寒波前に、霊仙山へ。

2021.12.24(金) 日帰り

注意情報

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チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 49
休憩時間
43
距離
18.6 km
のぼり / くだり
1389 / 1393 m
50
50
33
14
23
22
15
31
29
48
11

活動詳細

すべて見る

残念ながら荒天予報で予定中止になった、先週末。 しかし年休を取っていた金曜は天気がよさそうだったので、積雪期に登ってみたかった霊仙山へ。 実は数日前に堂満ルンゼで、2WDの私の車では上の駐車場の手前の斜面が越えられなかった。 すっかり車で嵌りたくないモードになっていたので、周回に効率のいい今畑側ではなく林道歩きが長く駐車場も有料な醒井養鱒場の駐車場に停めてスタート。 小一時間歩いて、ようやく登山口に到着。 特に難所もなく、七合目へ。 この辺りから、一気に視界が開け、目の前に広大なカルスト台地が広がる。 琵琶湖が近く、やがて伊吹山も見えてくる。 所々雪のないとこでトレースが分からなくなり、方角を確認しつつ適当に進んで、山頂到着。 山頂からは、琵琶湖や鈴鹿の山々や伊吹山、広いカルスト地形が一望出来る。 思ったより雪が減っていて茶色が混ざっているのが残念だが、一面まっしろだったら素晴らしい眺望になると思う。 霊仙山には何故か山頂と最高点があり、続いてそちらへ向かう。 ショートカットだと思ったトレースを追ったら通り過ぎてしまい、無駄に戻る羽目になってしまったが、カレンフェルトの丘になっている最高点に到着。 寒波前で天気がよくて気温も低くないので、ここで景色を見ながらゆっくりお昼に。 こんなまったり試練のない山行は、久しぶりだなあと、この時は思っていた。 休憩後、時間は大丈夫そうなので周回することにする。 しかし鈴鹿の山や琵琶湖が見え、眺望はいいが、気温が上がってきて稜線上は結構踏み抜きあり。 そして近江展望台からの急な下りが、溶けかけた雪でどろどろになっていて、滑る滑る! やっぱり、試練はあった、、、。 樹林に入った後は、歩きやすい道になり、今畑登山口まで一旦降りる。 そこから林道を歩き、落合から汗拭峠に登り返す。 渡渉数回、後半急斜面、雪が積もると危なくなりそうなトラバースあり、この日は問題なかったが雪の状態によっては難しくなりそう。 帰りの林道は長いと思いつつ、無事下山。 ここで駐車料金を払った時に、普通車400円だと思っていたのが、登山車は600円だということにようやく気付き、なんとなくショックを受ける。 登山車って(笑)。 寒波前に、霊仙山に登ってきました。 思ったより雪は少なかったが、青空の下で雪の積もった広いカルスト台地を歩き、琵琶湖や伊吹山を眺めてゆっくり出来たので、よし。 機会があれば、一面まっしろになった時にまた登ってみたい山です。

