山 ね、人少ないでしょ。
ね、人少ないでしょ。
高取山 耳成山と右は天香久山。大和三山が全て見渡せます(^^)
耳成山と右は天香久山。大和三山が全て見渡せます(^^)
高取山 奈良盆地一望*\(^o^)/*
奈良盆地一望*\(^o^)/*
高取山 さ、甘樫丘を降りて長い散歩のスタートです!
さ、甘樫丘を降りて長い散歩のスタートです!
高取山 「采女の袖吹きかえす明日香風 都を遠みいたづらに吹く」

采女の袖を明日香の風が吹きかえしているよ。今はもう京も遠くなりむなしく吹くことだなあ。

天智天皇の子、志貴皇子の作。藤原京に遷都された後、飛鳥京を偲んで詠んだ歌と伝わります。
「采女の袖吹きかえす明日香風 都を遠みいたづらに吹く」 采女の袖を明日香の風が吹きかえしているよ。今はもう京も遠くなりむなしく吹くことだなあ。 天智天皇の子、志貴皇子の作。藤原京に遷都された後、飛鳥京を偲んで詠んだ歌と伝わります。
高取山 振り返って甘樫丘を望む。
振り返って甘樫丘を望む。
高取山 水落遺跡です。
水落遺跡です。
高取山 中大兄皇子が作らせた水時計の施設です。
中大兄皇子が作らせた水時計の施設です。
高取山 飛鳥寺の北側の道を東に進みます。
飛鳥寺の北側の道を東に進みます。
高取山 飛鳥坐神社に到着。初詣といきましょう(^^)
飛鳥坐神社に到着。初詣といきましょう(^^)
高取山 式内社明神大、旧社格は村社なので、飛鳥の氏寺ですね。飛鳥社…いいですね。
式内社明神大、旧社格は村社なので、飛鳥の氏寺ですね。飛鳥社…いいですね。
高取山  「大君は 神にしませば 赤駒の はらばふ田井を 都となしつ」

大君は神でいらっしゃるので、赤駒(栗毛の馬)が腹まで浸かるような田地でさえも、都と成してしまわれた。

大伴御行の作。天武天皇の藤原京造営を讃える歌。
「大君は 神にしませば 赤駒の はらばふ田井を 都となしつ」 大君は神でいらっしゃるので、赤駒(栗毛の馬)が腹まで浸かるような田地でさえも、都と成してしまわれた。 大伴御行の作。天武天皇の藤原京造営を讃える歌。
高取山 本殿です。今年もいい年になりますよーにm(_ _)m
本殿です。今年もいい年になりますよーにm(_ _)m
高取山 神社のそばから眺める甘樫丘全景。
神社のそばから眺める甘樫丘全景。
高取山 大伴夫人の墓がありました。大伴夫人とは大伴智仙娘のことで中臣御食子の妻。あの鎌足の母にあたる人物です。
大伴夫人の墓がありました。大伴夫人とは大伴智仙娘のことで中臣御食子の妻。あの鎌足の母にあたる人物です。
高取山 天武天皇と藤原夫人の間で交わされた恋の歌二首。恥ずかしいので解説しません(^_^;)
天武天皇と藤原夫人の間で交わされた恋の歌二首。恥ずかしいので解説しません(^_^;)
高取山 藤原鎌足誕生地…と、伝わる場所。それ以上は言うまい。
大織冠と記されているあたりに、地域の方々の鎌足に対するリスペクトを感じます。
藤原鎌足誕生地…と、伝わる場所。それ以上は言うまい。 大織冠と記されているあたりに、地域の方々の鎌足に対するリスペクトを感じます。
高取山 金剛・葛城。風も穏やかやし、ポカポカ陽気やし、今日金剛や葛城に登られた方は最高でしょうね!
金剛・葛城。風も穏やかやし、ポカポカ陽気やし、今日金剛や葛城に登られた方は最高でしょうね!
高取山 初詣メインイベント、岡寺へ向かいます。
初詣メインイベント、岡寺へ向かいます。
高取山 仁王門です。あー、正月らしい!華やかです☆
仁王門です。あー、正月らしい!華やかです☆
高取山 鐘楼です。参拝客が順番に鐘をつくので、いい音が絶え間なく鳴り響いています。
鐘楼です。参拝客が順番に鐘をつくので、いい音が絶え間なく鳴り響いています。
高取山 本堂です。ご本尊は日本最大の塑像、如意輪観音像です。見つめていると吸い込まれそうな不思議な仏様。
撮影禁止につき画像はなし。
本堂です。ご本尊は日本最大の塑像、如意輪観音像です。見つめていると吸い込まれそうな不思議な仏様。 撮影禁止につき画像はなし。
高取山 回向堂。阿弥陀三尊像を祀ります。
回向堂。阿弥陀三尊像を祀ります。
高取山 十三重塔も趣がある。
十三重塔も趣がある。
高取山 奥の院石窟。弥勒菩薩がおられる。ちょっとお参りに入ってみましょう。
奥の院石窟。弥勒菩薩がおられる。ちょっとお参りに入ってみましょう。
高取山 これは神秘的だ…息をするのも憚られる…時間が止まったよう。
これは神秘的だ…息をするのも憚られる…時間が止まったよう。
高取山 岡寺を開山した義淵僧正の廟所です。
岡寺を開山した義淵僧正の廟所です。
高取山 見下ろす本堂も堂々としてます(^^)
見下ろす本堂も堂々としてます(^^)
高取山 三重塔です。小さな塔なんですが、逓減がほとんどないので頭が大きく見えますね。
三重塔です。小さな塔なんですが、逓減がほとんどないので頭が大きく見えますね。
高取山 三重塔からの展望が素晴らしい!金・葛!みんな登ってんだろーなー。楽しんでねー*\(^o^)/*
三重塔からの展望が素晴らしい!金・葛!みんな登ってんだろーなー。楽しんでねー*\(^o^)/*
高取山 弘法大師を祀るお堂です。
弘法大師を祀るお堂です。
高取山 岡寺を後にし、西へ向かって歩く。

