活動データ
タイム
31:31
距離
38.4km
のぼり
3360m
くだり
3357m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る前々から行きたいと思っていた屋久島、年末の休みを利用してsea to summit(to sea)に挑戦してきました❗ 当日の山道状況の参考になればと写真多めですがご容赦くださいm(__)m ○12/25 楠川歩道~白谷雲水峡~白谷小屋 お昼過ぎに屋久島空港に到着し、空港にて昼食とガスカートリッジ購入を済ませ楠川へと移動。 海岸からしばらくは舗装された道をテクテク歩き、楠川歩道に入ってからはピンクテープを目印に進んでいく。一ヶ所渡渉箇所があるほか、多少荒れてはいるものの、距離は長くはなくそこまで難しくはない印象。 雲水峡は観光地とあって歩き易く景色も良し、夕方でも散策している方がおりました。 この日は最後まで雪を見ることはなく白谷山荘まで、小屋は私1人だけの貸し切り、お手洗いや水場が建物内にあり非常に便利な小屋でした。 ○12/26 白谷小屋~縄文杉~新高塚小屋 空が白む頃に外を見るとうっすら雪化粧、風はビュウビュウ吹いてはいるが木々に守られてそこまで強くは感じないといったところ。 小屋から楠分岐までは下り中心で積雪少なく危険箇所もなし。 楠川分岐からは延々と続く平坦なトロッコ道、濡れた枕木がよく滑るほか、時折出てくる橋は隙間が大きいので落とし物や躓きにご注意を… トロッコ道の終点からは登り中心で積雪が増え始める、ちょっとした渡渉もあって少し歩きにくいところがちらほらあります。 流石にこんな天気の日に散策する方は少ないようで、すれ違ったのはガイドツアーなど7組程度、ウィルソン株や縄文杉なんかも混雑を気にせずゆっくり楽しめました☺️ 縄文杉から高塚小屋はすぐ近く、立ち寄って少し一息、おやつを食べてチェーンスパイクを着けて新高塚小屋へともう一歩き。 高塚小屋から先は5cm程度積雪、ノートレースなので迷わないよう少し注意をしつつ進みます。 小屋は昨日に続き1人きり、水場は枯れてはいないものの水量少なめ、トイレはトイレットペーパー持参なのでご注意です😌 ○12/27 新高塚小屋~宮之浦岳~花之江河~淀川小屋 夜間の降雪は少なく風も大分落ち着いたようなので、宮之浦岳への登山を決定し日の出を待って出発。 12本アイゼンを着け、ノートレースサラサラの雪道を黙々と歩いていく。小屋の近くは5cm程度の積雪でしたが、次第に深さを増していき平石の手前あたりからは25cm程度の積雪に。 木々に囲まれているおかげで風はそこまで強くないけれども、凍った木々がザックに引っ掛かって中々に歩きづらい😓 宮之浦岳の周辺では最大50cm程度の積雪で、深さそのものよりも見かけは平坦なのに踏み抜きと岩が混雑しており、アイゼンの一部が引っ掛かり足がもつれたり、着地の負担が足首に余計にかかるので難儀しました😣 なんとか登頂し、よっしゃと喜ぶのもほどほどに、強風のためそそくさと下山へ。 山頂から黒味岳分岐まではロープ場があったりと難しくはないものの注意を要する箇所がちらほらと、道中は天気が落ち着いて綺麗な景色をみることができました。 黒味分岐以降はアイゼンでは歩きにくくチェーンスパイクで十分な感じ、迫る日没に内心少し焦りつつ樹林帯を小屋へと進み無事到着。 この日は先客が2名、水場は小屋裏手の川から汲み、トイレはペーパー要持参です。 12/28 淀川小屋~尾之間歩道 最終日は青空のぞく良い天気、チェーンスパイクを着けていざ下山。 淀川入口から尾之間歩道に入ると最初のうちは言うほど荒れてはいない?という印象でしたが、次第に植物の密度が増えて歩きにくくなります。 ノンキ岳を過ぎたあたりからが本番といった感じで、ピンクテープと時折出てくる順路標示を頼りに倒木を越え、渡渉し、ひたすらに人気のない森の中を歩いていくのですが、苔むした足元が非常に滑り易く集中力を削られます。 一方で下ばかりみているとテープを見落とし道に迷いそうになるなど、ある程度落ち着いて行動できる気力体力がないと厳しいルートですね😣 (私も2,3回谷へと間違えて降りて行きそうになりました💦) ただ、苦労の分もあってか縄文杉周辺とはまた違った非常に濃い自然を楽しめるのはなんとも魅力的です😄 蛇之口滝との分岐まで降りてこられれば一安心、比較的整備された歩きやすい道が続きます。それでも細いトラバースや滑り易そうな大岩があるので最後まで気をつけて💪 ハイキングコースを抜け登山口に到着すれば目の前には尾之間温泉がありますが、入るのは我慢して海岸までもう一踏ん張り。 縦断を終えた後、夕焼けに染まる海岸はそれはもう綺麗な眺めでした…
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