当尾あちこち初詣

2022.01.01(土) 日帰り

活動データ

タイム

07:39

距離

26.8km

のぼり

1372m

くだり

1409m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 39
休憩時間
1 時間 27
距離
26.8 km
のぼり / くだり
1372 / 1409 m

活動詳細

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加茂町森で道がどこにつながっているか探検〜森八幡宮〜ミロクの辻〜岩船寺〜笑い仏〜一鍬地蔵〜水呑地蔵〜浄瑠璃寺〜浄瑠璃寺奥之院〜実範上人御廟塔〜牛塚・首なし地蔵〜西小

奈良市(東エリア) もう梅が咲いていました。
もう梅が咲いていました。
奈良市(東エリア) 梅の花。
梅の花。
奈良市(東エリア) 森八幡宮。社殿裏に大きな岩が積み重なっています。
森八幡宮。社殿裏に大きな岩が積み重なっています。
奈良市(東エリア) 社殿裏の大きな岩の前に立石があり、その前にもお正月のお供えが置かれていました。八幡神が勧請される前の古い磐座信仰を今に伝えているようで興味深いです。
社殿裏の大きな岩の前に立石があり、その前にもお正月のお供えが置かれていました。八幡神が勧請される前の古い磐座信仰を今に伝えているようで興味深いです。
奈良市(東エリア) 森八幡宮右の不動明王・毘沙門天線彫磨崖仏。左:不動明王「松童之本地/于時正中三年丙寅三月十八日/勧進十方檀那奉造立之願主仏子佮阿」。右:毘沙門天「武内之本地」(1326)
森八幡宮右の不動明王・毘沙門天線彫磨崖仏。左:不動明王「松童之本地/于時正中三年丙寅三月十八日/勧進十方檀那奉造立之願主仏子佮阿」。右:毘沙門天「武内之本地」(1326)
奈良市(東エリア) みろくの辻弥勒磨崖仏(1274)。笠置山の弥勒石を模したとされ、菩薩ではなく如来として彫られています。奈良から笠置山へ向かう弥勒信仰巡礼路のちょうど中間点に位置し、ここから笠置へはほぼ下りのみです。なくなった父親が弥勒菩薩のいる兜率天へ往生することを願い、永清という人が、石大工の伊(猪)末行に作らせた弥勒磨崖仏です。「願以此功徳 普及於一切 我等與衆生 皆共成仏道/文永十一年甲戌二月五日/為慈父上生永清造之大工末行」
みろくの辻弥勒磨崖仏(1274)。笠置山の弥勒石を模したとされ、菩薩ではなく如来として彫られています。奈良から笠置山へ向かう弥勒信仰巡礼路のちょうど中間点に位置し、ここから笠置へはほぼ下りのみです。なくなった父親が弥勒菩薩のいる兜率天へ往生することを願い、永清という人が、石大工の伊(猪)末行に作らせた弥勒磨崖仏です。「願以此功徳 普及於一切 我等與衆生 皆共成仏道/文永十一年甲戌二月五日/為慈父上生永清造之大工末行」
奈良市(東エリア) 三体地蔵(鎌倉末期)。六地蔵の前の形式で、過去・現在・未来の地蔵を表すとも言われます。滝坂の道などにも同様の地蔵石仏があります。
三体地蔵(鎌倉末期)。六地蔵の前の形式で、過去・現在・未来の地蔵を表すとも言われます。滝坂の道などにも同様の地蔵石仏があります。
奈良市(東エリア) 岩船寺三重塔。
岩船寺三重塔。
奈良市(東エリア) 岩船寺歓喜天。
岩船寺歓喜天。
奈良市(東エリア) 岩船寺貝吹き岩からの眺め。
岩船寺貝吹き岩からの眺め。
