年の瀬の由布岳

　帰省1日目は、家からグリンピア八女までロングラン！28km走って500mの登り。なかなかの充実感。地元の懐かしい味で回復して翌日目指すは豊後の名峰由布岳。毎年恒例の年納め行事だ。昼の12時ごろ送ってくれた母と別れて登山を開始する。後からつけるのが面倒なので先にチェーンスパイクをつけておいた。 　 　広い裾野を優美に広げた独立峰を目指す。百名山に選ばれてはいないものの、風格や佇まいは他の百名山級の山々と比較しても遜色なかろう。約1ヶ月ぶりの登山に身体が躍動。脈打つ心臓から新鮮な血液が大腿筋へと注ぎ込まれる！！今日はすこぶる調子が良いようだ。 　程なくしてジグザグの道が始まる。息が上がらないギリギリで進んでゆく。1時間でなんとマタエまで到着してしまう。速くなったもんだ。 　最後のちょっとした岩場は強風に吹かれ、氷がこびりついていた。東峰は誰もおらず、ここで記念写真を撮りそそくさと退散。マタエで別府市在住のおじさんと少しばかり山談義。この山は、若者から年配の方まで色んな人が登っている山だなあといつも思う。特に年配の方は皆さん柔和な笑みを浮かべられるので心地よい。 　下りは一直線。3シーズン用のミドルカットだったが、足が止まらない！！マタエから37分で正面登山口へ到着。あまりに早く到着してしまい、湯布院観光をしていた母は時間が足らなかったようだ。肥前が城まで行けばよかったなあと反省。 　頂上で展望はなかったが、下ると青空が時折姿を表し、しばし絶景を楽しんだ。明日はくじゅうだ！！