霊仙山 車で嵌りたくないので、醒ヶ井養鱒場の駐車場に停める。
先行車なし。
普通車400円だと思っていたら、横に薄く登山車600円となっていた、、、せめて500円にしてほしい。
車で嵌りたくないので、醒ヶ井養鱒場の駐車場に停める。 先行車なし。 普通車400円だと思っていたら、横に薄く登山車600円となっていた、、、せめて500円にしてほしい。
霊仙山 暫く道路歩き。
雪が思ったより減っていて、もっと先まで車で行けたかな?と思ったが、
暫く道路歩き。 雪が思ったより減っていて、もっと先まで車で行けたかな?と思ったが、
霊仙山 倒木があって、車では通れない。
大人しく養鱒場かその手前に停めるしかないようだ。
倒木があって、車では通れない。 大人しく養鱒場かその手前に停めるしかないようだ。
霊仙山 小一時間ほどで、登山口に到着。
小一時間ほどで、登山口に到着。
霊仙山 まっすぐ進んで、左手に登山届ボックスと東屋。
トイレはなし。
まっすぐ進んで、左手に登山届ボックスと東屋。 トイレはなし。
霊仙山 少し歩いて、左手から登山道に入る。
少し歩いて、左手から登山道に入る。
霊仙山 踏み跡は落ち葉等でやや分かりにくいが、
踏み跡は落ち葉等でやや分かりにくいが、
霊仙山 ピンクリボンや標識があったので、注意すれば迷うことはなかった。
ピンクリボンや標識があったので、注意すれば迷うことはなかった。
霊仙山 廃墟のような、山小屋・かなや。
今は勿論営業していない。
簡易トイレがあったが、怖くて使う気にはならず。
廃墟のような、山小屋・かなや。 今は勿論営業していない。 簡易トイレがあったが、怖くて使う気にはならず。
霊仙山 汗フキ峠へ。
汗フキ峠へ。
霊仙山 小屋から稜線までは、道が分かり易かった。
斜度も緩やか。
小屋から稜線までは、道が分かり易かった。 斜度も緩やか。
霊仙山 二合目・汗拭峠。
ここで、落合からのルートと合流。
最近は落合から周回する人の方が多いみたいで、その方が効率がいい。が、積雪期は2WDなので車では無理しないようにしている。
二合目・汗拭峠。 ここで、落合からのルートと合流。 最近は落合から周回する人の方が多いみたいで、その方が効率がいい。が、積雪期は2WDなので車では無理しないようにしている。
霊仙山 尾根に出るが、雪がない。
尾根に出るが、雪がない。
霊仙山 五合目手前から、ようやく登山道に雪が。
先週の雪は、あっと言う間に融けたらしい。
五合目手前から、ようやく登山道に雪が。 先週の雪は、あっと言う間に融けたらしい。
霊仙山 五合目。
五合目。
霊仙山 だが、その分寒くないので雪が溶け、ぬかるんで滑りやすい所も。
だが、その分寒くないので雪が溶け、ぬかるんで滑りやすい所も。
霊仙山 山頂方向。
山頂方向。
霊仙山 樹林を抜けると、石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水などによって侵食されたカルスト地形が広がる。
樹林を抜けると、石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水などによって侵食されたカルスト地形が広がる。
霊仙山 琵琶湖が凄く近い。
しかし、残念ながら霞んでいる。
琵琶湖が凄く近い。 しかし、残念ながら霞んでいる。
霊仙山 七合目到着。
この辺りから、ようやくほぼ雪が繋がった。
七合目到着。 この辺りから、ようやくほぼ雪が繋がった。
霊仙山 だが、雪は思った以上に減っていて、持ってきたスノーシューはやっぱり歩荷訓練になりそう。
だが、雪は思った以上に減っていて、持ってきたスノーシューはやっぱり歩荷訓練になりそう。
霊仙山 朝は、足跡の上はさほど沈まなかった。
朝は、足跡の上はさほど沈まなかった。
霊仙山 広い空間が、気持ちがいい。
広い空間が、気持ちがいい。
霊仙山 これでもっとまっしろだったら、さぞ美しいだろう。
これでもっとまっしろだったら、さぞ美しいだろう。
霊仙山 8合目、お虎ヶ池と霊山神社。
虎、、、新年に来るべきだったか。
8合目、お虎ヶ池と霊山神社。 虎、、、新年に来るべきだったか。
霊仙山 雪原を、進んでいく。
雪がないところでトレースや踏み跡をちょこちょこ見失い、適当に方角を確認して進んでいく。