「明日香川 瀬瀬の珠藻の うち靡き 情は妹に 寄りにけるかも」

明日香川の瀬々の玉藻が靡き流れるように、心は妻に寄ってしまったことよ。
岡寺を後にし、西へ向かって歩く。 「明日香川 瀬瀬の珠藻の うち靡き 情は妹に 寄りにけるかも」 明日香川の瀬々の玉藻が靡き流れるように、心は妻に寄ってしまったことよ。
高取山 悠久の飛鳥の歴史を見つめてきた飛鳥川。
悠久の飛鳥の歴史を見つめてきた飛鳥川。
高取山 聖徳太子誕生地と伝わる橘寺…んー、ここもこれ以上言うまい。
聖徳太子誕生地と伝わる橘寺…んー、ここもこれ以上言うまい。
高取山 川原寺跡です。川原寺様式の伽藍跡が残る。法隆寺の金堂と五重塔の位置を入れ替えた伽藍配置。
川原寺跡です。川原寺様式の伽藍跡が残る。法隆寺の金堂と五重塔の位置を入れ替えた伽藍配置。
高取山 飛鳥と言えば亀石!(^^)
飛鳥と言えば亀石!(^^)
高取山 野口王墓が見えてきました。天武天皇・持統天皇の合葬陵です。
野口王墓が見えてきました。天武天皇・持統天皇の合葬陵です。
高取山 周囲をぐるっと歩いてみる。
周囲をぐるっと歩いてみる。
高取山 野口王墓は八角墳。八角墳は天皇に限られた墳丘形式です。
野口王墓は八角墳。八角墳は天皇に限られた墳丘形式です。
高取山 古墳名は野口王墓。宮内庁指定の陵墓としては檜隈大内陵。この陵墓は天武・持統の合葬陵と考えてまず間違いない。
古墳名は野口王墓。宮内庁指定の陵墓としては檜隈大内陵。この陵墓は天武・持統の合葬陵と考えてまず間違いない。
高取山 野口王墓を後にして、次は飛鳥歴史公園高松塚周辺地区へ向かいます。
野口王墓を後にして、次は飛鳥歴史公園高松塚周辺地区へ向かいます。
高取山 まずは中尾山古墳。陵墓指定はされていませんが、この墓こそ文武天皇の真陵だと考えられます。詳しくは本文で(^_^;)
まずは中尾山古墳。陵墓指定はされていませんが、この墓こそ文武天皇の真陵だと考えられます。詳しくは本文で(^_^;)
高取山 かなり崩壊が進んでますが、調査の結果は随分立派な八角墳。八角墳は間違いなく王墓ですから。
かなり崩壊が進んでますが、調査の結果は随分立派な八角墳。八角墳は間違いなく王墓ですから。
高取山 公園内の遊歩道を歩いて高松塚古墳に向かいます(^-^)
公園内の遊歩道を歩いて高松塚古墳に向かいます(^-^)
高取山 高松塚古墳です。二段構築の円墳です。石室内の壁画は…もちろん知らない方はおられないでしょうね(^^)
高松塚古墳です。二段構築の円墳です。石室内の壁画は…もちろん知らない方はおられないでしょうね(^^)
高取山 星宿広場の展望台から高松塚古墳を眺める。こうして見るといい立地に造られてますね。石室の壁画といい、かなり高貴な方…んー、いや、半島からの渡来系氏族の首長とか…そんな人の墓でしょう。
星宿広場の展望台から高松塚古墳を眺める。こうして見るといい立地に造られてますね。石室の壁画といい、かなり高貴な方…んー、いや、半島からの渡来系氏族の首長とか…そんな人の墓でしょう。
高取山 文武天皇の檜隈安古岡上陵です。遺跡名は栗原塚穴古墳。ただここが文武天皇陵とは考えられない。というか、私はこれが古墳かどうかも疑ってます。詳しくは本文で(^_^;)
文武天皇の檜隈安古岡上陵です。遺跡名は栗原塚穴古墳。ただここが文武天皇陵とは考えられない。というか、私はこれが古墳かどうかも疑ってます。詳しくは本文で(^_^;)
高取山 桧前川沿いを歩いて飛鳥駅に向かいます。
「桧前」を何の躊躇もなく「ひのくま」と読める人は、飛鳥の住人か古代史ヲタクだけです(^_^;)
桧前川沿いを歩いて飛鳥駅に向かいます。 「桧前」を何の躊躇もなく「ひのくま」と読める人は、飛鳥の住人か古代史ヲタクだけです(^_^;)
高取山 ホトケノザは霜が降りてても咲く!(^^)
ホトケノザは霜が降りてても咲く!(^^)
高取山 川にかかる橋もどことなく古代チック☆
川にかかる橋もどことなく古代チック☆
高取山 飛鳥駅に到着*\(^o^)/*
