大和葛城山

2021.12.22(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 11
休憩時間
1 時間 1
距離
8.4 km
のぼり / くだり
769 / 644 m
2 17
5
12

活動詳細

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スタート地点はゴール地点と同じ。周回コースです。どういうわけか地図の経路が誤って表示されてしまった。(LABO版の地図データだから?) 曇天で金剛・葛城の山なみは全く見えない。水越トンネルの近く、平日でも旧道はすでに駐車スペースが限られていた。天狗谷ルートは数年前の豪雨であちこち道が崩れて、沢歩きの方が楽チンな場所が数カ所。どなたかわからないが、何箇所も倒木を切って通りやすくしてくれている。 沢道を離れ植林の中を登り切ると尾根に到達。ベンチで小休憩。ここからの植林はよく手入れされている。枝が払われ真っ直ぐに伸びる植林は霧のような景色が風情あり。長谷川等伯の松林図を彷彿させる。等伯もこのような景色に触発されたわけだ。(以前、 TV番組では等伯の故郷、能登の海岸の松林ではと言っていた。) 山頂が近づくと、春にショウジョウバカマの群落があった場所に。もちろん今は咲いていないが、それらしき葉っぱが広がって一部が芽を出し始めている。 先週の雪が解けたためか、ぬかるんだ草地を登りきると山頂。本物の郵便ポストは健在。収集時刻は記載されていないが毎日収集してるのかな? 展望全くなく風が冷たい。葛城ロッジ近くのベンチでインナーのダウンを着込んで昼食。 下山は水越峠へ。パラグライダーの発着場付近で写真を撮っている方に声をかけると、鳥を撮っていると。そこから峠までずっとおしゃべりしながらゆっくり下山した。 その方、とても鳥に詳しくて金剛・葛城近辺のみならず大阪各地の鳥情報もたくさん教えて下さった。この地域の蝶の情報も面白かった。大和葛城山に登るのがこれから楽しみになる情報満載。ありがとうございます。 そういえば、絶滅危惧種のギフチョウの繁殖地としても貴重な大和葛城山。以前から奈良側御所市が条例を定めてギフチョウとミヤコアオイの保護活動をしていたが、新たに大阪側の千早赤坂村と河南町も連携して保護条例を定めていることがわかった。 ギフチョウは何回か見ににきて繁殖行動を観察したことがある。ここで捕獲すると法令違反。いずれにせよ、繁殖を阻害する行動は厳に慎んでもらいたい、と思う。

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