活動データ
タイム
02:02
距離
7.3km
のぼり
361m
くだり
361m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る■山納めの時期が迫ってきました。できれば今年中に近場の里山を二つ歩こうと思っていて、今回は午後の空いた時間を利用して、名取市の五社山を訪れました。最初に歩いたのは2009年。今日は2度目の訪問になります。 ■登山口は愛島台団地を奥に入ったところにあります。駐車スペースはほとんどなく、行き止まりの舗装道路の歩道に普通乗用車が2台駐車してありました。行き止まりのところに数台止められそうな空き地があったので、そこに止めて歩き始めました。 ■しばらくは一般道のような道を歩いていきます。5、6分ほどで案内板のある登山道入り口に着きました。周囲は造成放棄地のような感じで、ススキが茂っていました。案内板の左手から急な道を登っていきます。アオダモの木が群生する場所を過ぎて杉林に入り、つづら折りの道をしばらく登ると稜線に出ました。アカマツとコナラが優勢な雑木林が広がっており、葉の落ちた今の時期は開放的で気分よく歩けます。右手には遠く太平洋が見えています。いい里山です。 ■広い遊歩道のような道は外山へと続きます。このまま比較的緩やかな道が続くのかと思いきや、ここから先はアップダウンを3回繰り返すハードな道に変わりました。百段近い階段を降り、また上ってピークに至り、そこからまた階段を下って登ります。ここは冬場のトレーニングに良い道でした。3回目のアップダウンの先に展望台への分岐点があり、そこを直進すると五社山に着きます。五社山の山頂は不明瞭で、標識もありません。山頂と思しきところをぐるぐる歩いて展望地に戻りました。 ■展望地には石の祠が6つ祀ってあり、展望は南東の方角に開けています。手前には愛島台団地、その先には岩沼市にある製紙工場、さらに阿武隈川の河口付近も見えています。左に目を移せば、仙台空港周辺、さらに今泉の清掃工場から立ち上る白い煙も目に入ります。今日は、見通しがそれほど効くわけではありませんが、もちろん太平洋が広がり、爽快感のある展望を味わいました。 ■展望をしばらく楽しんで、来た道を戻ります。アップダウンを繰り返しているうちに、日は大分傾いてきました。冬の日没は早く、影も長くなっています。4時前に登山口に下り、そこから広い道を歩いて車に戻りました。 ■五社山は思ったよりもアプローチがよく、自宅から30分もかからず登山口に着きます。冬場の里山歩きに、ひとつバリエーションが加わりました。なお、この愛島台団地へは、バイパスからトンネルを抜けて行きますが、トンネルを抜けると異空間に入ったような感覚になり、新鮮な驚きがありました。まだ行ったことのない方は、一度、このトンネルを抜けてみてください❗️
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