奈良市(東エリア) 岩船寺山門の手前から右手の階段を上ったところにある白山神社・春日神社は、元は岩船寺の鎮守でした。白山神社の社殿は室町時代のもので、擬宝珠金物の形式が嘉吉二年(1442)の岩船寺三重塔内陣須弥壇と同一であることから、同時期に建てられたものと考えられています。また昭和31年の解体修理では、剣巴文を彫った春日大社特有の雁字板が発見され、春日大社の古社殿を移したものとわかりました。白山神社社殿のみ、重要文化財に指定されています。白山神の方が先に鎮座されたので、社殿の床の高さが、春日神社のものより少し高くなっているとのこと。
岩船寺山門の手前から右手の階段を上ったところにある白山神社・春日神社は、元は岩船寺の鎮守でした。白山神社の社殿は室町時代のもので、擬宝珠金物の形式が嘉吉二年(1442)の岩船寺三重塔内陣須弥壇と同一であることから、同時期に建てられたものと考えられています。また昭和31年の解体修理では、剣巴文を彫った春日大社特有の雁字板が発見され、春日大社の古社殿を移したものとわかりました。白山神社社殿のみ、重要文化財に指定されています。白山神の方が先に鎮座されたので、社殿の床の高さが、春日神社のものより少し高くなっているとのこと。
奈良市(東エリア) 鳥居の左脇に一つだけ置いてある灯篭は、春日大社の分身とされていて、この灯篭の傍らで春日大社の方角を向いてお祈りすると、春日大社にお参りしたのと同じご利益があるとのこと。
鳥居の左脇に一つだけ置いてある灯篭は、春日大社の分身とされていて、この灯篭の傍らで春日大社の方角を向いてお祈りすると、春日大社にお参りしたのと同じご利益があるとのこと。
奈良市(東エリア) 地元に伝わるこの神社の初詣のしきたりでは、まずは社殿でそれまでの一年の報告をした後、社殿の周りに置かれた、いろいろな神様の名前を彫った石を拝みつつ、社殿を時計回りに三周し、最後にもう一度社殿にお参りして、次の一年のお願いをするとよいそうです。
地元に伝わるこの神社の初詣のしきたりでは、まずは社殿でそれまでの一年の報告をした後、社殿の周りに置かれた、いろいろな神様の名前を彫った石を拝みつつ、社殿を時計回りに三周し、最後にもう一度社殿にお参りして、次の一年のお願いをするとよいそうです。
奈良市(東エリア) 社殿の周りに各地の神様の名前が書かれています。
社殿の周りに各地の神様の名前が書かれています。
奈良市(東エリア) ぐるりと三周回ります。
ぐるりと三周回ります。
奈良市(東エリア) 一願不動。
一願不動。
奈良市(東エリア) 一願不動右の銘。「弘安十年(1287)丁亥三月廿八日/於岩船寺僧□□□(令)造立□」
一願不動右の銘。「弘安十年(1287)丁亥三月廿八日/於岩船寺僧□□□(令)造立□」
奈良市(東エリア) 笑い仏左脇の、地蔵菩薩坐像石仏。
笑い仏左脇の、地蔵菩薩坐像石仏。
奈良市(東エリア) 笑い仏。「永仁七年(1299)二月十五日/願主岩船寺住僧□□/大工末行」
笑い仏。「永仁七年(1299)二月十五日/願主岩船寺住僧□□/大工末行」
奈良市(東エリア) 内ノ倉不動明王磨崖仏。「建武元年(1334)甲戌(1月4日)」
内ノ倉不動明王磨崖仏。「建武元年(1334)甲戌(1月4日)」
奈良市(東エリア) 内ノ倉不動明王磨崖仏。目や剣はなんとなく分かります。
内ノ倉不動明王磨崖仏。目や剣はなんとなく分かります。
奈良市(東エリア) 一鍬地蔵(鎌倉中期)。午前中日が当たると像容がわかりやすいです。
一鍬地蔵(鎌倉中期)。午前中日が当たると像容がわかりやすいです。