雪原を、進んでいく。 雪がないところでトレースや踏み跡をちょこちょこ見失い、適当に方角を確認して進んでいく。
霊仙山 溶食された石灰岩が柱状に立ち並ぶカレンフェルトの丘の上に、看板発見。
溶食された石灰岩が柱状に立ち並ぶカレンフェルトの丘の上に、看板発見。
霊仙山 九合目、経塚山だった。
九合目、経塚山だった。
霊仙山 ここが避難小屋方向への分岐で、15分くらいで行けそうだが、天気が良く周回コースからはずれるので、今回は寄らず。
ここが避難小屋方向への分岐で、15分くらいで行けそうだが、天気が良く周回コースからはずれるので、今回は寄らず。
霊仙山 目立つ山が見えるなと思ったら、上の方だけ白い、伊吹山。
目立つ山が見えるなと思ったら、上の方だけ白い、伊吹山。
霊仙山 山頂は、周回コースから少し外れている。
右山頂方向、左周回。
山頂は、周回コースから少し外れている。 右山頂方向、左周回。
霊仙山 山頂手前の登り。
ようやく雪山らしくなった。
山頂手前の登り。 ようやく雪山らしくなった。
霊仙山 霊仙山、山頂到着。
結局、今回はスノーシューは勿論、アイゼンもピッケルもチェーンも使わず、ツボ足のままだった。
榑ヶ畑からは特に難所はなかったので、積雪期はこっちからが無難かも。
霊仙山、山頂到着。 結局、今回はスノーシューは勿論、アイゼンもピッケルもチェーンも使わず、ツボ足のままだった。 榑ヶ畑からは特に難所はなかったので、積雪期はこっちからが無難かも。
霊仙山 伊吹山方面。
伊吹山方面。
霊仙山 あっちの方が、雪があったかな。
あっちの方が、雪があったかな。
霊仙山 琵琶湖と長浜の街。
琵琶湖と長浜の街。
霊仙山 鈴鹿方面。
御池辺りかな。
鈴鹿方面。 御池辺りかな。
霊仙山 何故か霊仙山には山頂とは別に最高点があるので、そちらに向かう。
少し戻った所で、経塚山手前で右に向かうトレースが。
何故か霊仙山には山頂とは別に最高点があるので、そちらに向かう。 少し戻った所で、経塚山手前で右に向かうトレースが。
霊仙山 きっと最高点へのショートカットに違いないと思い込み、そちらへ向かう。
きっと最高点へのショートカットに違いないと思い込み、そちらへ向かう。
霊仙山 気温が上がってきて暑いくらいで、時々踏み抜くようになってくる。
気温が上がってきて暑いくらいで、時々踏み抜くようになってくる。
霊仙山 周回の稜線に合流。
途中で気づいていたが、どうも最高点へのショートカットではなく周回のショートカットだったよう。
最高点は、通り過ぎてしまった、、、。
周回の稜線に合流。 途中で気づいていたが、どうも最高点へのショートカットではなく周回のショートカットだったよう。 最高点は、通り過ぎてしまった、、、。
霊仙山 がっくり来るが、目の前には青い空の下の御池岳。
がっくり来るが、目の前には青い空の下の御池岳。
霊仙山 渋々周回コースを戻る。
渋々周回コースを戻る。
霊仙山 最高点到着。
最高点到着。
霊仙山 山頂方向。
山頂方向。
霊仙山 避難小屋の奥に、
避難小屋の奥に、
霊仙山 伊吹山。
ここから見ると、凄く存在感がある。
伊吹山。 ここから見ると、凄く存在感がある。
霊仙山 鈴鹿方向。
鈴鹿方向。
霊仙山 無駄に戻ってきた、周回ルートの稜線。
もう少し雪があれば、もっとキレイだったろう。
無駄に戻ってきた、周回ルートの稜線。 もう少し雪があれば、もっとキレイだったろう。
霊仙山 だが天気がよく、風も弱いので、座り込んでお昼にする。
雪の量は思ったより少なかったが、青空の下で誰もいない空間でのんびりするのは贅沢な時間。
だが天気がよく、風も弱いので、座り込んでお昼にする。 雪の量は思ったより少なかったが、青空の下で誰もいない空間でのんびりするのは贅沢な時間。
霊仙山 ピストンにするか少し迷ったが、せっかくなので周回することにする。
ピストンにするか少し迷ったが、せっかくなので周回することにする。
霊仙山 鈴鹿の山や
鈴鹿の山や
霊仙山 琵琶湖も見え、眺望はいい。
琵琶湖も見え、眺望はいい。
霊仙山 稜線も気持ちよさそう。
稜線も気持ちよさそう。
霊仙山 しかし、気温が上がってきて、結構踏み抜く。
岩も埋まっているので、ちょっと歩きにくい。
