筑波山トレーニング 御幸ヶ原コース ~ おたつ石コース ~ 迎場コース 第53回

2021.12.31(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 20
休憩時間
0
距離
5.6 km
のぼり / くだり
606 / 604 m

活動詳細

すべて見る

なんとか年末年始トレーニング三日目に漕ぎつけました。 昨年こそ太平山になりましたが、登り納めはやはりこの山、私の登山のルーツ、筑波山です。 せっかく大晦日に登るなら、ご来光を拝みたいよねということで、暗い中頑張ってきました。 4時45分に家を出発、5時30分到着、5時45分登山開始、6時50分女体山山頂&ご来光という全く余裕のない計画も、昨晩雨が降ったのか、途中の道が凍っててスピードが出せず5時40分到着、5時50分登山開始となりました。なぜここまで余裕のないスケジュールを組むのか?、それは山頂で3分までしか待ちたくないからです。筑波山と自分の実力を知り尽くしている私としてはこんなクソ寒い中、山頂で10分も待つなんて屈辱以外なのものでもありません。しかし、山頂まで1時間ちょうどというのは私のベストタイム(おそらく)59分あたりに対して、1分しかマージンありません。一昨日、昨日と仕上がっていない身体なのにシーズン中の強度で歩いてきた為、筋肉痛でバキバキの身体を考えると65分くらいでしか登れないよなと、普段なら諦めモードですが、ここ数年、心を磨いてきた私としてはこれしきのことで折れる訳にはいきません。目標60分を目指して今年最後の登山を楽しみました。 病は気からではありませんが、気持ちって凄いですね。軽い筋肉痛があるかなぁくらいで、バキバキだった身体が嘘のように動きます。とにかく自分の100%を出し切ろうと60分間必死にもがきました。残り15分くらいかなというポイントで3分遅れかというペースでしたが、ランナーズハイ的にどんどん息が入ってきてなんとか挽回し、61分で山頂へ到着。ご来光も1分後と完璧なアタックになりました。 しかし問題は降り。登ったことある方はご存じでしょうが、女体山から弁慶茶屋跡方面に向かう降りは滑りやすい岩場がたくさんで、雨の日はもちろん、今日は軽く霜が降りて凍ってるので、非常に危険な状態(死にやしませんが転倒からの骨折は軽くいけるレベル)です。 そしてついにこの瞬間がやって来ました。2年間守り続けて来たノー転倒、ノー尻餅記録に終止符が打たれました。気力を使い切り普段なら置かない不安定な場所に足が進むのなんの。一度は体勢を立て直し、気持ちを奮い立たせたつもりも、二度目は見事に岩の上でツルッといき、右のお尻を岩に強打。幸い症状は軽い打撲でしたが、豪快にやっちまったなと…その後も三度転びそうになり、集中力が切れて連打を浴びるピッチャーの気持ちが初めて理解出来ました(笑) やはり凍った筑波山は上級者クラス。日頃から安全登山には自分のペースで登ることが一番大切と説いて来ているくらいなので、今日はやっちゃうのはもちろん想定内。勝手を知り尽くした筑波山、太平山以外でこういう登山をしないという決め事は今後も守っていこうと強く思いました。 今年の活動はこれにて終了とさせていただきます。年内にコケれたので、肩の荷が降りて気持ちよく新年を迎えられそうです。 一年間くだらない活動日記をご愛読いただきありがとうございました。皆さんが楽しく年末年始を過ごされて、来年も素晴らしい登山が出来ることを祈っております。 日本全国、誰もが登山を楽しめるように尽力してくださる全ての方に感謝致します。という言葉で締めさせていただきます。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。