この辺りで何か食べられるかと思っていたが、店はどこも閉まってました(ー ー;)
飛鳥駅に到着*\(^o^)/* この辺りで何か食べられるかと思っていたが、店はどこも閉まってました(ー ー;)
高取山 駅を越えてすぐ、岩屋山古墳です。大規模な方墳だと考えられるが、西側は破壊されている。終末期古墳の代表的な横穴式石室の形式を持ち、岩屋山式石室と呼ばれる。
駅を越えてすぐ、岩屋山古墳です。大規模な方墳だと考えられるが、西側は破壊されている。終末期古墳の代表的な横穴式石室の形式を持ち、岩屋山式石室と呼ばれる。
高取山 おっと、石室入れるじゃん!やべー、興奮する(^_^;)
おっと、石室入れるじゃん!やべー、興奮する(^_^;)
高取山 石室です!1350年の時を越える!
石室です!1350年の時を越える!
高取山 石室内から両袖式羨道を眺める。スゴいな…まさに現世とあの世を繋ぐ通路だな…
石室内から両袖式羨道を眺める。スゴいな…まさに現世とあの世を繋ぐ通路だな…
高取山 岩屋山古墳の墳丘の上に登ってみました。見晴らし最高*\(^o^)/*音羽山が見えます。
岩屋山古墳の墳丘の上に登ってみました。見晴らし最高*\(^o^)/*音羽山が見えます。
高取山 画像中央は最強の山城、高取城の高取山です(^^)
それでは牽牛子塚古墳に向かいます!
画像中央は最強の山城、高取城の高取山です(^^) それでは牽牛子塚古墳に向かいます!
高取山 げっ!?牽牛子塚古墳、工事しとるやないかっ!
げっ!?牽牛子塚古墳、工事しとるやないかっ!
高取山 というわけで、近づくことができません。ただ遠目に眺めても三段構築の豪壮な八角墳だということがわかります。南側に横口式石槨の開口部が見えてますね。
この牽牛子塚古墳は斉明天皇の真陵と考えて間違いないでしょう。
というわけで、近づくことができません。ただ遠目に眺めても三段構築の豪壮な八角墳だということがわかります。南側に横口式石槨の開口部が見えてますね。 この牽牛子塚古墳は斉明天皇の真陵と考えて間違いないでしょう。
高取山 続いて梅山古墳に向かいます。
続いて梅山古墳に向かいます。
高取山 宮内庁指定の欽明天皇陵ですが…これもちょっと…
宮内庁指定の欽明天皇陵ですが…これもちょっと…
高取山 めちゃめちゃキレイに整備されています。玉砂利の砂目もバッチリ!
めちゃめちゃキレイに整備されています。玉砂利の砂目もバッチリ!
高取山 檜隈坂合陵ねぇ…
欽明陵は見瀬丸山古墳でしょう。梅山古墳の被葬者は…ちょっとわからないですねー。
檜隈坂合陵ねぇ… 欽明陵は見瀬丸山古墳でしょう。梅山古墳の被葬者は…ちょっとわからないですねー。
高取山 田畑の中の遊歩道を甘樫丘まで戻ります。
田畑の中の遊歩道を甘樫丘まで戻ります。
高取山 オオイヌノフグリの咲く季節になりました(^^)
オオイヌノフグリの咲く季節になりました(^^)
高取山 鬼の雪隠。封土を失いバラバラになった石槨の蓋石です。
鬼の雪隠。封土を失いバラバラになった石槨の蓋石です。
高取山 鬼の俎。鬼の雪隠とセットの石槨の底石です。あと扉石がどこかにいっちゃったな(^_^;)
鬼の俎。鬼の雪隠とセットの石槨の底石です。あと扉石がどこかにいっちゃったな(^_^;)
高取山 甘樫丘まで戻ってきました。朝は甘樫丘展望台だったので、せっかくだから川原展望台に登ってみましょう。
甘樫丘まで戻ってきました。朝は甘樫丘展望台だったので、せっかくだから川原展望台に登ってみましょう。
高取山 川原展望台です(^^)
川原展望台です(^^)
高取山 北西方向の展望が開けています。
北西方向の展望が開けています。
高取山 はーい、駐車場に戻ってきました*\(^o^)/*
6時間弱の散歩も無事終了。明日は山だな…(^_^;)
はーい、駐車場に戻ってきました*\(^o^)/* 6時間弱の散歩も無事終了。明日は山だな…(^_^;)

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