奈良市(東エリア) 水呑地蔵(鎌倉)。今でも傍から水が湧き出しています。この近くに「赤門」と呼ばれた奈良大門があったと考えられています。今でも水呑地蔵から奈良へ降る道は赤門坂と呼ばれています。奈良大門が焼失した際、この石仏も火に焼かれ損傷を受けたのではないかと言われます。「(願主)僧東小田原□□院大工□□」
水呑地蔵(鎌倉)。今でも傍から水が湧き出しています。この近くに「赤門」と呼ばれた奈良大門があったと考えられています。今でも水呑地蔵から奈良へ降る道は赤門坂と呼ばれています。奈良大門が焼失した際、この石仏も火に焼かれ損傷を受けたのではないかと言われます。「(願主)僧東小田原□□院大工□□」
奈良市(東エリア) 浄瑠璃寺本堂前のお正月飾り。
浄瑠璃寺本堂前のお正月飾り。
奈良市(東エリア) 浄瑠璃寺三重塔。
浄瑠璃寺三重塔。
奈良市(東エリア) 浄瑠璃寺の鎮守跡。明治の神仏分離まで、白山神社と春日神社がありました。
浄瑠璃寺の鎮守跡。明治の神仏分離まで、白山神社と春日神社がありました。
奈良市(東エリア) 宝池越しに浄瑠璃寺本堂。
宝池越しに浄瑠璃寺本堂。
奈良市(東エリア) 元は浄瑠璃寺境内にあった社殿がこちらに移され、現在は西小地区の鎮守となっています。浄瑠璃寺の鎮守だった頃の社殿は、移転時には既にボロボロだったようで、今は残っていません。
元は浄瑠璃寺境内にあった社殿がこちらに移され、現在は西小地区の鎮守となっています。浄瑠璃寺の鎮守だった頃の社殿は、移転時には既にボロボロだったようで、今は残っていません。
奈良市(東エリア) 春日神社前の灯篭。「春日社」
春日神社前の灯篭。「春日社」
奈良市(東エリア) 「白山社」
「白山社」
奈良市(東エリア) 「春日大明神/白山大権現」
「春日大明神/白山大権現」
奈良市(東エリア) 白山神社はありませんが、春日神社のお社の左奥に、小さなお社があり、中に石が置かれています。これが何なのか地元の人に聞いても、わからないとのことでした。もしかすると、この石は浄瑠璃寺の鎮守だった白山神社に使われてたもので、この小さなお社は白山神社の名残りかもしれません。
白山神社はありませんが、春日神社のお社の左奥に、小さなお社があり、中に石が置かれています。これが何なのか地元の人に聞いても、わからないとのことでした。もしかすると、この石は浄瑠璃寺の鎮守だった白山神社に使われてたもので、この小さなお社は白山神社の名残りかもしれません。
奈良市(東エリア) 浄瑠璃寺奥之院瑠璃不動磨崖仏。明治か大正に造立された丸彫不動三尊像の上、滝を一段登ったところにあります。
浄瑠璃寺奥之院瑠璃不動磨崖仏。明治か大正に造立された丸彫不動三尊像の上、滝を一段登ったところにあります。
奈良市(東エリア) 上半身部分が剥落して下にずり落ちています。
上半身部分が剥落して下にずり落ちています。
奈良市(東エリア) 「永仁四年(1296)丙申二月四日願主僧祐乗」
「永仁四年(1296)丙申二月四日願主僧祐乗」
奈良市(東エリア) 実範上人御廟塔。
実範上人御廟塔。
奈良市(東エリア) 一応お掃除しておきました。
一応お掃除しておきました。
奈良市(東エリア) 牛塚十三重石塔・首なし地蔵・伊勢参りの記念碑
牛塚十三重石塔・首なし地蔵・伊勢参りの記念碑
奈良市(東エリア) 解説看板がありました。
解説看板がありました。
奈良市(東エリア) 牛塚から奈良坂方面に少し降ったところにある十三重石塔の笠石。
牛塚から奈良坂方面に少し降ったところにある十三重石塔の笠石。
奈良市(東エリア) 半分に割れています。
半分に割れています。

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