しかし、気温が上がってきて、結構踏み抜く。 岩も埋まっているので、ちょっと歩きにくい。
霊仙山 だが、青空に雪原はやっぱりいい。
だが、青空に雪原はやっぱりいい。
霊仙山 近江展望台到着。
近江展望台到着。
霊仙山 見晴はいい。
見晴はいい。
霊仙山 琵琶湖の畔に建物までよく見える。
琵琶湖の畔に建物までよく見える。
霊仙山 展望台から少しすると、下りになるが、
展望台から少しすると、下りになるが、
霊仙山 かなりの急斜面。
かなりの急斜面。
霊仙山 そして雪解け水でどろどろで、滑る滑る!
ここの下り、結構大変だった。
こんな中途半端な積雪の時は、下りで使うのはオススメしない、、、。
そして雪解け水でどろどろで、滑る滑る! ここの下り、結構大変だった。 こんな中途半端な積雪の時は、下りで使うのはオススメしない、、、。
霊仙山 樹林に入り、どろどろ急斜面は終了し、ほっ。
樹林に入り、どろどろ急斜面は終了し、ほっ。
霊仙山 笹峠。
笹峠。
霊仙山 ここからは歩きやすい道だが、空間が広いので、積雪があってトレースがないと方角要確認。
ここからは歩きやすい道だが、空間が広いので、積雪があってトレースがないと方角要確認。
霊仙山 ツヅラに標高を下げていく。
ツヅラに標高を下げていく。
霊仙山 倒木はあるが、問題ない。
倒木はあるが、問題ない。
霊仙山 建物が出てきて、
建物が出てきて、
霊仙山 暫く下ると、今畑登山口。
暫く下ると、今畑登山口。
霊仙山 落合方向に道路を数分進んだスペースに、皆さん駐車されているよう。
今の積雪なら私の車でも来れたかもしれないが、凍結すると怪しい。
落合方向に道路を数分進んだスペースに、皆さん駐車されているよう。 今の積雪なら私の車でも来れたかもしれないが、凍結すると怪しい。
霊仙山 ここでピンクリボンに従い、分岐を左へ。
ここでピンクリボンに従い、分岐を左へ。
霊仙山 すぐに渡渉。
丸太は危なそうなので、手前を渡る。
これは難しくなかった。
すぐに渡渉。 丸太は危なそうなので、手前を渡る。 これは難しくなかった。
霊仙山 沢に沿って進み、
沢に沿って進み、
霊仙山 最初うっかり通り過ぎてしまったが、右に出てくるピンクリボンで右に曲がり、また渡渉。
最初うっかり通り過ぎてしまったが、右に出てくるピンクリボンで右に曲がり、また渡渉。
霊仙山 ここは、少し難しめ。
ここは、少し難しめ。
霊仙山 そしてまた渡渉。
ここも、ちょっと難しめ(←渡渉苦手)。
雪が増えると、渡渉どうなるか。
そしてまた渡渉。 ここも、ちょっと難しめ(←渡渉苦手)。 雪が増えると、渡渉どうなるか。
霊仙山 その後積雪が増えると危なくなりそうな、沢に近い細いトラバース路を進む。
その後積雪が増えると危なくなりそうな、沢に近い細いトラバース路を進む。
霊仙山 あれ、なんか踏み跡が薄くなったと思って、少し戻ってみると、
あれ、なんか踏み跡が薄くなったと思って、少し戻ってみると、
霊仙山 トラロープに沿って左上に登るが、正解だった。
トラロープに沿って左上に登るが、正解だった。
霊仙山 急斜面を登って、
急斜面を登って、
霊仙山 汗フキ峠に戻る。
積雪期は、榑ヶ畑より落合からのルートの方が難度は高くなると思う。
汗フキ峠に戻る。 積雪期は、榑ヶ畑より落合からのルートの方が難度は高くなると思う。
霊仙山 帰りの林道は、長く感じる。
帰りの林道は、長く感じる。
霊仙山 無事下山。
無事下山。
霊仙山 前から積雪期に登ってみたかった霊仙山。
残念ながら一週間前にさほど遠くない堂満ルンゼで脇まで埋もれた雪は、急激に減っていた。
踏み抜きとどろどろ急斜面には苦労したが、青空の下で広いカルスト台地を静かに歩くのは気持ちがよかった。
今度は、もっと積雪が多い時に登ってみたい。
前から積雪期に登ってみたかった霊仙山。 残念ながら一週間前にさほど遠くない堂満ルンゼで脇まで埋もれた雪は、急激に減っていた。 踏み抜きとどろどろ急斜面には苦労したが、青空の下で広いカルスト台地を静かに歩くのは気持ちがよかった。 今度は、もっと積雪が多い時に登ってみたい。

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